
第2回心理師試験・受験生、読者からの生の声
実は毎日のように受験者の方々、その他この試験にご意見がある方々からのコメントをいただいているのですが、なかなか時間が取れなくて返信できないでおり、申し訳ありません。
それらのご意見、コメントに一括返信するような形での記事になります。
時間が取れたら個々に返信をしていければいいなと思っていましたがなかなか時間が取れず、お詫びいたします。
まずはいただいた貴重なご意見をきちんと掲載した上で、大変失礼ですがまとめた形でまずは僕の見解も載せます。
◯公認心理師試験合格点下方修正予想
◯ 第2回公認心理師試験は本当に難化したのか?
◯ 第2回公認心理師試験合格水準厳格論への反論
◯ 第2回公認心理師試験は臨床能力を測定できたのか?
これらの記事に新たについたコメントです。
僕はいろんな角度から自分の視点で記事を書いているのですが、「公認心理師試験下方修正論」に対する反対意見は多いようです。
点数、合格ラインに関する記事をただのブロガーが過度に期待させるような発言をするべきじゃないという意見は正当性があるものです。
さて、この試験の難易度は人によって感じ方が違います。
それは当然のことと思います。
第1回試験より北海道追試は難しかったけれども、第2回試験の方が易しかったという声もありました。
これは人によって得意分野としている出題領域が違うので当然のことと思います。
ただ、「第1回試験の方が第2回試験より易しかった」
という声は誰からも聞いていません。
第2回試験の受験者のうちとても厳しかったと述べる人たちは、第1回試験、北海道追試を経て穴がないように全問正解できるレベルまで学習したにもかかわらず、今回の試験は知らない用語、知識ばかりで答えようがなかった。
どう考えても前年度の138点には届かない、もう浪人を覚悟している、それでも再受験を考えているけれどもこの先どうやって勉強したらいいのかわからない、今後どうやって勉強すればいいですか?
不意打ちのように知らない知識がどんどん出てくるようでは対策ができない。
などの声がありました。
こういった、今回試験が難しかったという感想は僕のところに来るコメントだけなのかなあ、と疑問に思っていたらベテランで心理の実務経験が長い人でも120点台やそれ以下が多かったという人たちのことを聞いて驚きました。
それがこの試験の困難さを示しているのでしょう。
実際に臨床心理士などの資格を持って現場第一線で働いているにもかかわらず、第2回試験では合格水準の得点は取れない、そんな試験を実施するのはどうなの?
という感想もありそうです。
第1回試験との第2回試験水準の不整合についての不満も多いでしょう。
それから、合格点を下方修正をすべきだという僕の意見は結構な数の方から反対もされています。
その中のいくつかについて紹介します。
1.この試験は面接もなければ実技もない、点数だけが全て
2.試験は厳格な基準で6割合格とするのが公平性がある、試験とはそういうものだ
と雑駁に言えばそういうものです。これらの見解も理はあります。
実際基準点6割厳守の試験もあります。
例えば言語聴覚士です。
簡単な試験ではありませんが合格率は約8割です。
公認心理師試験がどのような水準を求めていてどうなっていくかは現時点では不明なことが多いのです。
今回、多くの人がそれぞれの見地からコメントを下さっています。
自由な意見を述べる権利があるのは民主主義社会においては当たり前のことです。
皆様が「意見」「見解」という形で冷静なコメントを下さるようであればきちんと掲載していきたいと思っています。
コメントを下さった方々には大変感謝しております。
お礼を申し述べるとともに、今後とも宜しくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (9)
先生には、司法領域についてご教示頂き、しかしながら教育領域が散々たる結果で、第3回に挑戦組となりそうです。
昨日もオピオイドなどの問題がニュースで取り上げられておりましたし、エジンバラも総合病院の精神科のコンサルは、産後うつ。
狙いやすいところが、出題された。そのような印象です。
先生も台風など気圧の変化があり、体調のコントロールにお気をつけて下さい。
お疲れ様です。
今後ともご活躍ご健勝をお祈りしています。
ところで僕は一介の心理学ブロガーに過ぎないので、先生と言われると恐縮してしまいますのでさん付けでも結構です。
いつもひなた様のブログを関心をもって拝見しております。ありがとうございます。
第1回、2回の試験の難易度や合格基準の妥当性等について私が語ることは致しませんが、ひとつひなた様の意見を伺いたいのですが、
第1回目の点数配分はどうしてあの様に事例問題は3点にしたと考えますか?そして8割弱の合格率となりました。
私は国家資格は国の意図が反映されるということならば、その合格者の数だけ必要という事だと思いました。
第2回の結果はこれからですが、今回も合格者の数だけ必要だという事ではないでしょうか?そして、今年は難度が上がったという事ならばそこにねらい、理由があるのではないかと考えます。
果たして、結果はどのようになりますでしょうか?
今後もご意見や情報を楽しみにしております。ご自愛くださいませ。
興味深く拝見させて頂いています。
私はメインは大学教育分野ですが、開業もしています。
ご存知だと思いますが、昨年は受験資格(902ルート)の問題があり、私も受験資格貰えませんでした。
弁護士通しても情報開示されることなく、意味不明な基準を適用する組織です。
今年は、開業(902)ルートで受験資格跳ねられた情報は一切上がってきていません。
この辺りと、試験作成メンバーの変更により、試験に対する位置付けそのものが変わってしまったとみています。
なお、私は138点に届かないようで、不合格発表を待つ身です(泣)
やってしまいました。
難易度は、昨年とは雲泥の差です。特に事例。
私は、K社の解答再現に参加ました。個人成績表をいただいたのですが、私の得点の結果は、一般問題の得点率が62.9%、事例問題が76.3%でした。K社の解答再現は参加協力者数が2千名強なので、参考程度だと思います。K社の解答再現に限って言えば、私の場合は、一般問題の得点が低くても事例問題に正答できたことになります。たいした基礎知識がなくても、事例問題で得点できるのであれば、問題の妥当性が問われますね。
私は、教育畑なので、仮にもう一度教員採用試験を受けたとすれば、筆記試験では現役大学生にはかないません。ところが、仮に現任者枠があり事例問題が出題され、その得点が高ければ、現職の強みが生かされると思います。
いずれにせよ、現任者枠のなくなる6回目以降に、国試も大きく変わるのではないでしょうか。
今回、現任者として、初めて受験しました。ネットの解答再現を利用した結果は、一般62.1%、事例71.1%で、総合66.5%でした。
一昨年、社会福祉士試験を受験した時に、心理学に興味を持った事が動機でしたが、第1回試験の過去問を何も勉強せずに解いた時の正答率は70%くらいでした。第2回の難化は想定される事でもあったので、「勉強して70%を目指す」を目標にして、試験に望みました。結局、70%は取れずでしたが、60%程度の正答率に落ち着いたのは、社会福祉士の試験範囲にダブる所が多かったからだと分析しています。
ひなた様の仰るように、今回の試験が臨床能力を図る試験であったか?と聞かれると、自分はNOと答えます。どちらかというと、「心理の知識を深めたワーカー」を選ぶ試験だったように感じています。国の思惑はどうか分かりませんが、心理支援の裾野を広げる意味合いが強いのではないでしょうか?
当面、現任者が受験できる後3回の期間は、心理の知識+社会福祉士の試験のような、広範の制度や対応を問われる問題が続くように思います。そうなると、広く浅くの学習になってきますね。結局の所は、チームケアのピースとしての心理職を増やして、自己研鑽でどうにかしろ!って思いかもしれません。
基準点については、60%から変動してしかるものだと思っているので、下方修正はありえるとも思います。
長文失礼致しました。
(以下、引用)
~監修者からのメッセージ~
今年はあっさりとした問題が多かった印象です。
細かい部分(公的な調査における「暴力行為」の定義など)や表面的な部分(各種アセスメントの目的など)を知らないと解けない問題もありましたが、昨年のように深い知識や臨床経験が求められる問題はほとんどなかったように思います。また、事例問題では判断しきれない問題がありましたが、「何をわかっていてほしいんだろう……」と困ってしまうような、出題者の意図が不透明な問題も減った印象です。
今年も6割程度の得点で合格だとすると、調べればわかる知識とその要諦をつかんでいれば、合格できる試験であるといえるでしょう。これによって心理師への門戸が開かれたと同時に、今後は法に示されている「資質向上の責務」やそのための自己研鑽がより大きな意味を持ち、心理師間の能力にばらつきが生じる懸念を持っています。
https://cocoro-job.jp/test/1026/
本当に
「私ら2回組の受験生のために」〈真摯に〉〈こんなに一生懸命〉向き合ってくださりありがとうございます。
本当に
感謝の言葉しかありません。
本当に
感謝です。
適当に解答を出すところの講師の意見は気にしなくて良いと思います。
例えば大麻とMDMAの問いは普通に調べても分からず論文を探してようやく正答にたどり着く難問でしたし、何をもってして上記のように考えたのか、全く意味がわかりませんでした。試験委員と個人的関係がありそうコメントせざるを得なかったか、と勘ぐりたくなります。