◯ 第2回公認心理師ギリギリ合格者に勉強法のコツを聞く
Y先生(以前話を聞いた、産業、開業領域で141点合格の先生 産業カウンセラー、キャリアコンサルタント2級、キャリアコンサルタント技能士)
僕「今日はお時間あるってことで少しお話聞けたらと思いまして」
Y先生「とにかく時間なかったのよ。受験勉強できたの正味2カ月ぐらいでもう寝ないで集中ね。本業忙しいし」
僕「大変でしたね、先生は産業領域は得意分野だったでしょうけど」
Y先生「いや、それがね、産業は長いから大丈夫だろうと思ってなんにも勉強しなかったの。そしたらほぼ全滅よお」
僕「えっ、そうなの?」
Y先生「だから何にも知らない司法領域の出題とかの方がね、テキスト見てわからないとまた調べたりして結構正解取れたりしてね」
僕「ふうん」
Y先生「あとは模試をちゃんと受けた」
僕「ほう」
Y先生「辰◯の模試を受けてね、それがそのまま役立つってワケじゃなかったけどね」
僕「うん」
Y先生「そこで出てきた用語や単語でわからないところは徹底的に深掘りしてね」
僕「へえ」
Y先生「あと参考書はナツメ社ファイブアカデミーのが良かったわね。字が大きくて読みやすくて難しい内容も良く書いてあってね。」
僕「ふんふん」
Y先生「丸暗記するつもりでふせんだらけにして読んだ」
僕「へえー、今度見せてくださいよ。参考にするから」
Y先生「捨てた」
僕「えっ」
Y先生「わたしミニマリストだし」
僕「ええっと」
Y先生「あとブループリントもわからない単語があるともう徹底してネットで検索してね、こっちも深掘り」
僕「あ、それ僕もやった」
Y先生「あとは勘とセンスを総動員」
僕「確かにねえ」
Y先生「あと調べれば調べるほどなんか見覚えある単語が増えていくでしょ?そうすると迷った時に『こっち?』って勘で選んだ」
僕「そうすればその問題は正答率50パーセントにはなりますよねえ」
Y先生「一問捨てるよりは粘った方が勝ちね」
※ Y先生は僕とは7〜8年の付き合いになります。
穏やかな人なのでクライエントさんから人気があり、僕のところに来るクライエントさんについても相性が僕よりも良さそうな人については僕が積極的にY先生のところに流しています。
Y先生は心理学科卒ではなく、心理学の勉強を系統立ててしたことはないとのことでしたが、組織からも厚い信頼を得ています。
時間がない中で最小限の勉強で合格したY先生はギリギリの点数ですが、それでも合格は合格だなあと感心しています。
コメント
コメント一覧 (5)
私は、教育職で今回の第2回公認心理師を初めて受験したものです。
資格取得はまったく考えていなかったのですが、
学校心理士取得の際、いっしょに学んだ大学院の同期からの勧めで受験。
慌てて3月に現任者講習会を受け、試験準備を始めました。
教育現場は1学期が忙しく、ゴールデンウィークまでほぼ勉強できない状態が続きました。
現任者講習会、やっと時間がとれたゴールデンウィークにて
一通り参考書に目を通すことができました。
ゴールデンウィークから試験本番まで、3か月ないなか
平日はほとんど疲れてできないので、どうすれば試験に勝負できるレベルにもっていけるか
考えて準備をしました
結果として、合格ラインギリギリの137点(除外問題該当)で合格しました。
感触としては、150点はいける内容だったと思いますが、
落としてはいけない問題を落とさない
認知症や虐待、アセスメント等、事例にもかかわるものについて
おさえる内容をしっかりおさえておくことで、なんとか勝負できたのだと振り返ります。
個人的に
公認心理師って?という?がいっぱいなところが多いのですが
スクールカウンセラーの条件として、公認心理師が必要になってくるので
公認心理師(教育分野)+学校心理士といった捉えでいます。
学校教育は、福祉、医療とも関連があるので
連携という意味では、資格取得は大きくプラスになると考えています。
国がどのような方向にもっていくのだろう(資格更新にしていくのか?等)
今後の動きに注目しています。
ひなたあきらさまには、昨年の第1回公認心理師試験の時から大変お世話になっております。昨年の公認心理師試験では情報量が少なかったので、貴女のブログに励まされ、心理的に落ち着くことができました。深く御礼申し上げます。そのご恩をお返ししたく、私が実施した勉強法についてコメントいたします。
私は第1回公認心理師試験を134点で不合格となりました。いわゆる再受験組です。第1回の時は公認心理師試験に特化した問題集はなく、手探り状態での試験勉強でした。ブルプリの用語の殆どがわからなかったため、それを調べるのにもの凄く時間をかけてしまいました。そのため、試験問題を解くという実践力が足りなかった、と反省し、第2回の試験に臨みました。
京都コムタニスやファイブアカデミー等が実施している模擬試験は必ず受けました。こちらも解けなかった問題について再学習をして知識を貯めていきました。
特にファイブアカデミーの模試には解説動画を見ることができました。その動画に登場した喜田先生(臨床心理士)は、受験のテクニックを教えてもらえたので、独学をしていた私にとっては大変励みになりました。特に事例問題の解き方のコツは目から鱗でした。
現任者講習会テキストやブルプリに関しては第2回受験では全く目に触れませんでした。こちらは見てもあまり効果がないように思われたので実施しませんました。
試験直前は、今まで解いてきた問題集や模試で誤答した問題を再度解いていったり、過去問をやったりして本番に臨みました。気分転換にYoutubeでアップされている公認心理師関係の動画は見ました。プロロゴスの山崎先生、松崎朝樹先生の動画、玉先生の脳に関する動画、パーソナリティ障害に関する動画など、本を読むだけでは理解しにくい部分を補うことができました。
第2回は229点満点中151点で合格をしました。再受験組でしたが、勉強時間はかなり費やしました。決して楽して合格を勝ち取ってはいません。
試験問題は確かに聞いたことがないような用語が連発していましたが、よくよく見ていると基本的な問題が出ていますので、そこをケアレスミスせずに得点して6割を越えるかがカギではないかと思いました。加えてですが、事例問題といえども基礎心理学を問われている問題も多数見受けられます。しっかりと基礎心理学を把握しておく必要があるように思いました。
以上、私の勉強法に関する雑感でした。これから受験される方々への参考になっていただければ幸いです。
コメントどうもありがとうございます。この試験のためには臨床よりも基礎が大切という見方は僕も賛成です。この試験の解法のコツは何か?また考えていきたいと思います。貴重な示唆をありがとうございます。
148点です。私は臨床心理士さんからすると、部外者になってしまうかもしれませんが、多職種連携を大切にするこれからの仕事が「公認心理師」と思い、受験しました。だからこそ、志のある方ならどんな職種の方でも受かってほしいです。
受けようと思ったのは、一年半前、本格的に頑張ったのは、一年ほどです。問題集、参考書あわせて 10冊買いました。模試は、プロロゴスさんのものを1回(合格点より20点低かったです)、暇さえあれば問題集を解いて、難解なところは、参考書で探し、それでもわからなければ、その文を写して音読しました。同じ問題集を5回やりました。間違えた問題は、それ以上やりました。
第1回で受かった人からも練習問題をもらいました。
とにかく、ひたすらです。でも、努力すれば、試験中も、難しくても一つでも、、と思いながらやりました。
あまり参考になりませんが、、