ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

2021年11月

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○ Gルート他職種公認心理師受験生の真剣さ

1.緒言

Gルート他職種受験者と院卒臨床心理士からのお互いの反発があり、陰性の感情を持つという悪循環が起こっています。ですが第1回試験が始まってからGルート他職種受験者を見ていると、実に真剣にこの公認心理師資格を取りたいという人たちもいます。

法律関係とか財務関係の資格やらなんちゃらの資格を取って、公認心理師の資格を取る人も確かにいて「どうやって受験資格を得たのさ、これってどうよ」と思われがちな人もいるわけですが、本人の内心はわからないわけで資格マニアなのか本来の相談業務に公認心理師資格をプラスしたいのかもしれないので一概に否定するわけにもいきません。

2.実情

3福祉士の人、言語聴覚士、作業療法士、看護師保健師が公認心理師の資格を取りたいのはなんとなくわからないでもないような気がします。

初めてできた心理の国家資格で学校に行かずして一発で資格を取れればそれは僥倖でしょう。仕事に深みも出ると思います。

ただ、僕のような心理職で心理で飯を食っている人間からすると、また周囲の心理職にも聞くと、じゃあ○福祉司etcの資格を取りたいの?と聞くと答えは「別に…」という人が多いわけです。

まあこれも不思議と言えば不思議なのですが、心理の国家資格というのはなかなかに魅力があるのだろうと思います。

確かに世の中には心理のよくわからない?心理資格があふれていて「なんちゃら傾聴アドバイザー」やら「メンタルヘルス心理カウンセラー○○士」みたいな資格は専門学校や通信講座にあふれています。

それだけ心理資格というのは魅力的です。ところが福祉関係で「○○福祉ケア士」みたいな怪しげな資格は聞いたことがありません。

3.Gルート他職種受験生の真剣さ

以前書いたことがありますが福祉職をやりながら後見人を行い、今度はストレスチェックテストをすることになったMさん、自分で福祉施設を立ち上げながら心理テストもやることになって一生懸命に勉強会に出ているK君、この人たちは十全に公認心理師資格を活用していると思います。

また、僕の知り合いで10年ほど前に臨床心理大学院に入り直して看護師から臨床心理士になった人もいます。「お給料は?」と聞くと「かなり減ったけどやりたい仕事だったからいいの」とのことで笑っていたので、それには感心したものです。

現状について書くと、今各種予備校があります。新卒者でも予備校を活用して受験する人もいますがGルート他職種の方々は心理学の基礎の基礎から勉強しなければならない。

それに加え、例えば福祉、看護なら現実的な対応をしなければならないところで心理職の対応はまず受容傾聴しながらアセスメントをしてまずなんでも医師の指示を受けて(この試験独自の感覚ですが)という、どれも当たっていてどれも間違っているような茫漠とした選択肢を選ばなければならないセンスを鍛えなければならないということで大変苦労してこの試験問題に当たるわけです。

そう考えると予備校を活用するというのはそれなりに賢い選択で、他職種Gルートの人はあと1回しか受験資格が残されていないのですから(1年前、どえらい人に「延長措置はないの?」と聞いたら「ない」と明言されました。)なかなか点数が伸びない人にとってはそれもひとつの選択なのかなと思います。

さて、ここで本題なのですが予備校は数十万円かかります。それでも必死で心理の門外漢(と言っては失礼かもしれませんが)この資格を取ろうとする彼らの姿勢は必死です。

家事の合間に録音を流しながら勉強したりなんとか仕事と仕事の間の時間に勉強したりと実にその努力する姿勢は真剣なものです。

だから心理職の人たちの中で確かに自分たちのテリトリー、エリアを荒らされる気持ちになる人もいるはいるのでそれはわかるわけですが、ただ「受けられるから受けて取っちゃえ」という半端な気持ちで受けて受かるような試験でないことは心理職のみなさんがいちばん良くわかっているのではないでしょうか。

人によってこの資格を取る動機はさまざまです。本当に他職種から心理職に転換した人も何人か知っています。

また、この資格を取得することによって心理のセンスを身につけられた、ということで他職種の仕事を続ける中で心理スピリッツを生かしている人もいます。

4.結語

他職種Gルート受験者に対する毀誉褒貶があるのは事実、公認心理師資格を取得するのならば自分の領域でより専門性を認められる学会資格などにチャレンジしてみたらどうか、その方が平易だし、仕事に直結するから、という見方も確かにあります。

しかしながらこの資格を取るために本当に石にかじりついてでも、何度も挑戦したり予備校に大枚払って自分が持てる全ての時間を注ぎ込んでいるのを見ると一概にこの人たちの努力を否定してはいけないなあ、その人なりの動機付けがあり、資格を取りたいという理由が何かあるのだなあと思うわけです。

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第5回公認心理師試験の見通し

1.概説

まず、得点補正についてです。第4回公認心理師試験の「合格基準及び正答について」には「1. 合格基準は次の条件を満たした者を合格者とする。総得点230点に対し、得点143点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正※した。配点は一般問題が1問1点、事例問題が1問3点である)。合格基準は、総得点の60%程度以上を基準とし、問題の難易度で補正するという考え方を基に決定する
こととしている。」

という記述があり、これまでは138点が合格点だったものが143点が合格点と今回変わりました。これは国家試験としては十分あり得ることです。ほかの国家試験も合格点がその度に変わるということがこれまでも多々あったあったので、第3回試験まで 138 点と同一基準で統制されていたのは、実は根拠はないことが明らかになりました。

僕は「これは資格試験だから138点取れれば必ず合格できる、落とすための試験ではない」という持論を持っていたのですがそれは崩れました。多分ですがこの試験は資格試験ではなくて競争試験なのではないでしょうか。

つまり、これも仮説ですが「公認心理師数がある一定程度以上増えたら困る、したがって合格させる人数は絞ろう」という発想になっている(なってきた)と個人的には考えています。だから得点調整を行ったのではないか、試験の難易度で調整するならば、元々試験を出題する段階で合格点を138点ちょうどになるよう、これまでの試験で行っていた基準点にしていたのではないかと思います。

第4回公認心理師試験の合格者が 12,329 人、2021年9月末日で資格登録者数42,678人(2021年9月19日実施試験なので第4回合格者は含まないと思われる)きっと資格登録者数は 55,000人強に達するでしょう。

2021 年現任者講習の受講者が 26,000人、これまでの不合格者が再度試験を受験するとすれば受験者は4万人程度(全くいい加減な数字で申し訳ないのですが、予測不可能でなんとも正確な数字が出せない)と思うわけです。

公認心理師カリキュラム検討委員会では専属の心理職として働いている人数を5~6万人と仮定しています。なんといっても受験者数がいつも多い割合を占めるGルートの中の、合格したとしても心理職として働くわけではない人たちの推定数が試験合格者を左右しているのではないかという仮説も考えられます。

Twitter に教員の方の書き込みがあったのですが、特別支援コーディネーターをしていたり、生徒の相談をしているとこの試験のための勉強をしていたことが役立った、満足したという書き込みがあり、それはそれでこの資格取得をした人のあり方です。

何より「経過措置」ということで公認心理師法施行規則第5条に定められている施設内で相談業務を行っていたということが認められれば特に問題なく受験ができるのですから、これまで心理業務を専属で行っていた、あるいは行おうとしている人と、他職種Gルートの人たちの確執が根深いのは知っていますが、何より法が定めているので法のとおりにこれまで試験は運用されてきたというだけの話です。

この公認心理師資格を所持した人たちの中で官側が求めていたのは心理専門業務を行っている人たちの数字ということは容易に推察できます。上記教員の方のような人たちがどの程度の数を占めるのかという、日本心理研修センターも見えない数字を仮定することによって「問題の難易度で補正するという考え方を基に決定することとしている。」の補正程度も変わって来るのではないでしょうか。

(1) 仮定1→今回の試験と同様の難易度であり(これも諸説ありますが、今回の試験は第2回、第3回試験に比べて解きやすかったと言われてもいます。) 得点の「補正」を行い上方修正をして合格者数を調整する。

(2) 仮定 2→第2回、第3回試験の水準の試験として 138 点として合格者を試験難易度で絞る。

(3) 仮定3→総合的に合格率、合格者数が低くなり、下方修正をして138点よりも合格点を低くする。

とまあ、いろんな場合を考えたわけですが、こればかりはフタを開けてみないとわからないわけです。第5回試験受験者の方々は「6割程度確実に取れるように勉強しよう」と考えているわけではなく、7割でも8割でも高い得点率を目指して勉強していることは確かなので何%取ろう」という勉強方法はあり得ません。

2.結論

どう考えていても今度の試験の難易度がどうなったとしても、受験生のみなさんは勉強に真剣に取り組むしか合格への道筋はないわけです。ですから僕があーだこーだと戯言を言っていても、それについて考えるのは詮無いことです。

ただし、これだけは言えるのは、毎回の試験が過去問の繰り返しにだんだんなってきているので、過去問重視の勉強法が役立つということ。これは確かだと思います。ブループリントを無視してあまりにも難問奇問ばかり出していたら試験としての統一性が取れません。

したがって試験問題が重複してくると思います。そして、国家試験で選択式なので、浅井伸彦先生が述べていたように、限られたスペースの中で限られた文字数を出題するのがこの試験の特徴です。だから絶対に解けない問題ばかりというわけではないとも考えられるでしょう。

再受験組の合格率は低くなると僕は過去に書きました。他職種の人の合格率も低くなるとかいろいろ書いてありますが、それは個人個人にかかっています。実際、純粋に新卒の院卒者が不合格になっていたことも、再受験組で全く心理の門外漢だった人が合格している例もあります。

そこは学習の仕方やその量の個別性に依存しているのではないでしょうか。

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公認心理師の会(以下「の会」という。)「の会」の略称に異議あり!

ということで設立以来「の会」と親しまれて呼ばれてきた分裂職能団体の「の会」ですが、日本公認心理師協会(以下「師会」という。)と2つの団体を区別するために公認心理師関係者の方々から愛着を込めて「の会」と呼ばれてきたものです。

「の会」側ではなんだか違う略称を名乗っていたような気もするのですが僕はあまりひとつのサイトをすみずみまで読み込むエネルギーがないので、やはり「の会」は「の会」のままでよろしいのではないかと思います。

まあなぜこのようなことになったのかというと高坂先生がおっしゃる通りまず「公認心理師の会」という名称を付けたことに端を発するのと、僕の私見ですが元々職能団体が分裂していて日本心理学会主導に思える「の会」と日本臨床心理士会主導の「師会」に分かれていたからこうなったんだろうなあ、と思う次第です。

これが職能団体として統一団体として当初から確立されていたのならば呼ばれ方は違ったのかもしれません。

あくまで関係者一同については区別するために「の会」と呼んでいるのです。

「の会」、いいじゃないですか。これまで職能団体の中でひらがなが最初に来る略称で呼ばれてきた団体はありませんでした(僕の知る限り)。したがって「の会」キッチュで可愛らしい印象を与えるこの略称は万人に現在も愛されているのではないかと思っています。

職能団体が学会を作るのはよくあることで、高坂先生は「の学会」はどうかという素晴らしい提案をされています。「の会」に「の学会」なんと統一が取れた略称でしょう。僕はこの提案に大賛成です。

まあ僕のブログなんぞは心理学界のトップインフルエンサーブログ弱小ブログなのでこんなブログで「の会」すと略したところで特に害はないと思いますのでご安心ください。

というわけで

「の会」

と親しみを込めて呼ばせていただきます。もし「の会」の先生で異議のある方がいらっしゃれば遠慮なく高評価、コメント、メールをいただきたいところではございますが(読者登録も大歓迎です。)著作権放棄をしたものとみなしてそのまま返信文章も本ブログに掲載させていただきますので何卒どうぞよろしくお願いします。

まあこうなったのもひとえに職能団体分裂が大きな要因になっていると思いますので、職能団体が統一された際には「日本公認心理師の協会の会」あたりの名前が妥当かもしれません。

そうすると職能団体も「のの会」と呼ばれて「の会」も「師会」も大満足と言えるのではないでしょうか。

以上イチブロガーの戯言ですが「の会」のますますのご発展を祈念したいと思っております。

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緊急告知・まりぃ先輩の公認心理師試験1カ月並走コース説明会11.28、21時から

さて、第5回公認心理師試験は来年7月に予定されています。この時期どういったスケジューリングで勉強をしたらいいか、その組立てに頭を悩ませている受験生の方々もいらっしゃるでしょう。

そんな方々のために告知文です。

11/28㈰21時より

1カ月並走コースの無料相談会

第4回公認心理師試験があとちょっとだった!再挑戦しよう!

また、初回受験者の方々で予備校に行くか独学でやるか悩んでいる。

そんな方のために、まりぃ先輩が1カ月間、勉強のスケジューリングを徹底的にお手伝いするプランを行うとのことです。

スケジュールを組んでも予定通りに行かない人や予定の修正をそもそもどうやって勉強したらいいのか分からない人には、参考書や問題集の選定、勉強のスケジューリングをまりぃ先輩がお手伝いします。

ということで本気で合格したい方、人数には限りがあるそうなのでぜひまりぃ先輩に連絡を取ってみることをぜひお勧めします。

公式ラインやまりぃ先輩のnoteも受験者に役立ちますのでまずはぜひ公式LINEに登録してはいかがでしょうか?



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○ 下山晴彦さん公認心理師の仲間割れについて大いにブレながら語る

1.はじめに

さて、僕は(知らない人のために言っておくと)東京大学で「臨床心理学」の教鞭を取る下山晴彦さんのファンなので今回の
臨床心理i-NEXT「24-1.何とかしようよ”仲間割れ”」 についても大変興味深く読ませていただいたところです。

検索でも僕の記事がトップページに来ているので、下山さんに対する僕の敬意が世の人々に十分に通じているものだと思い、実に喜ばしいことたと思っています。

さて、記事の中で下山さんは「翻って私自身が若手のときはどうだったのかを考えた。私自身は,若手時代から当時の心理職ワールドをリードしていた村上英治先生,成瀬悟策先生や河合隼雄先生,大塚義孝先生をはじめとする諸先輩方と親しくお付き合いをさせていただいていた。」と書いてあり、「あれ?この前と言ってることが違うじゃん、これは下山さん独自のギャグなのかな?ブレブレじゃん?」と思ったわけです。

というのも
臨床心理i-NEXT「19-1.“仲間割れ”を巡る長い前置き」
では「臨床心理士を国家資格にすべき」とする強硬派と、『医療と妥協しても国家資格化を優先する』とする妥協派の意見対立がありました。強硬派には,ユング派や精神分析の派閥に属する人が比較的多くおられました。この強硬派と妥協派の意見が一致しなかったことも国家資格化が遅れた理由のひとつです。」と、ひょっとしてその辺のユング派&精神分析の動きについて書いてあるのかなあと読んで取れる記載があったからです。

あと少し付け加えますが、心理団体は分裂に分裂を繰り返して来て、医療心理師と臨床心理士をそれぞれ国家資格にするという二資格一法案の際には臨床心理士側が反対したのでついえてしまった時、医療寄りの医療心理師創設構想も途絶えました。

医療こそが王道であり、他4分野はそれぞれの資格を創設すべきだと、第2回試験で歯を食いしばって奥歯が割れそうになった下山さんの記事に関しては多分賛成論は多いとも思います。

ただ、現在の形になった公認心理師試験制度を根底から覆さなければならない、下山さんの理念は崇高で全く間違ったことを言っているわけではないのですが、さらに分裂を加速させることになってしまうことにも危惧を勝手に覚えてしまいます。

そうするとまた仲間割れが始まってしまうのではないかという…まあぼくの邪推でしょう。

僕は今号の「仲間割れはやめようよ」という趣旨の記事には僕は大いに賛成します。仲間割れが心理職団体を傷つけてきた、仲間割れの歴史は心理職の信頼性を損ねているし、現在職能団体が分裂していることが若手を混乱させている。ここは統一すべきだ。とこの主張にも大いに賛成します。

僕自身下山さんの著作は何冊か持っていて(本当)やっぱりファンであることは間違いないのです。僕自身は認知行動療法はべつにキライでもなんでもなく、むしろイメージ療法等で認知の編み込みをしていく上ではとても役立っています(トレーニングも受けています。)。

ただし、なぜか認知行動療法派の方々は非常にアグレッシブで自学派はエビデンスがあり、箱庭や絵を描かせる心理カウンセラーに当たったら別のカウンセラーのところに行くべきだ、とこちらも認知行動療法家の原田隆之さんは主張しています。

ちな原田さんは分裂職能団体の「公認心理師の会(の会)」の役職は面倒なので調べませんが、大変偉い人です。

下山さんも遊戯療法や箱庭療法をやってきた人こそぜひ認知行動療法をやってみましょうとYouTubeで言っています。

遊戯(箱庭)療法は現実世界からの遊離、現実回避を助長してしまうという(ちな、それに対するエビデンスは示されていませんが)のはひょっとして他学派をdisっているのではないか?というのは偉大な学者である下山さんへの邪推であり、恥ずかしく思う次第です。

東大教授YouTuberとして、僕は恐れ多くて近づきがたいのですけれども、みなさんはワンチャン、チャンネル登録、高評価、コメントをするといいのではないかと思います。

下山さんは「の会」の偉い人ではありませんが、多分東大の先生にして「の会」会長丹野義彦さんと思うところがあって別路線を歩んでいるものだと思います。

これはバンドにおける「音楽性の違い」みたいに、仲違いしているわけではないもののお互いに思う道を歩んでいるのではないでしょうか。

ただ、偉い先生だからこそ内部に入っていって「公認心理師の会」(師会)と「の会」の取りまとめをしてくれないかなあとも思っている次第で、もし下山さんがこのふたつの分裂団体を統一してくれたならば本気で一生ついていくつもりです。

下山さんは公認心理師制度について語っているメディアはないと今回の記事の中で明言していますので、非常に僭越ながら僕も下山さんには到底かなわないものの、少し公認心理師制度について語ってみなければならないと内心忸怩たる思いがするのです。

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