ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

2019年02月

◯「先生」と呼ばれない公認心理師

心理職をしていると所属する機関の性質によって「先生」と呼ばれたり、さん付けで呼ばれたり、心理士(師)さん、カウンセラーさんと呼ばれたり、ばらばらです。

さん付けで呼ばれるから軽く扱われているというわけではなく、心理職というのは常に曖昧な職業上のヒエラルキーの中でぼんやりとした位置付けにいるわけです。

医療や司法の現場にいてトップではないけれども大事なことをしている。

心理職の働く現場でほか高度な専門職はたくさんいるけどなぜ心理だけが「先生」と呼ばれることもあるのか?

あるいは呼ばれないこともあるのか。

◯ そもそも先生とは何か

「先に生まれた」と辞書にぞんざいに書いてあります。

そんなわけはないと思います。

若くても専門知識でてきぱきと診断、診察できる20代の研修医は立派な先生だなあと思います。

僕も精神科と関連ない他科の医師と話す時に、豊富な知識と巧みな手技を見ると尊敬に値すると思います。

でも町医者で「あそこの先生はヤブだ」などと言われるので別に尊敬が先生呼称の前提ではなさそうです。

弁護士は法的技術を駆使します。

評判のいい弁護士先生もいればそうでない先生もいるのは医師と同じです。

司法書士、行政書士、公認会計士、税理士も依頼主からは信頼を寄せられる自営の先生もいます。

1.医療関連現場

大病院にいると無条件で心理職が先生と呼ばれることが多いでしょう。

医師からも先生と呼ばれ、「心理の◯◯先生に相談してね」と医師から言われると患者さんもすんなりそう思うわけです。

それに生活、行動の指針をきちんと的確に与えてくれる心理職は、やっぱりしっかりとした先生だなあと思う患者さんも多いでしょう。

医療関連現場の「先生」は医師、歯科医師、理学療法士PT、作業療法士OT、あんま鍼灸マッサージ師、言語聴覚士、視能訓練士、健康指導を行う栄養士などです。

例えば理学療法士は人体の構造に相当詳しくないといけないですし、試験合格後には患者さんに接して医療行為をきちんとできないといけません。

リハビリも計画して患者さんに知識を伝えつつ技能を使うので難しい仕事だなあと思います。

心理職の「先生」は単なる略称として先生と自動的に呼ばれていることも多いのかなと。

人格的に尊敬されていて心理面接技術が卓越しているから先生と呼ばれているわけではないのは、ほか先生商売と同じです。

ドクター1人院長のクリニックだとドクターがカウンセラーさん、ひなたさんと言っていると患者さんからそう呼ばれますが、これも別に技能をクライエントさんから軽く見られてさん付けで呼ばれているわけではないです。

精神保健福祉士や社会福祉士、介護福祉士やケアマネ、保健師はかなり専門性が高いと思うのですが、慣例上先生とは呼ばれません。

薬剤師の世界は特殊で、お互いに会合で集まると「先生」と呼び合うのですが、患者さんからは先生とは呼ばれません。

薬剤師は医師に次ぐ相当な専門知識の持ち主と思います。
His 57とSer 195 との間の相互作用は、Ser195のヒドロキシ基の求核性を高めている、Asp 102 と His 57 との間の相互作用は、His 57 のイミダゾリル基の塩基性を低 下させている。
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という薬剤師国家試験過去問の選択肢を読んでもなにがなんだかわかりません。

薬剤師は全ての科の薬剤に通暁しているのはすごいなあと思います。

もっとも心理もII5.Ddo Mp-Hd mor,PHRとかさらさらとメモしている時もあるので、まあ専門性はどの分野でもあるわけですが分野が違うと感心します。

精神科の患者さんには時間を取って丁寧に説明してくれる薬剤師さんを頼りにしている人も多いと思います。

調剤薬局薬剤師さんは24時間対応で電話に出てくれます。

彼らもまた人の命を預かる仕事です。

2.教育・福祉

学校はすべからく全員先生で間違いないです。

用務員でも給食員でも学校に入っていったら先生と呼んでおけば間違いないというのはスクールカウンセラーとして働いた時に思いました。

大人は全員先生、僕はバイトのカウンセラーだけど先生と呼ばれるのだなあと思いました。

福祉はさまざまです。

児童施設では大人は先生と呼ばれることもあり、老人施設だと呼ばれないこともあり、作業所、就労継続支援施設だと心理の正式職名は法的規定がないので生活指導員枠で採用されていて、これもばらばらでしょう。

3.産業

これは産業現場によって異なります。

産業保健ルームなどで産業医と一緒に仕事をしていて専門職として他職員、社員と差別化して地位を確立していると先生として扱われる場合があります。

心理職によっては会社の人事部門で人事課長付の場合もあります。

ヒエラルキーでは会社組織の係長クラスぐらい、専門知識があるスーツを着た相談員という位置付けぐらいということもあります。

4.司法

行刑施設だと刑務官が担当先生と呼ばれています。

少年院、鑑別所技官教官は先生です。

家裁調査官は少年部では施設に行くと「調査官の先生」、家裁内では「さん」、家裁調査官は法律家に囲まれた人文科学系専門家という難しい立ち位置です。

家事部調停委員は「先生」ですが、調査官がお互いに先生と呼ぶことはありません。

そんなことをしたら家裁の中で猛反発されて裁判官書記官事務官から排斥されます。

さて、「それでは真に『先生』と呼ばれるような専門知識と専門職として信頼される態度を身につけましょう」とこの記事をキレイにシメるのは簡単です。

が、僕はこう思います。

まず「自分の評価は最終的には自分でしなさい」という考え方です。

それは当たっているところもありますが、違っているところもあります。

誇りを持って心砕いて勉強してカウンセリングをするのはいいことです。

しかし手前勝手に「偉い先生」と自分で思い込んで「先生はね」と自称してクライエントさんに接していたら「?」と思われるだけです。

僕が尊敬する心理の偉い先生はものすごく努力家、クライエントさんのために熱心でプライドは高くてもその根拠もありなおかつ姿勢態度は謙虚です。

勤め人の心理職の場合を考えてみます。

組織の中で働いていると上司も心理職のいい悪いの評価をします。

安い給与が急に上がるような評定はありません。

「先生」は一種の記号です。

給料や仕事の質、能力とは関係ないです。

あちこちの機関で働いてみて、このばらつきこそが心理職の本質なのかもしれないと思います。

心理の世界でお金が欲しければEAP事業を立ち上げてどんどん営業するといいのかもしれません。

お金だけを人生の目的にするなら、心理の世界で生きるのをやめて超多忙でノルマを達成するセールスの仕事に転職、チャレンジしてもいいでしょう。

先生という呼称だけが欲しければ査読論文をたくさん書いて大学教員になるといいでしょう。

そして「ひなたの心理の授業つまんねーな、しかも宿題出すとかありえねえ、超うぜえ」と学食で学生たちに呼び捨てで文句を言われます。

心理職はどこの世界でもいろいろと不安定な立場で仕事をしていて努力が報われる保証もないですが、この仕事を選んでやり続けているのは自己責任、ブログで文句ばかり書いてますが僕は好きでやっている仕事ということは胸を張って言えます。

保育士の先生も行司の連続、休日出勤当たり前の多忙な仕事をしていて偉いなあと思います。

給料には見合わなくてもプロだと思われる仕事をしたいものです。

クライエントさんから「前のカウンセラーは話聞いてくれたけどそれだけで何もならなかったし気持ちも晴れなかった」とよく聞きますが、僕もそう言われないようにしたいと日々思っています。

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◯ 公認心理師お断り

心理職求人は様々な媒体で出ています。

公認心理師もかなり心理職の応募条件の資格の中に入るようになってきましたが、公認心理師は条件外で臨床心理士のみの募集もあります。

僕自身もそういった病院や事業所をいくつか知っているのですが、全く初めて知らないA病院に電話して聞いてみました。

なかなかの高待遇の条件でした。

僕「臨床心理士の求人をしているようですけれど公認心理師で臨床心理士資格がない人は応募できますか?」

採用担当者「公認心理師はできたばかりの新しい資格です。いろんな人が公認心理師にはなっていると思います。今後どうなっていくかわからないので応募条件には入っていません」

という回答でした。

他にも大規模事業所で公認心理師採用を見送ったところがあると聞いています。

知人の採用担当者から内情を聞きました。

いわく、臨床心理士は大学院卒、その後の職歴によって初任給の給与が計算できるので今まで採用してきた。

公認心理師資格のみの応募者だと学歴も職歴もどうやって評価したらいいのかわからない。

うちは週1のボランティアを職歴として認めることはできない。

浅い経験を「これまで心理の仕事をしていたから」ということでの給与加算ができない。

初任給給与計算が不可能。

ということでした。

全部の調査は不可能ですがいまの過渡期に公認心理師のみの資格で採用をしない事業所はかなり多くあると思います。

あとは国家公務員総合職や家庭裁判所調査官は、独自の採用試験を行うのでこれまで臨床心理士を採用しても待遇に何の変化もなかったように、公認心理師についても同様の扱いをすると明言しているところもあります。

資格の有無ではなく、試験点数、面接の加点で採用し、勤務状況によってこれら公務員のその後の処遇は決まるとのことです。

ちなみに地方公務員は資格職採用もしているのでどういった扱いになるのかはわかりません。

さて、公認心理師を採用しないと明言している応募先はGルート現任者の採用についてためらっているのでしょう。

新しい資格よりも院卒で心理教育をしっかりと受けている臨床心理士を優先しているわけです。

学校教員が教育相談を行った、相談室相談員(学歴不問)がその勤務実績から公認心理師取得もできたでしょうけれども病院や産業臨床で即戦力として働くのは困難でしょう。

私設心理相談室も定款がしっかりしていれば経営コンサルタントや人材派遣業務から横滑りした相談室相談員でも応募できた場合もあるかもしれません。

施設コード501産業領域で「会社で相談していました」901官公庁での「心理支援をしていました」の中身は怪しいということは以前に書きました。

企業でも官公庁でも名目上「◯◯相談員」という役職をもうけている場合があります。

実質上の機能がどうだったかの審査はありません。

かなり難しい試験だったことは事実ですが、心理学検定や現任者テキストをかなりしっかり勉強して国語力センスがあれば138点ちょうどでも合格です。

企業人事担当者で心理とは関係ない学部卒の人が合格したという話も最近聞きました。

さて、公認心理師ライセンスの価値はどうなるのでしょうか。

新しい資格だから様子見でまずは「お断り」している間に期間が徒過してそのまま公認心理師お断りになってしまう組織もあるでしょう。

組織は一度採用制度を定着させてしまうと変化しにくくなります。

そして5年後の公認心理師制度見直しの際に「価値が高くない資格だったね」と評価されることを危惧しています。

かなり成立するまでに難産だった、受胎期間50年(100年説もありますが)資格です。

資格成立をさせた諸機関は、資格ができたから終わり、ではなく公認心理師資格を形骸化させないため、各機関で円滑に公認心理師が働けるよう、定着にも力を注いで欲しいものです。
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第2回公認心理師出題委員の傾向を探る

昨日2019.2.25第2回公認心理師試験出題委員が発表されました。

1.医療領域

委員48人のうち医師(文系心理学大学教員を含む)が17人、つまり出題委員のうち35.4パーセントが医師ということで「医師が音頭を取る、心理専攻者だけに試験を任せないぞ」という意図を読み取ってしまいます。

まず赤木試験委員長が医学部教授、
本当に心理師の試験なの?と思ってしまいます。

公認心理師試験は精神科医師の出題委員が多くいるということで、脳科学、脳内伝達物質、精神薬理学、精神病理学はかならず出題されるでしょう。

終末医療、リハビリ、ALS 筋萎縮性側索硬化症専門の大生院長がいて身体医学、リハビリテーション医学もきちんと勉強しておかないとならないでしょう。

ALSのように必ず死に至る、ADL日常的生活動作水準が著しく低下する疾患のメンタルケアは必須です。

第1回試験では訪問看護チームに加わった公認心理師のアセスメントについて出題されていました。

難病情報センターでブループリントに掲載されている身体疾患についてはきちんとひととおり目を通しておいた方がいいと思います。

単に「医学教育」と専攻について書かれている医学教官もいますが、医学教育は公認心理師試験では出ないだろう、と看過してはいけません。

医学教育の基礎には医療倫理が必修になります。

インフォームドコンセント、医療情報取り扱い、医療事故防止、医療関係法(医療法、精神保健福祉法、精神科入院要件)など医療関係倫理と法律は必出なので総ざらえしておく必要があるでしょう。

国際疾病分類がICD-10からICD-11に変わりました。

新制度は定着するまでは国家試験では出題されない傾向があるのですが、触りだけでも目を通しておくといいでしょう。

ここまで医師の出題委員が多いと精神科領域の医師国家試験は少なくとも見て読んでおくといいと思います。

2.司法・産業

司法・産業は手厚いと思います。

元家裁調査官、保護観察官、法務省矯正局職員の大学教員が試験委員になっています。

公認心理師試験でひごろ自分とかかわりがない分野と思わずにきちんと学習しておかないと取りこぼします。

産業領域も手厚いです。

ストレスチェック制度、職場のメンタルヘルスについて5人程度の委員が担当しています。

医師国家試験は疾病についてだけでなく地域医療や福祉法制にかかわる部分も出題されていますので大いに参考になるでしょう。

3.福祉

地域医療、児童福祉、地域包括ケア、多職種連携、訪問看護などがテーマでしょうか。

4.教育

発達障害は医師の委員も心理学の委員もいます。

特別支援教育を認知行動療法的にどう扱うか、学習理論と教育との関係なども見逃せません。

4.心理療法

心理療法では認知行動療法専攻者の出題委員一辺倒です。

筑波大学沢宮教授の情動行動療法(REPT)はマイナーな精神療法ながら概略はつかんでおいた方がいいかもしれません。

出題委員の専門にかかわらず動機づけ面接は頻出の重要領域という気がします。

沢宮委員が動機づけ面接の専門家です。

フォーカシング研究者が2人います。

5.心理検査

心理検査は出題委員の傾向にかかわらず必ず出ます。

6.その他

出題委員にかかわらず、森田療法、各種心理検査、心理学史、基礎心理学は必ず出るものと思っておいた方がいいでしょう。

精神分析そのものは出ないかもしれませんがSullivanなどの後年の分析の流れをくんだライフサイクル論は出る可能性があります。

性格心理学も押さえておかないといけませんし、統計、実験法、調査法も必須です。

発達分野は言語発達、発達段階、老年期も見逃せません。

総じてブループリントの領域は全て必修ですが、出題委員の傾向もご参考まで。
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プロファイラー・犯罪心理学研究者で科学捜査研究所研究員の経歴がある萩野谷俊平博士の司法面接研究の被験者として参加しました。

※ 実験はPCとスマートフォンを使用して行うので完全に在宅で参加できます。 

萩野谷博士は多くの著作と論文の実績がある先生です。

公認心理師試験の出題領域としてブループリントにも記載されている司法面接は、通常の心理面接とは目的、手法が異なっています。

大人なら、被虐待経験者のクライエントさんに対してそれが過ぎ去ったトラウマケアということでPTSDに対する治療面接を行うことは想像に難くないでしょう。

児童相談所で行う面接もケアが入るので、厳密な司法面接とは異なります。

司法面接というのは、今まさに虐待事件が起きたばかり、まだ進行中であることが疑われる、そういった際に事実はどうだったのか「果たして虐待は存在したのか?」を対象児童から調査するための面接手法です。

児童面接をスクールカウンセラーや児童福祉施設や相談所で経験したことがある心理職も多いと思いますが、事実調査のための面接は通常の児童面接と違っていて特殊です。

さて、実際の司法面接トレーニングですが、児童がされた好ましくない内容を話していきます。

AIで作成された、子どもの顔をしたアバターと話していき、司法面接を行っていきます。

司法面接の難しいところは被害に遭ったショックを十分に言語化できない児童に対して事実をきちんと確認する、児童の心を傷つけてはいけないし、誘導尋問して実際には起こっていない虐待を作り上げてもいけないということです。

実験手法の詳細をここに記してしまうと今後実験に参加する人への先入観を与えてしまうのであえて書きません。

心理職としてはきわめて専門的な面接手法を学べた貴重な機会だったということについて感想を書いておきます。

クラウドソーシングとしてクラウドワーカー、ランサーズで「臨床心理士」と仕事検索するとトップにこのタスクが来るので興味のある臨床心理士の方はぜひ参加して欲しいと思います。

萩野谷先生によるとまだまだこの司法面接トレーニングとその効果測定実験に協力してくれる臨床心理士を求めていて、30人でも40人でも今後参加者を募集しているそうです。

こういった心理面接手法に関するトレーニングは外部で研修を受けても有料ですが、プロが懇切丁寧に指導してくれてしかも財団補助の研究なので実験謝金があり、実に勉強になりました。

興味のある方はぜひコンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに萩野谷先生のブログ 「みんなの犯罪心理学」もご参照ください。

それから今回の実験については「Facebookなどを介してAmazonギフト券や口座振込の形で実験にご参加いただいております。」

とのことです。詳しくは
実験参加者募集案内pdfをご参照ください。
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※ インターネット官報で委員発表がありました。委員の所属と専攻は以下のとおりです。

第2回公認心理師試験試験委員発表・所属及び専門分野

◯ 試験委員長 赤木美智男
杏林大学医学部教授
小児科専門医
内科系専攻 小児科学分野
専門分野 小児循環器病学、システム生理学

◯ 副委員長 小川俊樹
放送大学客員教授

※ 包括式ロールシャッハテスト(エクスナー法)の権威です。

◯ 副委員長 大久保善朗
日本医科大学
精神医学/精神・行動医学
大学院教授

研究内容はPET、fMRI、MRIなど画像診断学、 てんかん、統合失調症 、アルツハイマー、うつ病、アルコール依存など精神疾患全般、軽度認知障害、GABA、アミロイド、神経栄養因子BDNFなど、精神物質とその受容体、精神薬理学

※ 精神生物学や画像診断が専門のようですが、大学ホームページを見るとリハビリ、カウンセリング、作業療法についての言及もあります。

◯ 副委員長 吉田素文

国際医療福祉大学 医学部副学部長、学科長

学位・学歴
九州大学医学部卒、医学博士

※ 医学教育学、がん研究

・ 委員

◯ 飯田順三
奈良県立医科大学 人間発達研究学教授
児童思春期精神医学、脳画像、発達障害、ADHD、トゥレット症候群、強迫性障害

◯ 家近早苗
大阪教育大学連合教育実践科教授
学校心理学、教育心理学、特別支援教育

◯ 石垣琢麿
東京大学大学院総合教育研究科教授
認知行動療法 統合失調症のメカニズム

◯ 伊藤亜矢子
お茶の水女子大学 生活科学部准教授
学校臨床心理学・コミュニティ心理学・スクールカウンセリング

◯ 伊野美幸 聖マリアンナ大学 医学教育研究教授
医学教育

◯ 今村弥生 杏林大学医学部助教
SST、リハビリ(医師)

◯ 岩壁茂 お茶の水女子大学准教授
心理療法学 心理療法家の職業的発達、産業メンタルヘルス、心理療法統合

◯ 遠藤利彦 東京大学大学院教育学研究科教授
発達心理学、感情心理学、アタッチメント、進化

◯ 遠藤由実 関西大学社会学部社会学科心理学専攻教授
関係性高揚、親密関係、自伝的記憶、自己・他者認知

◯ 大塚泰正 筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達カウンセリングコース准教授
臨床心理学、産業保健心理学、健康心理学、職場のメンタルヘルス

◯ 大生定義 新生病院院長(リハビリ、ホスピス総合ケア病院)
ALS、人工呼吸器、パーキンソン

◯ 小塩真司 早稲田大学文学学術院教授
自己愛の青年心理学、SPSSとAmosによる心理・調査データ解析、共分散分析構造、パス解析

◯ 鹿毛雅治 慶応義塾大学教職課程センター教授
教育心理学、動機づけ論、学習意欲論、内発的動機づけ

◯ 風間雅江 北翔大学教育文化学部教授
介護者のセルフケア、バーンアウト、介護職のウェルビーイング

◯ 加藤敬 こども心身医療研究所臨床心理士
折衷・統合心理療法

◯ 金井篤子 名古屋大学大学院教育発達研究科・教育学部教授
働く人のメンタルヘルス、女性のキャリアパス、ワークファミリーコンフリクト、ワークライフバランス

◯ 萱間真美 聖路加国際大学 精神看護学教授
精神看護学、保健学、地域精神看護、在宅訪問看護、多職種アウトリーチ、災害看護

◯ 川邉 讓 駿河台大学心理学部教授
法務省少年鑑別所所長、保護観察官、矯正局出身、非行臨床

◯ 北神慎司 名古屋大学情報文化学部社会システム情報学科心理システム系准教授
認知心理学、応用認知心理学、検索誘導忘却性、ピクトグラム

◯ 熊野宏昭 早稲田大学人間科学学術院教授(医師)早稲田大学応用脳科学研究所所長
行動療法、ストレス防御、不安障害、マインドフルネス

◯ 黒木俊秀 九州大学大学院人間環境学府 実践臨床心理学専攻教授(医師)
DSM診断、うつ、薬理学、双極性障害、森田療法、発達障害

◯ 斎木潤 京都大学大学院人間・環境学研究科総合人間学部教授
認知科学、視覚情報、ニューラルネットワーク、fMRIによる視覚ネットワーキング研究、シーン知覚

◯ 佐藤眞一 大阪大学人間科学研究科教授
老年学、老年行動学、老年心理学、生涯発達心理学

◯ 沢宮容子 筑波大学人間学群心理学類教授
認知行動療法、情動行動療法(REBT)・動機づけ面接(MI)、ポジティブ心理学

◯ 神野尚三 九州大学医学研究員基礎医学部門生体制御学教授
神経解剖学、ニューロン、グリア群

◯ 先崎章 東京福祉大学社会福祉大学教授(医師)
高次脳機能障害、リハビリテーション

◯ 園田菜摘 横浜国立大学教育学部 学校教育課程 家政教育教授
幼児の対人自己効力感、育児不安

◯ 高野明 東京大学学生相談ネットワーク本部 学生相談所准教授
カウンセリング・学生相談

◯ 高橋登 大阪教育大学教育学部教員養成課程学校教育講座教授
幼児、児童の読み書き能力の獲得

◯ 田崎博一 財団法人愛成会 弘前愛成会病院院長
地域・老年看護学、臨床看護学

◯ 堤明純 北里大学医学部教授
社会医学、公衆衛生学、健康科学、行動医学、職業性ストレス

◯ 鳥居深雪 神戸大学発達科学部大学院人間発達専攻こころ系講座教授
発達障害臨床学、自己理解プログラム、実行機能支援プログラム、認知行動療法応用発達障害プログラム

◯ 中村知靖 教授 九州大学人間環境学研究院 人間科学部門心理学大学院
人間環境学府 実践臨床心理学専攻人間環境学府 行動システム専攻 心理学講座、学部担当文学部人文学科人間科学教授
心理テスト作成に際する統計的研究理論、応用、潜在変数を用いた項目反応モデル,因子分析モデル、構造方程式モデリング、項目反応モデル応用によるテストシステム開発

◯ 中村真宇都宮大学国際学部教授
日本感情心理学会所属、対人コミュニケーション論、対人コミュニケーション論実験、異文化間コミュニケーション、表情を通した感情のコミュニケーション、感情表出の文化的規則、感情判断と文脈

◯ 羽間京子 千葉大学教育学部教授
矯正非行心理学、いじめ、少年院在院者の被虐待体験、薬物依存者の保護観察による更生(元保護観察官)

◯ 橋本和明 花園大学社会福祉学部臨床心理学科教授
公認心理師の職責、非行、司法臨床、犯罪心理学、虐待臨床、発達障害支援、裁判員制度(元家裁調査官)

◯ 八田耕太郎 順天堂大学医学部・大学院医学研究科教授
精神科救急、コンサルテーション・リエゾン精神医学、精神薬理学、精神疫学

◯ 日笠摩子 大正大学心理社会学部臨床心理学科教授
フォーカシング

◯ 福田憲明 明星大学心理学部心理学科教授
力動的心理療法、スクールカウンセリング、学生相談、フォーカシング技法、グループアプローチ

◯ 藤野博 東京学芸大学特別支援支援方法学分野教授
心の理論、発達障害、支援方法、仲間関係、実行機能

◯ 増沢高 子どもの虹情報研究センター研修部長
子ども家庭支援、虐待防止

◯ 松浦真澄 東京理科大学 工学部教授
ストレスチェック、産業精神保健、ブリーフサイコセラピー

◯ 宮田靖志 愛知医科大学地域医療教育学寄附講座・教授(特任)
医学教育センター・副センター長
プライマリケアセンター
地域医療、医学教育、総合医療

◯ 村井潤一郎 文京学院大学心理学科教授
欺瞞的コミュニケーション、嘘の心理学、心理統計教育

◯ 米田博 大阪医科大学医学部教授
せん妄、てんかん、性同一性障害GID、非定型精神病、遺伝精神医学
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