ひなたあきらの公認心理師でポン!

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

mai 2020

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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
どうしようもなく腹が立つことは誰しもあるよね。でも、もしかしたらそんな怒りの感情が生まれるのは、世界が自分の思い通りにいくという傲りからかもしれない。そもそも人生なんて思い通りに進まないものと心得ておけば、無神経に笑う隣のアイツに向けるハートのとげとげも、いくらかは和らぐでしょ。


COVID-19専門家会議(2020.5.29)とメンタルヘルス

※ 以下は新型コロナウイルス関連の記事です。心理的に抵抗がある方はすすぐにページを閉じる事をお勧めします。

なおこの記事は医学、感染症専門家によって記述されたものではなく、心理ブロガーによって書かれたものです。疑問がある際には各出典原文を当たる事をお勧めします。

1.承前

政府対策本部において5月25日緊急事態宣言が北海道、埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県において解除されました。また30日には47都道府県で全て緊急事態宣言が解除されました。

そして東京都においては感染拡大防止のためのステップ1、ステップ2の映画館や劇場、学習塾やスポーツジム、商業施設全般などへの休業要請が解除されることになります。

さて、私たちは常にCOVID-19の最新流行状況の2週間前の状態しか見ることができません。潜伏機関2週間前の数を見ることしかできないからです。

厚生労働省発表5月30日現在午前10時現在で感染者数1591人、現在感染者数前日比-78人、新規感染者数は75人、前日比+12人です。

この数字は緊急事態宣言から漸増しているように思えますがその評価は次回専門家会議に任せたいと思います。

ただし、流行の小さな波が何度かやってきてそのうちに収束するのではないかという仮説もありますが仮説に過ぎません。

この記事の目的は、COVID-19についてメンタルヘルス専門家が曖昧で不確かな知識でクライエントさんに接して説明ができないことよりも、専門家会期の内容から、心理職自身も正確な知識を得てクライエントさん、患者さんの不安を低減することを目的としているからです。以下個人的な感想を交えながらこれらの結果を要約して提示します。

2.専門家会議発表

⑴ 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言)(記者会見資料)

パワーポイントによる要約資料です。
感染症は全くなくなったわけではなく再度の感染拡大が予想され、長丁場の対応が必要、治療、現時点での緊急事態宣言の評価を行います。

まず、日本の対策は感染症対策としては死亡者数、重症者数を減らすという点では国際的に高い評価を受けてしかるべきものです。中でも台湾の水際対策は優れているのは2月6日に中国大陸から全体流入者を禁止したという迅速な措置にかかわっています。(陳時中「鉄人大臣」)決定。

それに比してアメリカは累計感染者数180万人、死亡者数10万人とベトナム戦争の死者数約2倍と完全な有事です。

欧米では国内感染者数を補足できなかったことが爆発的感染の原因となったと分析しています。

ア クラスター分析
  日本の分析では8割の患者は他者に 
 感染させない。しかし2割の患者はク
 ラスターの原因となります。
  したがってクラスター分析が
 公衆衛生的な要因として大切になっ
 ています。

  これは僕の私的見解です。感染経
 路不明者はクラスター分析の阻害要
 因になります。
  とある事業所では、PCR+となった
 被検査者に対し「いつ、どこ
 で、何を誰としていたか」
いう
 ことを徹底に雇用側が調査して処罰 
 対象とすることを従業員に明言して
 います。
  PCR検査の感度は100パーセント
 ではなく偽陽性被検査者が発生する
 ことを知っています。
   したがって素人判断で2週間隔離
 をしてしまえば偽陽性者は実際の感
 染者なのか、それとも風邪なのかわ
 からず、ただのパワハラ処罰になっ
 てしまいます。
  クラスター分析で大切なのは感染
 経路の分析です。感染者が3密のどこ
 でウイルスを拾ってきたかわからな
 い。しかしこういったパワハラ措置  
 は感染者が黙り込んでしまうため、
 感染経路を不明にして公衆衛生的な
 措置を不可能にします。
  感染経路を不明にしてクラスター
 分析を不明にするのはこういったパ
 ワハラや黙り込んでしまう、嘘をつ
 くという人間心理です。病院は患者
 が何をしても必ず秘密を守る(のは
 当たり前ですが)それをきちんと患
 者に安心して話すような雰囲気を作
 ること(保健所など調査者の仕事か
 もしれません。)たとえ感染者が夜
 の街で感染してもそれをきちんと言
 えるということが大切です。
イ 緊急事態宣言
 この分析によると新規感染者数のピ
 ークは4月10日ごろ、そして感染時期
 のピークは4月1日ごろです。市民に
 行動変容を呼びかけたところ、実効
 再生産数(感染者1人が他者に感染さ
 せる、対策を取った場合の数値1.0 >
 ならば新規感染者数は減る。)は1.0
 未満だった。
ウ 課題
  PCR検査が必要な際に検査を行え
 なかったこと等医療体制の整備が望
 まれている。初期感染者、発症者し
 ていく者、重症化していく者の把握
 。ICT活用、感染経路の分析、疫学
 専門家の養成です。
  しかしながらこういった対策
 も感染者が正直に感染経路を話すこ
 とが前提となっています。

  そして、
 専門家会議は次なる再流行を予測し
 ています。


⑵ 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言)(47ページ資料)
 先ほどの要約資料の本資料になります。ここではさらに詳細な事項が述べられていますが、⑴資料に付け加た詳細について述べられています。

感染状況が比較的落ち着いているからこそ「次なる波」を見据えて「新しい生活様式」の徹底をさせること、つまり緊急事態宣言が解除となっても、世間の終息ムードは予断を許してはならない事態について終わっているとはみなしていません。

そのため、保健所機能・サーベイランス(注意深く観察)のさらなる強化等
を行うとことが提言されています。

具体的には検査体制強化、クラスター対策、医療提供体制強化です。

ゴールデンウィーク明けは実効再生産数は1を超えています。

次なる波に備えた「検査体制」の更なる強化の一環として提言されているのは、保健所の業務過多、電話がつながらないこと、検査までの時間がかかることです。

これは僕自身が従来からその必要性を感じていたことですが、事務スタッフの業務の外部委託の推進です。

またこの項目内では地域医師会と連携、医療機関と都道府県との契約締結、民間検査受託機関の活用など連携が必須であることが述べられています。

HER-SYS(新型機コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム)と人的・IT支援が必要となってきます。医療従事者数が限られている限り、このような措置は必ず必要となるでしょう。

偽陽性、偽陰性が出る可能性を指摘しつつ、精度の低い抗体検査キットの問題性も指摘されています。

PCR検査にしても検査者の手技が必須であることから、民間で販売されている検査キットは使われても意味がないと考えています。(私論)

そしてG-MIS(新型コロナウイルス感染症医療機関等情報支援システム)の導入は、平時医療体制(コロナ以外の患者)の救急医療を可能にするもので医療崩壊を防ぐものです。

この文書で注視すべきは精神医療における神奈川モデルとして、精神疾患と感染者のそれぞれの重篤度によって治療形態が変わっていくことです。このわうな事態は以前から予想されていたことです。

これまで介護報告されていました。もちろん対応策は講じられていますが、全てを解決し切れるものではないです。院内感染についても同様です。

3.治療薬

レムデシビルが承認されていますが、各医療機関への充分な供給が確保されているわけではありません。アビガンを含む数々の治療薬もエビデンスが確立されておらず、必ず有効性があると言い切れるような特効薬は開発されていません。

4.私論

5月25日一部解除、ステップ2への解除が行われる自治体があり、6月1日休業要請が解除されていきます。世の中は解除でいわばお祭りのような雰囲気すらありますが、必ず再流行は予測の範囲内です。私たちが見ているのは常に2週間前の感染流行状況であることを忘れてはなりません。

日本経済は大きな打撃を受けています。再流行によるダメージは当初のものよりも大きなものであることも予想されています。

心理職は一市民で、自らも衝撃を受けながらクライエント、患者さんの不安を受け止めて行く事が必要となるということを予期していて欲しいのです。

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人の記憶ほど曖昧なものはないよね。例えば想い出話をする時に頭に浮かんでいる光景は、ともするといくつかの断片的な景色の合成や空想かもしれない。記録に残したものは別として、過去とは不確かなもの。でも、それでいい。そもそも、心というものが不確かなもので、曖昧な希望ではばたくものだから。

◯ 公認心理師・臨床心理士試験に合格しやすい大学院・そうでない大学院

のっけから不吉な内容のことを書きやがって、と思われるかもしれませんが確かにこれはあるあるです。

まず、心理学部から公認心理師課程がない大学もあります。それは高校時に調べて公認心理師が受験できる学部を選んでおかなければなりません。

今回の記事では公認心理師制度が新しいためか、公認心理師受験者数と倍率を公表している大学院はないのでこれまで公表されている臨床心理士合格率から推測してみます。

超一流と呼ばれるような大学院は臨床心理士合格率は高いです。多分受験のための特訓などはやっていないでしょうけれども何しろ大学院入試の時点で難しいです。研究計画を提出する段階で、すでに統計的検定で有意差が出そうな検定方法も選んでいるわけです。そして入試も通常の学部で習っているレベルをはるかに越えた難易度で、そのまま臨床心理士試験なり公認心理師を受験しても受かりそうです。

法務省矯正局国家総合職人間科学区分及び家庭裁判所調査官補採用試験もその意味では所定の単位を学部で修めて経験を積めば、旧帝大に匹敵する試験を受けているので合格可能性は高いでしょう。

学部の偏差値=合格率ではありません。例えば超有名な御大がいる大学院では某教授がビシバシと山のような課題で学生を鍛えていて(昔からそういう人)ここの院は学部は偏差値はそこそこ、院は何十倍という高倍率で、困難な課題を片付けているうちに自然に学力がつくので合格しやすくなります。

9割近く現役者は合格している名門ですが、このような大学院でも再受験者は4割を切ります。

医師国家試験は9割合格しますが既卒者は63パーセント、多分公認心理師・臨床心理士はもっと落ちるでしょう。これについては後述します。

学部の偏差値がそこそこ、内部進学をしたり外部からの受入れもしているのでしょうけれども、「うちの院生は全員臨床心理士合格です」と標榜している院も割と多くあります。

8割合格、7割合格でも「平均より高い、すごいでしょ」という意図なのか発表している院もあります。

多くの院は人数だけ発表して、合格率には触れていないようです。

GMARCHKKDRぐらいの学校は正直にうちの学校の合格率は63パーセントです、と言っている院もあります。

これは非常に正直にということ+特に試験対策はしていない自学自習に任せているという結果かもしれません。

とても正直に「うちの院の臨床心理士合格率は50パーセント」と言っている院もあります。学部偏差値は40未満ぐらいです。

そしてかなりの大学院が本来の大学院合格率を明らかにしていないということです。噂では2割ぐらいしか合格していない大学院もあるというこです。

僕が言いたいことは、軽々と今の時点で合格できる人を除いては自学自習をしっかりとやって合格を目指して欲しいということです。落とすための試験ではないわけです。

医師国家試験も合格点基準を満たして禁忌肢問題(「これやったら死ぬんじゃね?」という問題に引っ掛からなければ合格できますが、とにかく医師国家試験は医師になれなけらば「ただの人以下」と思っていて必死なので毎日高い予備校に通ったりと、再受験組の合格率は高いわけです。

僕の知っている人で史学から臨床心理大学院に入り、それから卒業して何度も臨床心理士試験を落ち続けている人がいます。彼は大学で勉強するのが大好きで現在は物性物理学をどこかでやっているはずです。

こういう人は学問から学問を渡り歩く道楽者なので別に合格しなくても困らないわけで、公認心理師試験も落ちていると思います。

さて、公認心理師試験が落とすための試験になってしまったら今のレベルをどんどん上げなくてはいけません。

公認心理師試験、臨床心理士試験に合格したい人は学部卒直後にでも公認心理師試験、臨床心理士試験過去問を解いてみることを強くお勧めします。大学院の勉強と試験勉強は違うところと共通点と2つあります。

不合格点から合格点に至るまでにはかなりの勉強量が必要と思います。院生の方は日々の勉強は大変だと思いますが、ぜひ今のうちから勉強をしてチャレンジして欲しいと思います。

工夫をすべきこと、しなければならないこと、自分の力だけではどうにもならないことがあれば熟慮して、情報を収集して何をするべきか考えてみればいいと思います。

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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)

言葉を紡いでいて最近感じることは、選ぶ言葉が違うだけで伝えたい想いは片手で数える程しかないなってこと。幸せをテーマとした本が世に数多あるけれど、大抵は「自分の心次第」に辿り着くように、大切なことは数えるくらいしかないんだと思う。だから私が同じようなことを言っていても呆れないでね。


◯ 臨床心理士資格認定協会と臨床心理士会、公認心理師協会との確執

※ 臨床心理士制度に関する、人によってはかなり否定的と思える見解を以下に記述してあります。心理的抵抗がある方はすぐにページを閉じることをお勧めします。

一昨日、Twitter上に資格認定協会が30万円、20万円、10万円の援助資金を出すことが話題になっていました。

この記載が開業臨床心理士事務所が対象になっていて、補助金が出るのかという誤解があり、結局、この新型コロナで困窮した人に対する金銭的支援ということが判明したので、資格認定協会の本来の意図は判明しました。

この支援そのものは素晴らしいことと感じました。

ただ、なぜこのような誤解が起きるのかという背景について、改めて考えてみました。

資格認定協会はこの32年の臨床心理士制度の中で日本臨床心理士会との果てしない確執を繰り返してきたと、とある識者の方から聞いています。

資格認定協会は官の側の意向で公認心理師制度創設に関してその資格認定にかかわって欲しいという要望があったのですが、協会は頑として断りました。

そこで試験機関、認定機関として日本心理研修センターが設立されたわけです。

各地方では東京都公認心理師協会を始めとして多くの都道府県が臨床心理士会→公認心理師協会と名前を変更しました。

本丸の日本臨床心理士会も公認心理師協会に変更しようとしたのですが規約で3分の2の賛成が得られなかったので変わりませんでした。

したがって臨床心理士の資格更新研修は日本臨床心理士会主催のものでも必須第2群で点数が取れることはありがたいのですが、協会主催の「心の健康会議」のどちらかにポイント申請のためには出席しなければなりません。

資格認定協会に確認したところ、各都道府県公認心理師協会が日本臨床心理士会と共催ならばポイントを認めるということでしたが、途中で変わって認めないということになりました。

そこでまた臨床心理士の有識者に話を聞いてみたところ「30年間いじめられっぱなし」と、両機関の連係は全くない模様、現在の院生はまだいいものの、2024受験者は臨床心理士と公認心理師双方の資格を取得しようとしたらかなりハードなプログラムの教育を受けなければなりません。

そして次々と臨床心理士養成教育課程を大学、大学院が諦めつつあります。

またまたですが臨床心理士有力者に「これからの学生が臨床心理士と公認心理師のどちらかを取るのを選ぶとすらば?」

と聞くと「公認心理師」と秒で返答がありました。

資格認定協会の危機感もわかるのですがここまで確執が誰が見てもわかるようになってしまったら、いろんな人が話しているように、ついこの前臨床心理士制度30周年記念行事を国家議員を招聘して行なったのですが、果たして40周年記念式典はあるのかとても疑問に思えるのです。

こういった不信感が次々と醸成されていったというプロセスが今回の誤解にもつながっていったのではないかと邪推すると非常に残念な気がします。

現在臨床心理士資格取得者でも臨床心理士はout of 眼中で公認心理師推進派の人は多く、資格更新をしないと言い切っている橋口氏のような自称公認ピン理師の人はこれから多く出てくるかもしれません。

多くの心理団体で「臨床心理士と公認心理師の共存共栄」を謳っているのが実に虚しく聞こえてしまうのは果たして僕だけなのでしょうか。


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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
時々これって意味あるのかな、なんて考えることあるよね。でもそもそも意味って、元々そこに在るものじゃなく人が後付けするもの。Twitterをする意味だって人それぞれでしょ。転じて、生きる意味は用意されていなくて、自分で決めていいってこと。だからこのTweetに意味があるかどうかも考えないでね。

◯ COVID-19 心理職が危機に晒される時

※ 以下は新型コロナウイルス関連の記事です。心理的に抵抗がある方はすすぐにページを閉じる事をお勧めします。

なおこの記事は医学、感染症専門家によって記述されたものではなく、心理職によって書かれたものです。疑問がある際には各出典原文を当たる事をお勧めします。

さて、本題に入ります。医師てつ太郎さんがツイートしていたのですが、ノルウェーの調査でCOVID-19でPTSD様症状を起こす可能性は心理職でも13パーセントはあるということで、最前線で患者さんへの暴露時間が長い看護師43パーセントということはわかるのですが、同じく最前線で治療している医師10パーセントより心理の方が高いというのはなぜなろうかと思いました。



僕自身はPTSDの精神療法はかなりの数こなしていて、被虐待児童から成人性被害者に至るまで行っているのですが、確かにPTSDや複雑性PTSDのカウンセリングはとてもエネルギーを使いますし、PTSD治療者が耐えられる年数は平均5年と言われています。

DSM-5だと心理職も繰り返してPTSD体験に触れることになるので、基準を満たし、二次受傷は確かに起きそうです。

そしてPTSDは複雑な深いトラウマを負った人ほど通常のカウンセリングでは逆効果で患者さんにとっては侵襲的になります。

漫然と受容傾聴姿勢で聞くのではなく、PTSDだけはエビデンスに基づく精神療法が必要となります。

死に直面して人工呼吸器やECMOを装用してやっと生還した人など心理職が患者さんや関係者をカウンセリングする機会は必ず出てくると思います。そのトラウマに心理職は暴露され続けなければならなくなる、これは「今すぐ」ではなく急性ストレス障害ASDから遅延して起こってくるPTSDに対処しなければならなくなるだろうと思っているのです。

そこで僕が思うのはPTSDの精神療法未経験者やPTSD治療技法を知らない心理職にはかかわって欲しくないということです。

患者さんに対して侵襲性があり自らも二次受傷体験をしてしまう心理職の働きは大変危険で、下手をすると患者さんが自死する可能性すらあります。

厚生労働省専門家会議でもメンタル面のハラスメントの危険性なついては度々指摘されているのですが、医療従事者ハラスメント、感染者ハラスメントは現在進行中です。
(この危険性については新型コロナウイルス感染症対策本部決定「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処法人」R2.5.25でも指摘されています。首相観点HP及び厚生労働省)

ベトナム戦争でもそうでしたが、米国が開戦を決めて自由意志でなく徴兵された18、19の若者が悲惨な戦闘を経験して敗戦、帰国すると時は反戦ブームで国賊扱いされた兵士たちは一様にPTSDを発症、そしてその治療には長い時間がかかりました。

今回医療者も最前線、そして感染者も救命されて命を取り止めた、2週間経ったからウイルスから解放されて他者に感染させる危険性がないと言っても一般人は聞かず、役所に「感染者は誰だ!」と押しかけるわけです。

今回この対処基本方針の決定でほっとしたのは医療機関等情報支援システム(入院病床を有する病院(20床以上)の医療提供状況を毎日確認できる)(G-MIS: Gathering Medical Information System)。が導入されたということです。

もはや病院も保健所も情報処理能力はパンクしています。こういった、保健所職員や事務スタッフのケアも心理職はしなければならないのだと思います。

多くの人が傷ついています。まだ解除が本格的になされていない状況で家族と分断される、今も上記対処方針では医療機関、高齢者施設への面会を禁じていますし外泊も制限すべきだと明記されています。

ライフライン、必須な産業の確保はサイコロジカルファーストエイドの基本ですが、その後にやってくるのが心理的援助ということになります。

心理職にとってはきっと長丁場の戦いになり、そして自らも傷つくことを覚悟しておかなければならないことになると思います。

患者さんのお見取りをすることもなく遺体は火葬場に直行、葬儀社社員も感染の危険に晒されます。

そして衛生物資の欠乏も深刻な状態になっています。
https://www.mhlw.go.jp/content/000631552.pdf
(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第2版 5.14)29ページから引用します。

N95マスクについては以下考え方に基づき、可能な限り効率的に使用する。
・滅菌器活用等による再利用に努める【解説1】
・複数の患者を診察する際に、同一のN95マスクを継続して使用する【解説2】
・N95マスクには名前を記載し、交換は1日1回とする。
・KNマスクなどの医療用マスクに相当するものとして取り扱い、活用するよう努める【解説3】

解説にはさらに詳細が書いてありますが気持ちのいいものではありません。

緊急事態宣言は全面的に解除されました。ただしそのせいで感染したとしてもセーフティネットワークは脆く、医療者も相当の危険を負います。

同上手引きによれば中等度感染者にはメンタルケアも大切とされていますが、心理職が駆り出される可能性もゼロではありません。

自粛が解けたら行動がどんどん緩くなれば再度感染流行が激しくなるおそれもあります。

心理職は間に立たされ、自らもこの感染症の影響を受けながら不慣れであっめもPTSDカウンセリングをしなければならない局面がありうる、ということを覚えておかなければならないのです。

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悲しみの泪に心が溺れそうになることは誰しもあるよね。時として人生とは無情なもの。でもそんな現実も受け入れる術はある。それは、日頃からでき得る限り後悔を残さないようにしておくこと。これに尽きると思う。今日をただただ懸命に生きる。それが無常な人生を謳歌する、最も単純で最も難儀な方法。


◯ 公認心理師・臨床心理士のアルバイトをさらに探す

ほぼ自分語りですが、こういう生き方もあるのだな、と参照にしていただければと思います。

僕がフォローしているフォロワーさんの心理ライターさんもいるので話をいずれ聞いてみたいものだものだと思いますが、こんな生き方もある、できる、ダブルワークも可能だということでお読みいただければと思います。

以前自己紹介でも書いたのですが、僕が某心症◯◯士の資格を取った後にスクールカウンセラーをやりながら勤めたのは編集プロダクションでした。

ハローワークにも求人が出ていて、さらに求人サイトにも有資格者募集、職務内容はカウンセリングと研究ということだったので「実践もやっている小規模なシンクタンクのようなものなのかな?」

と思って就職したのですが、内容はライター業務が主でした。社長がタレント先生だったので僕は社長の口述筆記をして、鞄持ちで国会議員事務所に行ったりテレビ局に行ったりと秘書業務もやっていたのですが、一般誌の心理とは関係ない一般記事も書いていました。

大手広告代理店電◯の営業の人と懇意になり編プロの人も含めてオサレな街に食事に行ったりとそれなりに楽しい生活もしていました。経済的にはかなり恵まれていてボーナスなしで出来高+基本給で手取り40万円、仕事増やせばもっと稼げるらしかったのですがライターが本業ではないのでやめてしまいました。

で、スクールカウンセラー&いろいろになったわけですが、民間企業で従業員支援プログラムシナリオを3日ぐらいで書いて20万円、その会社の紹介で女性雑誌のインタビューを受けたりメールカウンセリングを大手クレジットカード会社の不随サービスとして請負ったりととにかく書くことは仕事でやる事もあればバイトで全く関係のない分野でやることもあったわけです。

このあたりはいつも真面目に研究論文や著作を出している心理の方には申し訳ないな、と思っています。

なる気もなかったのですがライター専業にならなくて良かったと思うのは、クラウドソーシングがこれだけ流行り、サラリーマンも副業でライティングができる環境になり、多分今は文章の価格はガタ落ちしたのではないかと思っています。

shinobiライティング、サグーワークス、Crowd Works、ランサーズ 等が今ライティングエージェントとしてあります。

編プロでライターとしていろいろ書いていた時の事を思い出すとどんなジャンルでも何でも書けるという事が面白い発見でした。僕はフリーでやっていた時はどんな仕事がいつ入るかがわからないので「タスク」という単発の仕事ばかりやっていて、長期契約で請負いの仕事はしたことがなかったのですが、オススメの車検会社、水道工事、審美歯科、外食店の宣伝などほぼ全分野書けるというのは新しい発見でした。

審美歯科は特にたくさん書いたので多分1時間ぐらい講演ができそうです。

慣れていないと文章をひねり出すのに調べ調べで時間がかかり、出来高換算だと時給200円ぐらいですが、慣れてくると筆が早くなり、サクサク書けるようになるので、書けそうなタスクを選んで空き時間にやっていればタスクだけでも月5万円ぐらいは書けそうです。

ゴーストライターなので、とあるミッション系大学ミスコン準ミス、読モをやりながら恋愛指南をしている20歳という設定で恋愛術を書いていたのは全部僕です。

「初めて行く彼氏の家でお母さんに気に入られるためには?」
「思わせぶりで彼氏のハートをぐっとつかむ7つの決め台詞」

のようなしょうもないものを書いていたような気がします。

※ 守秘義務がありましたが、なぜこれを公に書いているかというと、そのキュレーションサイトがこの企画そのものをやめてしまった(かつ活動停止してしばらく経って音信不通になってしまった)ので文章が世に出ないことになったからです。

ということで、まあこれは特殊な例なので、多忙な芸能人が書いている文はきっと自分の信用がかかっているので自分で書いているものと思います。

これがタスクという形式ではなくて固定給制なら契約制で月収10万円ぐらいも夢じゃないよね、というところです。心理の仕事をフリーでやっているればなかなかいいお小遣いになるのではないかと思います。

なぜ僕が心理職の人に向けてこの文章を書いているかというと、実際にフリーで心理+αでこういったライフスタイルを送っている人もいるからです。

また心理クラスタの人たちはたいていもれなく文章が上手だと思います。

僕のこんな駄文ではダメなのですが(早い安いまずい)才能がある人ならま、何かいろいろやりつついろんな人とつながりを広げて二足のワラジでやれる人もいるでしょう。

ただやはり心理クラスタの人は心理が本務なので査読論文や原著論文を書いてみることが望ましいとは思います。

ただ、いろんな生き方がありますのでその個人の選択や価値観は否定できません。ライターをやっているうちに心理職から足を洗ってライター専業になるのもよし、「続きはWebで」有料メルマガを出してもいいかもしれません。
(おわり)

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