
◯ 正答率6割未満で合格可能性有・公認心理師試験
※ 読者のユキさんから日本心理研修センターが、合格基準6割を切っても合格の可能性があると「第2回公認心理師試験受験者の不満」記事にコメントをいただいたので、僕も日本心理研修センターに問い合わせをしてみました。
ちなみに元のユキさんのコメントです。
ひなたあきら様
今、日本心理研修センターに合格基準ついて問い合わせたところ、かなり肯定的な回答をいただきました。
昨年度の合格基準が「難易度を考慮し」とあったということは、今年度の問題の難易度が高く、自己採点にもばらつきがあり、合格基準を下げるべきでは?と質問したところ、「そのように考慮します。そのようなご要望があったということを報告します」と返答されました。
つまり、合格基準が変わる可能性が絶対ないとは言い切れない状態のようです。
受験者の皆さん、希望を持ってください。
以下、僕から日本心理研修センターへの質問と解答です。
僕「第2回試験はかなり難しかったと僕も周囲の受験生の人たちも言っています。合格基準6割というのはハードルが高すぎるのでは?」
日本心理研修センター
係員「担当者に代わります」
僕(繰り返す)
担当者「はい、合格基準で正答率6割というのは厳密にそのように決まっているわけではありません。他の国家試験と比較検討した上で合格基準は決めていくことになります」
僕「それでは正答率6割でなければ合格と必ず決まっているわけではないと?」
担「そうですね。私の一存ではなんとも言えませんがそのように検討することになると思います」
僕「社会福祉士や精神保健福祉士も正答率6割を切っても合格する可能性があるということと同じということで?」
担「そうですね」
僕「第1回試験と第2回試験との間の難易度がかなり違うのでその辺りは十分に配慮して欲しいということは上の方に伝えていただけますか?」
担「はい、それはもちろん伝えます」
以上
コメント
コメント一覧 (25)
早速記事にしていただき、ありがとうございます。
私もしつこいようですが、もう一度確認したところ、合格基準を「下げる」かどうかについての明確な回答はありませんでしたが、「難易度を考慮します」という回答には変わりはありませんでした。これは、合格基準についての問い合わせが多く、また難易度が高かったことをセンターの担当者レベルでは認識しているのではないか?と推測しました。例えば合格基準が59%になるのであれば135点で合格となり、私も含めてボーダーライン上の受験者の皆様も一安心出来ることになります。問い合わせ件数が増えれば、問題作成者?か担当責任者も合格基準の見直しを検討するでしょうか?
こういった試験には「絶対」ということがありませんし「どうしたらいいか?」というガイドラインもありません。
今判明しているのは「そういった意見を聞いていて検討をきちんと進めている」というだけです。
今行政機関は個人ブログ、twitterなどの書き込みもかなり重視してその意向を無視できなくなってきています。
そういった意味ではユキ様の意見も試験委員会のどこかに反映される可能性もあると思っています。
そうなんですね。和光大学の高坂先生のブログなどもチェックしているのでしょうか?
あのブログの中では相当なディスカッションが繰り広げられていました。それだけ、今回の試験が難解で解答も当初はかなり割れてましたから、そのあたりで受験者はかなり翻弄させられたと思います。
ネット上の情報だけでもあちこちで今回の試験の難解さについては話題になっていることも承知しています。各社の解答速報もだいぶ割れていたり、苦労している様子も窺えます。
こういったさまざまなプロセスを経て試験、そして資格の価値が安定することを望みます。
もし合格基準を下げないのだとすれば、このような返答はないはずですので、おそらく合格基準に変動があるものとして解釈していいのではないでしょうか。
公表を待つのみですが、絶望感に苛まれることなく、受験者の皆様が僅かでもよいので期待を持って公表日をお迎えになられることをお祈りしています!
北海道の追試を受けた者としては、難易度が9月よりも高かったと言われる追試でなぜ、合格基準を下げなかったのかな…と疑問に思いました。
決して今回の試験の合格基準を下げないで!という訳ではありません。
センターに問い合わせなかったからなのか、追試を受けた人数が少なかったので考慮されなかったのか、難易度は同じとされたのか…。
結論は出ませんし、今さら感がありますが。
確定的なことはわかりませんけど希望を捨てずに毎日を過ごしましょう!
確かに北海道追試についても見解は分かれています。
全く同じレベルの同じ問題は作れないのは事実です。
やはりまだ出題範囲、難易度については当局も迷走中なのではないかと思うのです。
私は今年の問題を見る限り、仮にも、心理職、公認心理師になろうとする者であれば、これくらいの知識は最低限抑えておいてもらいたいよねと思える良問だったと思います。
試験実施当局は当然その値を出していて考えることになるのだと思います。
第2回試験の合格率は下がるのでは?という声はあちこちから聞こえています。平均点がどの程度なのか、138点合格ラインでの合格者がどの程度いるのか?
おそらく両方とも第1回よりは低くなるのではないでしょうか?
仮に正答率6割のとき合格率が6割を切った場合、正答率を調整するのかな?
北海道試験は正答率6割で合格率64%ぐらいだったような
ぷーこ様、ひなたあきら様
センターに問い合わせたところ、「合格基準と合格率は比較検討するものではない」、「合格基準は厳密に60%ということではないが、検討委員会カリキュラムの文言を参照してください」、「配点は一般知識問題1点、事例問題3点で変更はない」とのことでした。現時点では、採点の真っ最中のようで、「はっきりしたことは何も分からない」というのが実情のようです。以上のセンターの回答から考えますと、やはり9月13日の公式発表を待つしかないようです。
僕も同様の回答を得ました。
さっそく記事にさせていただきました。
ありがとうございます。
公認心理師にどんな資質を求めるか、どんなレベルがふさわしいかは今後考えていくべき課題です。
匿名様のご意見ももっともだと思えますし、ただ、第1回試験と第2回試験との水準が違い過ぎると資格としての整合性が取れないことは危惧しています。
「第1回合格組だからレベルが低いのは仕方ない」「第2回は優秀だ」と質が不揃いになり、資格としての統一性がなくなることを心配しています。
確かにこれは蓋を開けてみないとわからないのですが、これまでの精神保健福祉士等のこ国家試験を見るとある一定のレベルは維持しつつ合格率もきょくたんには低くしないという対応が現実的に思えます。
あくまで僕の所感ですが。
落ちていると思う人は、もう、今から勉強を始めましょう。
来年はオリンピック開催の影響から、試験期日が前倒しになる可能性があります。
https://yaritaikoto-blog.com/kouninshinrishi-pass-rate/
同様の資格として臨床心理士や精神保健福祉士に近づいていく可能性は十分にあると思います。
オリンピックに関する情報をありがとうございます。
ひなたさんの客観的なコメントで、冷静に公認心理師資格について
考えることができています。56%の得点率の私ですが、皆さんのご意見を拝見しながら9月13日を待ちたいと思います。コメントに対しての返しも素晴らしく、そこも学ばせていただきます。
僕たちは別に試験委員会を敵に回しているわけではなく、クライエントさんのために働くわけですから、らんさんがそのように感じ取ってコメントをしていただき、喜ばしい限りです。
らん様の今後のご活躍を期待しております。
もちろん、このような、試験問題を作成することの困難さは良く分かります。だからこそ、結果を見ながら、勇気を持って柔軟に対応することが必要と考えます。
資格としての一貫性ですね。
受験する年によって資格取得者のレベルが全く違うのではまずいのではないかなあと思っています。
去年も今年同様、解答速報で一喜一憂する方が多かったように思います。
ひなたさんが精力的に活動されているのは分かりますが、個人的には素直に合格発表を待つことが得策ではないかと思いました。
各社の解答速報を用いた自己採点で昨年の合格基準ギリギリの受験者は非常に不安定で藁をつかむ思いで希望を見出そうとしています。
希望を与えるなというわけではありませんが、HPに掲載されていない不確定な情報(他者が確認不可能という意味)を藁として目の前に差し出すのはどうなのだろうか?と思います。
第2回試験の問題の解説などの方が、今後の受験者にとってはプラスになるのではないでしょうか?
貴重なご意見とコメントをありがとうございます。
第1回試験合格者で第2回試験をもしご覧になっていたらそのレベルの乖離に気づいておられると思います。
僕が考えているのは受験者に対する「藁」ではなく、公認心理師数の必要性の担保が今後の公認心理師活動5領域に資するという私見です。
気になる人様のご指摘のとおり、試験に関する心理学情報は大切と思い、過去問から分析した試験直前の予想学習領域を今年提供させていただきました。
第1回前にはかなり多くの情報を集めて記事にしたのですが、僕自身の心理学的な学習水準に疑問を持ったことから消去しています。
そして問題分析は総合的な傾向として今後情報提供していくつもりです。
受験者の方々に役立つ知見を提示していきたいと思いますので、今後ともお気づきの点をご指導願います。