ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

2020年11月

公認心理師・臨床心理士高木誠美さんオンライン講演「中学受験を成功させる『パワーメンタル!』を高めよう」に賭ける情熱

過日 公認心理師等オンラインワークショップ親子サポート部門@ココロラボ の記事を紹介しました。
今回講師を務める高木誠美さん(公認心理師・臨床心理士・現在家庭医クリニック勤務)に今回の企画について等チャットでインタビューをしました。

僕自身もこの企画には立ち上げ段階からずっぷり癒着している手前味噌記事をですが、表舞台にはいません。高木さんの人となりを美人というだけでなく、Zoom会議では聞ききれなかった(あるいは聞いていてもぼうっとしていて聞き逃した可能性高し)今回の企画主旨をきちんと紹介したかったからです。 

(Twitterアカウント作成したばかり)


申込みフォーム
(以下チャットインタビュー)
僕:高木さんはどうしてこの企画を思いついたんですか? 

高木さん:元々母子関係への介入をすることで、いずれ大人になる子供の傷つきを防ぎたくて、この企画に興味を持っていました。  

僕:ええ

高:予防的観点から母子支援をしたいと思ったものの、予防にはベースとなる認知度や知識が必要です。

でも大部分の人は、自分は大丈夫と思っているので、危機的な状況にならない限り難しいです。

臨床家として、精神衛生における予防的支援をするためには、健康度の高い人を対象にして、しかもそうした人たちが一番不安定になりやすいときに介入すれば、支援欲求は高くなるし変化も望めます。

僕:認知度というと?

高木:認知度っていうのは、心理的サポートを受けることの必要性、みたいな感じです。

予防接種を受けるのは、各感染症にかかると危険だって認知度が高いから、ちゃんと予防接種を受けるわけですよね。

僕:なるほど。

高木:さらにもし加えられるなら、中学受験をする層は将来的に社会的に要職に立つ可能性もあるわけです。

彼らが本当の意味で自分の心を大切にできると他者の心も大切にできるようになるわけで、そうなれば社会全体が優しくなるかなと。

僕:中学受験の成功者がいずれ社会的にも成功する可能性はありますね。そうするとこの企画自体がかなり社会全体を変革するような。

高木:もうそこまでいくと、壮大すぎて野望のレベルになってしまいます。自分が投じた一石の小さな石ころの波紋が、わずかでもそうして広がる可能性はあるんじゃないかと、淡い期待?願いもあります。

僕:メンバーはどうやって集めたんですか?

高:つ、つ、つ、Twitter・・・・(汗)

ずっとやりたいな、こんな事したらもっといろいろな意味で社会貢献ができるんじゃないかとか考えてきたものの、いかんせん全く行動力も判断力も自信が…

ただそろそろ些細な動きを始めても許されるんじゃないか、って思って、半分ふざけて「一緒に事業しましせんか?」って投げかけました。

TLはものすごく温かでサポーティブで、自分の生きたい社会の雰囲気に近いって感覚もあったので、実現できるかどうかより、そこも石ころ投げた後の波紋の広がりを、自分自身についてもTLの方たちについても見てみたいっていう意味合いが強かったです。

僕:チームとして動くことについてどう思っていますか。

高:一人でやるにはどうしても限界があります。だからこそ可能性が広がるチームでやりたいと。

ブレインストーミングっぽいことは得意ですね。そこから一つにまとめるることやネット関係や事務作業は共同なら素早く進みます。

一本の串では弱いけど、集まれば強度が増すわけで、一本で弱い自分も内包しつつ戦うスタイルもあると思うんですけど、私は一人で立つって意味の自立より、ある意味で心理的に依存しあいながらの自立の方が自分には向いていると思っています。

そういう社会を作りたい。一人で立てるようになれ!って自立よりは後者が好きですね。

僕:力を合わせていくというのは賢い選択に思えます。

高:それから何より、私の予想をはるかに超えた奇跡みたいなメンバーが集まったって感覚があります。領域も違うし、そもそもの性格もものすごく補完的なメンバーで。

むしろ光戸さんのココロラボ立ち上げ時ということも含めて、あまりにできすぎたメンバーな気がしてタイミングに恵まれましたね。

僕:今回は単発の講演ですが、親子サポート部門のこれからの事業予定は?

高木:まずは講演会をやって、営利目的のみの事業ではないこと、我々が信頼に足るチームだってことを知ってもらいたいです。

将来的には、半年弱を1タームとして、親子それぞれと、少し親子一緒にした継続的なワークショップをして、親が子に教えるではなく、親も子と一緒に一人の人間としてレジリエンスを高める支援をします。

プラス、子どもも親も、互いを侵害せずに尊重した関係性を築けることは、他者への安定的な信頼感の構築に繋がりますし、そういう相乗効果を狙っています。

実際、コロナ後の社会はもっともっと経済的な意味でも生きるのが厳しい社会になると思うのですが、グローバル化も進む「世界」の中で生き抜くココロ力を、私も一緒に育みたいと思っています。

僕:対象となる親子に一言なにか。

高:不景気ももちろんですが、震災やらコロナやら、お金だけがあっても人生を生き抜くことってできないことが体験的にみなさんもわかってきたような気がします。  

講師として立つ私自身も人としても親としても未熟なわけで、次世代を担う子どもたち、これから経済的にも身体的にも責任を負いながら子供を育てる保護者と、ともに学び学んでもらいながら、豊かでしなやかなココロを育んで、厳しい社会を生き抜く力をつけていきたいと思っております。

※ 以上です。

僕自身も高木さんや光戸さん、精神保健福祉士の山田さんとZoom会議でいろいろと話をしているのですが、どうしても口語だけだと伝わりにくい。そしてその反面で文章だけでも伝わりにくい部分があります。

Amazon社が要点概略だけ資料として残すパワーポイントを禁止しました。人と人とのコミュニケーションはその特質と目的によって様々です。高木さんから改めてチャットで文章として理念を語ってもらって、僕自身も高木さんの目指すところがよりクリアカットになったと感じました。

「歯を食いしばって一人でやっていけ」と言うよりも「頼りながら、依存しながら生きる」という方がはるかに生きやすいわけで、そこに高木さんが自らバックグラウンドとして学んできた精神分析、自己心理学的な考えも十分に反映されていて、親子関係にも相似しているのだなと勝手に解釈しました。

このブログは心理職受験生、学生さん、現役心理職ほかいろんな方々に読んでいただいております。

高木さん個人の、利潤目的でない、臨床家の知の社会還元を考えた理念は素晴らしいものだと思います。(実は高木さんに丸投げしてたので内容にタッチしていなかったので話を聞いたら高木さんすげぇと感心)お近くにこの親子サポート講演に興味を持つ方がいらっしゃっればぜひお勧めして欲しいと考えています。
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楽しむ心さえあれば
どんな風だって翼にかわる

きょうも
還らない今を抱きしめて ໒꒱⋆゚


「公認心理師の活動状況等に関する調査」に答えて欲しいたったひとつの理由(電凸付)

結論:心理職のみなさまも他職種参戦公認心理師心理師もアンケートに答えてください。お願いします。理由は以下に書きます。

厚生労働省障害福祉局鳴り物入りのこの研究、臨床心理士が民間資格として成立してから、それまでの心理職の給料安いとか非常勤しかないとか相変わらず言われていたわけですが公認心理師制度ができても何も変わらないじゃん?と心理職のみなさんは今思っているわけです。 

そして他職種参戦組で公認心理師資格取得者は「どうせ心理専業でやるわけでもないし…」と思っているので公認心理師=心理専業者、だという認知だとまあこういうアンケートはどうでもいいかな?と思う気持ちはわからないでもないです。

しかしこういったGルート他職種参戦者の人々の声も大変貴重なのです。

どういう資格を持ち、どこでどうやって働いているか、常勤?非常勤?かなりプライバシーに突っ込んだ質問ですが匿名制は担保されています。

お医者様、安定した給与を得ている教員、公務員を含めどういう層の人たちがどういう仕事と働き方をしているかについてのデータもとても大切です。

なにせ国家資格、2022年に制度見直しがありますが、そこでの基礎データとなることは間違いないでしょう。

はい、もうこうなると診療保険点数を巡る攻防だと言ってもいいと思います。

従来医療職だけが専権的に行えていた業務を公認心理師も保険点数を得て行うことがだんだんできるようになって来る、それを推し進めるための調査だと思います。

もっとはっきり言うならプラクティショナー制度を看護師や他職種とも協働して打ち立てることができるかどうかの分水嶺とも言えます。この調査は
これから公認心理師になる後輩が道を切り拓くためにもなるのです。

心理にこういうことを任せてみた、これまでは不遇だった心理はこんなことまでできるのか、これは使える、というアピールにもなります。

心理関係団体は今どこも必死で資格制度推進のために180パーセントぐらいの働きをしています。

そして他職種の方々もこの資格をただのバッジではなく、輝かしいものとして誇り高く所持していられる理由にもなります。

この調査に答えるべきたったひとつの理由はこの資格に誇りを持ち、後輩に輝かしい未来を与え、自分を好きになって欲しいただそれだけです。

手紙をなくした人は日本心理研修センターに電話して下さい。

本人確認ができればIDパスワードを教えてくれます。

例によって電凸しました。

厚生労働省公認心理師制度推進室;

「回収率が上がるのを期待しております」

日本公認心理師協会事務局;

「ぜひお答えいただきたいです。回収率5割あれば助かります。(現在4割)」とのことでした。

どうぞよろしくお願いします。

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photo&lyric by なぎふぉと。 (@ NagiPhotoDays)
「なんでパパはせんせいなの?」と3歳の娘に訊かれ、口をついて出たのが「楽しいからだよ。」でした。我ながらこの言葉が出て良かったなと思えたし、娘にもそんな『"楽しいから"を理由に選んだ未来』を駆け抜けて欲しいと願うのでした。


◯ 毒舌S女史と公認心理師談義

僕:学会聞けた?

S:子育てと家事と深夜までアンタに付き合わされてろくに聞けなかった。ポスターもっと見たかった。

僕:あ、そう言えばKルート業務忘れてた。

S女史:Kルート?

僕:K氏に電凸

S女史:(≧▽≦)おなしゃす。おそろしす。

僕:電凸こそわが人生。両資格ともそれなりに思い入れはあるけどこのもつれた糸を解明することが大事なのでそれが歯に衣着せない原動力になっとる。

S女史:それは心強い。あとよろ。ワシ知らぬ責任取らぬ。

僕:破れ濡れたオブラート言論の自由凸ブロガー。

S;お、オブラート。

僕;当ブログ運営方針は水に濡れたティッシュのように本音を隠す。

S:すっけすけシースルーやん。

僕:Sはんも活躍聞いとりますが結構歯に衣着せない。大丈夫っすか?

S:やつらにワタシをどうこうする権限ないし。高をくくってる。

ところで公認心理師試験、Gルートは非心理率が増えてくる。合格率がどうなるか。
僕:各ルートごとにかくかくしかじかパーセントと予想。

S:💛数字出さなくなっただけ偉いじゃん。

ところで裁判所、法務省職員は何人ぐらい受けるのかな?それで合格率変わるかな?

僕:Gルートは調査官と国家総合職は全員受かってるんじゃないかな。保護観察官や法務教官はわからん。司法は母数が少ないのです。

S:新大卒ルートは数僅少と。今回受験できそうなのはあの病院ぐらいかしら?

僕:実は公認心理師試験と出身大学院の関係ρはあるみたいだ。で…

S:おっとその程度。

僕:Sさんが出たA大学名門国立だから全員受かったでしょ。

S:でも試験3カ月前は定例事例検討会が試験勉強会になった。レクチャーし合ってもう大変。自力だったらもっと大変だったと思う。

僕:俺独学でつらみしかなかった。A大修士はリンシも全員受かってるって思ったけど。

S:んーまあほとんどね。でもそうでもないことあった。

僕:公認心理師ではどうなっているのか。大卒ルートも徐々に増えると思う。

S:大卒経験者ルートはやっぱり3年は勉強して欲しい。個人的には働きながら2年は無理み

僕:家裁と矯正局は研修のために1人1,000万円ぐらいで昔から養成してるからあそこらは2年で養成できる。特別でしょう。

S:家裁と矯正局やる気

僕:最高裁と法務省と厚生労働省の話し合いあったでしょ

S:あったでしょうね。ワタシ今回公認心理師は臨床心理士とはくらべものにならないぐらい勉強したぬ。

僕:俺昔から学生に教えていたからリンシは無勉だったけど。

S:それは強みでしたぬね

僕:ところが今回は3カ月前から公認心理師勉強して知覚忘れてたし、第1回目のブルプリ見て進化心理学?それおいしいの?状態(第3回目には出ません。)負の相補性とか感情の高次機能低次機能とか。灯台院試より国家総合職が難しいと思った。

あ、ちな灯台受けとらん。問題見ただけ。比較の問題。

S:国家総合職は過去問見てぞっとしてそっと閉じた。

僕:見ると家裁は今でも〇チガイみたいな問題。

S:そういえば非行関連って短期間に法律変わりすぎ。

僕:少年院も検送も処分もがらっと変わったぬ。成年後見、あとストレスチェックは講習受けたから大丈夫だと思ったら見事落としたw

S:法制度は数年で別物になるから、出題する意味がどこにあるのかわからぬ。

僕:実は医学知識も法律知識も医師裁判官の言い訳説あり。医学的知識法律知識ある公認心理師は高度な専門家として扱われるから専門家の善管注意義務違反で公認心理師が罰せられる。言い訳にするために公認心理師試験で医学法学知識を身に着けさせようと。

S:人柱心理師…

僕:ぎっちぎちに縛ってエサなし罰則厳しす。

S:エサない確かに。エサ欲しす。で、法制度公認心理師で出題するとなるとちゃんと勉強しちゃう→すぐ法制度変わる→実務にかかわるもの以外は知識が更新されないまま→古い知識でドヤる害悪心理師が出てくると予想

僕:医師法曹の前に心理師なんで知識の上書きしないの?バカなの?と心理師個人に全部賠償金払えよ。という流れのような。おそろしす。

S:餅は餅屋。医師法曹はちゃんとしてくだちい。

僕:人身御供心理師制度。

S:公認生贄制度。あ、この情報リーク
(〇〇…)

僕:おお、あざすあざす。最近ブログ、金に糸目つけないで取材する姿勢に変えた。でもケチすぎて1円もつかってないぬw

S:それはすごい。ひなたらしい。 

僕:サイコロジカルプラクティショナー制度やナースプラクティショナー制度がリンクして共同路線取れるといいと思った。

S:そういうアクションでも連携できるといいですね。

僕:ところでL さん…って

S:あ…あれは。

僕:奥歯が割れたって。なんかいろいろと公認心理師制度に違和感が。

S:そもそも定義や範囲が日本とアメリカで違いすぐる。

僕:いや定義の前にLさん語になると予想。

S:かなり恣意的なLさん。臨床心理学=L

僕:やっぱり3天皇にはこれからも奥歯を噛みしめて全部折ってもらわなければ。

S:フガフガ言っているだけで何言ってるかわからなくなりそう。

僕:そのぐらいがちょうどよろし。弟子いるのかな?

S:世代継承性のアイデンティティ拡散。

僕:おお、次年度の公認心理師問題に。

S:世代継承に失敗した人物を次の中からすべて選べ

僕:全員。よって不適切問題。

S:公認心理師の育成システムの上では負の歴史の総括も必要ですね。

僕:うーんこうやって勢いよくブログ書いてたら別の方向に進んで心理から別の道に進んでいたりして。

S:きっと営業鬼軍曹。似合ってるじゃん。

あ、わー、お腹空がせで泣いぢゅ子どもだぢど夫さ夕食作らねば。

※ たわいもない話をしているようには内情を知っている人にはきっと誰も思わないでしょう。S女史は歯に絹着せぬ人で素直な僕はつい誘導尋問に引っかかってしまい、思ってもいないことを言わされてしまいます。破れかぶれで頭文字を使っていますが公認心理師試験制度や公認心理師そのもののあり方を毎日いろんな人から聞き教わりながら考えています。



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photo&lyric by なぎふぉと。 (@ NagiPhotoDays)
育児に完璧を求めてしまうとすぐに行き詰まっちゃいますよね。だから笑顔で「まぁ、いっか」と呟くようにしています。そしたら娘が時々「まぁ、いっかぁ」って言うようになりました。…まぁ、いっか。


◯ 受験票到着・公認心理師受験コロナ対策等

11.27に受験票が発送され、今僕の目の前には第3回公認心理師試験受験票に同封されている試験スケジュールとコロナ対策注意書きの写しがあります。

コロナ対策に余念がない。これは今年異例の措置ですが日本中で当たり前のことになってしまいました。

2020.11.27新型コロナ国内新規感染者数2,531人です。12月20日の公認心理師試験当日、どのような数字になっているかは確たることは言えませんが、ほとんど全ての国家・民間試験ではほぼほぼ同じ注意事項が記載されています。

発熱ゲートチェック(37.5度)通過については「ひごろから健康に留意する」ことが1番です。

僕の私見は「とかく時間に余裕を持って」
「試験直前に大食いしない」(体温が上がるので)ゲートをくぐるまでは厚着しまくって体温を上げない。

12月下旬なので寒いでしょう。発熱チェックゲートを通り抜けるまで、衣服を調節しながら体温が心配なら体温計持参で測定しちゃうのも手です。

マスクはとにかく必須です。(国民的習慣とはなっていますが。)心配ならいつもつけ慣れていてフィットしているものを選ぶ。入口でマスクをしていないと入場できないので、ヒモが切れたりした時のために予備を用意しておきましょう。

咳が出て止まらない場合には再度試験中に体温チェックをするとのこと。ぜん息持ちの方は常用薬や吸入器用意(使用する場合は試験官に許可を取った方がいいでしょう)、咳き込み体質の人は浅田飴かトローチで事前に咳を抑える(アレルギーの方もいるので気をつけて)試験会場で許可なしに何かの薬をごそごそポケットやバッグから取り出して服用、水を飲むと一発退場になりかねないような厳しいルールがこの試験にはあります。

コロナ対策として適宜窓を開放する。これは企業、学校でも行っていますが、とにかく体温調節が難しい。試験会場では脱ぎ着できるもの持参推奨のようです。ジャケット、カーディガンでしょうか。

あと、昼食持参の上、会場内で食べる事を強く推奨されていますので、コンビニで買って持参がよろしいかと。

1時間10分の休憩時間がありますが、ここでどっか食べに行ったり何か買ってこようとしても会場近くにそういう場所があるかどうかはわかりません。

あと、昨今の情勢として大学内禁煙は当たり前、付近路上でも条例によって喫煙禁止です。
ということで喫煙者のみなさんには残酷かもしれませんが試験中の喫煙は諦めてください。電子タバコもダメと思います。

ただでさえ喫煙者には厳しい風潮です。カウンセリングをする時にタバコの臭いをぷんぷんさせながら喫煙3次被害(喫煙したばかりの人に近寄っても有害物質が出る)を与えている人はいないでしょう(と信じたい)。この際、禁煙外来に行ってスッパリ禁煙してしまうのも手です。

ヤニ切れしてぼんやりした頭で受験できるかどうか自分の精神状態を予測してみてください。

あと、確かにコロナは怖いです。アルコール除菌スプレーも考えたのですが、除菌シート、という手もありだな。と思いました。

さて、もう一度、細かいことですが「受験の手引き」 を再掲しておきます。
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受験票は忘れずに
そして鉛筆、シャープペンシルは事前にテストしておきましょう。書いてみたらバキバキ芯が折れまくっていたら回答に支障があります。よく消える消しゴム。個人的にはMONOオススメ。

お弁当のゴミは持ち帰り。

とにかく女子トイレは込みます。受験生も女子割合が多いです。余裕を持って、としか言いようがありません。

携帯の電源は強制切断させられますので時計自前の正確に時間を計れるものを。   

とかく事前の不安を減らしておくと心に余裕も出てくるものです。

と、書いているうちになんだか受験生の子どもを持つ父親のような気分になってきてしまいました。

僕の優しさに感動した方は何かプレゼントをしたくなるのも無理はないでしょう。そういった方がいらっしゃればDM、公開メールアドレスまでご連絡いただければ前向きに検討いたします。

さて、この記事は注意書きを見ながらざっくり書いただけです。不明点があれば各自日本心理研修センターに問い合わせてください。ご健闘をお祈りしております。 

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めざす方角を見失った時こそ
まずはそこから動いてみよう

きっと景色がかわるから ໒꒱⋆゚


○ 全然時間がない人のための公認心理師試験勉強法

前回徹底的に時間がない人のための公認心理師勉強術
を書きました。

記事をUPしたのが2020/09/17ですので、2カ月ぶりになります。

学会で親交を深めたS女史。サバイバル受験術について話しました。

S女史:修論発達障害者支援と法制度について書いたんだけど、その直後に法律が変わって焦った。むしろその知識が邪魔になったかも。でも大枠を学んでいたからよかったみたい。要するに1回自分が学んだことはやり方がわかっているから得点源になる。

僕:あ、それって少年法とか精神保険福祉法にも通じるものがあるよね。成年後見制度とか。

S女史:そそ。今は得意分野から広げる方が効率的。今この期に及んで不得意分野0から積み上げるのは難しい。

難しさで言うと

大学入試>公認≧院試>臨士かな。
公認はブランクあるから色々忘れとった。
(S女史は一流国立博士出身)

僕:俺は国家総合、家裁イケるなら公認は余裕かと思う。

で、中村先生の統計、必ずこれまで3回の試験で現任者講習テキストから出てたから、今回もそうだってヤマかけてるんだけど1回自分で丸覚えするためにPCで打ち上げたら3時間ぐらいかかったぬ。それで2点。

S女史:元々統計得意だったらサクサク頭に入ってくるんだろうけど、まあお経読むみたいに音読してた方がいいかもね。

あと時間が比較的あった時には過去問徹底的にやって偶然正答できたところ、誤答を徹底的にやるのがいい。過去問は繰り返して少なくとも過去3年間分を3回、間違えた部分、それからたまたま正答だった選択肢をまた徹底的にやる。過去問はやればやるほどいい。無限にやってもいい。3回やればかなり自信が付く。

僕:もう時間がなあ。

S女史:せめて1回でもやって雰囲気つかんで欲しいよね。本番は6割で合格だけど今7割取れる力欲しい。

難しいと言われた第2回試験がレベルのスタンダードかな?

僕:今は時間的に深掘りしない方がいいのかな。俺みたいにブルプリ用語がわからん。それじゃ日本語論文読む。それでもわからなかったら英語論文当たるとか完全に無駄骨。あと何回か書いたけどWikipedia役立つね。俺は医療法、精神保険福祉法、医療観察法とかWikipediaで覚えたw

S女史:時間あったらそこからテキストで深めたいところだね。

僕:1点取れるかどうかの攻防になるから難しいよ。

S女史:そこまでのボーダーライン勝負させたくないよね。試験は非情だから。さっきの得点のひとつひとつの積み上げは大切ね。

僕:あと受験生って結構メンタルがなあ。俺キツいからその言い方で受験生はメンブレてしまう。

S女史:ひなたは追い詰めると昔からスパルタで厳しいよね。十分にやってるけどさ、それを愛情と受け止めてくれるかどうかは難しい。指導者としてはよくやってるけどな。

僕:うーん、優しい合格した先輩とか、一緒に勉強してくれる同輩いた方がいいかもね。

S女史:あとひなた持論みたいのいつも言ってるじゃん。

僕:受験会場までは公共交通機関移動。走って体温上げて発熱チェックで落とされたら馬鹿らしい。食後の体温は0.5程度上がるから会場入りする2時間前ぐらいに軽く食べる。厚着で暑い交通機関で行くとマジどんな連中でも37.5度になるからクールダウン。体温調節できるように。

会場入りは早め。近くの喫茶店で少し休んでから行け。

多分マスク着用だと思うからなんかの時のためにマスクは余分に持つ。

風邪だけは引かないように。女子(男子でも)長髪なら髪を洗った翌日は十分乾かす。

受験と関係ないかもだけど公共交通機関だと手すりやつり革にもウイルス付着の可能性あり。ハンディアルコールスプレー持ち歩くとか手洗いをしっかりする。ジェットタオルは全国的に使用禁止だからハンカチ持参。コロナにかかったら馬鹿らしい。今年はコロナ対策でメンタルダウン防げ。

S女史:うむり

僕:正答2つ選ぶ、誤ったもの選ぶとかシャッフルして設問に出してくるからケアレスミスに十分注意、これでかなりの受験生が撃沈された。東大入試でも絶対合格圏と言われた受験者マークミスで全落ちとか。

S女史:ワタシも厳しいことしか言えんけど結局受験生がどうにかしないといけない。外野からは発破をかける事しかできぬ。ぬぬぬ

僕:どんな受験生でも勉強できる日とできない日との波がある。できる時は徹底的してやれ、メンブレてる受験生に「やれ」と命じて「シヌ」と言われて「死ぬ寸前までやれ」と言ったらメンブレるので反省。あとやっぱり俺はお節介だからおま、面会交流わかるか動機付け面接について説明せいとか「労働者の心の健康の保持増進のための指針」とはなんぞやと聞くと結構嫌がる。

「ワタシはワタシのやり方でいいの!」というのは当然いいと思います。人には自分のやり方があります。こういうコロナ対策で直前の不安を低減させるのも充分受験対策と思います。

S女史:ふむり

僕:ノートに書いて勉強したのならノートを最初から見直す。いっちゃん最初のころにノートに書いた内容はたいてい忘れてる。記憶を全部全く同じに再生する必要はないので読んで再認できるようにする。俺はホンッとに試験1分前に視床下部の機能、本能かあと思ってさくっと見て解けた。試験前日にやっぱりWikipediaで医療法読んで診療所と病院の違いがわかって解けた。エリクソンも前日飯食いながら読んで覚えた。

というわけで最後の一瞬まで諦めずにやること。

※ 受験対策本は山ほどありますが、コレクションしていたかのような大量の文献を読む暇はもうありません。

そう考えるとS女史が話していたように0から積み上げるのではなく、わかっているところを伸ばすのは確かにオススメでしょう。あと、僕の特質、好みなのかもしれませんが「法律」(といっても法律の条文を読んでもワケワカメなので解説)と「法則」や社会心理学的知識は最後の1秒前まで役立つ知識なので覚えられる方はチャレンジしてみてもいいかと思います。

※ アナウンス

従来の「公認心理師試験」カテゴリを
公認心理師試験対策

公認心理師試験制度 に分割しました。


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