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公認心理師試験受験生の感想-3

(実話、本人掲載了解済み)

※ 今回話したのは企業の保健管理センターなどで働く保健師C先生、臨床心理士資格はないものの、企業からメンタルヘルス責任者として社員のカウンセリングや本社機構、支社、社内全体のメンタルヘルスケア施策を引き受けていて信頼されている先生です。

僕とはお互いにクライエントさんに病院の情報を提供したり、クライエントさんを紹介し合ったりと仕事で密接な関係があります。

この日もそうした恒常業務関係で電話で話しました。

僕「かくかくしかじか、いつも情報提供ありがとうございます」

C先生「ところでね、公認心理師試験の話なんだけどね」

僕「あ、どうでした?C先生、去年は勉強時間がなかったから満を持して今年受験したんですよね」

C先生「それが難しくてね、自己採点してないけど到底ムリね」

僕「C先生保健師でカウンセリングやってるし産業担当者だから相当できると思っていたんですけどねえ」

C先生「うん、医学問題も産業もひっかけ問題みたいなのが多くて、前に勉強した知識も古かったから」

僕「そうですか・・・」

C先生「ひなたくんには色々参考書借りたけど全然役に立たなかったわ、どうもありがとう」

僕「いや、お役に立てて光栄です」

C先生「問題手に入れたらひなたくんもやってみるって言ってたけど、どうだったの?」

僕「うーん、各社によって回答バラバラですね。A社の回答だと75歳の不眠症の患者さんに毎日1時間のジョギングを勧めるのが正解ってなっていたりですね、『えっ』と思ったり本当の正解わからないですね」

C先生「あーあの高血圧の患者さんね、それだけ負荷をかけたら違う意味で永遠の眠りにつけるかもしれないわね」

僕「・・・」

C先生「で、ひなたくん解いてどうだったの?」

僕「去年の試験以来恋人から呆れられながらやくたいもないブログ書き続けてたからわかる問題もあったんですけどね」

C先生「うん、ひなたくんはすごくしつこくて粘着質だからねえ

僕「各社回答で答え合わせしてみると模範解答によって6割切ったり6割7分ぐらいだったり、すごく難しかったですよ」

C先生「うん」

僕「正解を選ぶ問題でうっかり不正解を選んでみたりその逆やったりが多くて。難しい問題に翻弄されてケアレスミスばっかりでしたよ」

C先生「ひなたくんいつも人の話聞かないし注意散漫だもんね

僕「・・・ところでC先生これから公認心理師はどうします?」

C先生「うん、あきらめずにまた来年も受けるわよ」

僕「ブログに使うから受験した問題コピーさせて下さいね」

C先生「ひなたくんはホンっとそういう自己中でデリカシーのかけらも感じられないところが全然魅力的に思えないわね

僕「いや、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」

※ 今回の試験を受けた受験生はみんな散々だったと言います。

僕もやってみてとても今回の試験は難しく感じました。

それでもリチャレンジする精神は立派なものだとC先生の話を聞いていて思いました。

なんらかの補正はないのかな?と思いながらもあきらめないC先生のようにカウンセリングの能力が高く、クライエントさんから信頼されている方にはきちんと合格して欲しいなあと感じました。