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◯ 第2回公認心理師試験平均点は?

まず合格率8割の第1回試験について受験者の平均点を振り返ってみます。

第1回試験平均点は日本心理研修センターから公表されていません。

わかるのは合格点138点ということだけです。

ここで正確に平均点を予測するには、果たして受験者の点数が正規分布曲線に従っているか、標準偏差、分散(点数のばらつき具合)や歪度がわからない、ということでどんな仮説を立てても統計的検定ができません。

もちろん日本心理研修センターは平均点を把握しているでしょうけれども公表されていません。

そこで以前本当にざっくりと勘で平均点を求めようとしたのですが、160点前後だろうという曖昧な数値しか推測できませんでした。

第1回試験、回答入力式のサイトでの平均点が170点少し欠ける程度、今回は平均点が15点程度低いと入力者から聞きました。

回答入力式サイトはそれなりに意識が高かったり、自信がある受験生が入力しているので点数は高目に出るでしょう。

多分実際の得点平均は入力サイトからマイナス15点ぐらいと思います。

漠然としていますが第1回試験を解いた受験生も第2回では15点から20点程度のマイナス得点だったと聞いています。

そのあたりが平均得点なのではないかという、根拠の薄い僕の周囲のサンプルにしたがって行った予想です。

そうすると平均点は高く見積もっても140点から145点前後、これは受験者の方々が相当に焦るのは理解できます。

120点〜130点前半の方々も多かったと聞いています。

今後も多分公表されないだろう第2回試験平均点ですが、第1回試験と全く合格基準点を同じとして138点を堅持してしまうと多分合格率は50パーセントかそれ以下になってしまうでしょう。

どこの諮問委員会でも公認心理師の望ましい合格率については出ていません。

正答率は6割程度としてあっても、合格率については何のガイドラインもないのです。

だから合格率何パーセントにしようが試験実施側の自由です。

試験難易度の設定も実施する側の自由です。

第1回試験は合格率80パーセント、第2回試験は50パーセントでも何の法律にも規則にも反していません。

だから合格率はどなように定めてもいいのですが、不公平感が募れば試験の価値は大幅に下がると思うのです。