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第2回公認心理師試験合格基準・配点基準・受験者数未公表

以下、あくまで7月17日現在の話です。

本日、日本心理研修センターに電話問い合わせしたところ、受験者数、合格基準、傾斜配分の有無、これら全てについて「お答えできることは何もありません。ホームページに書かれている事柄が全てなので参照してください」

とのことでした。

僕がこれを聞いて思ったのは、国家試験だと税理士、保育士、言語聴覚士は合格基準60パーセント正答でかっちりと決まっていますが、公認心理師はまだ合格基準が公表できるほど定まっていなくてふわふわしたものではないかということです。

さて、第21回精神保健福祉士試験合格発表のホームページを見てみます。(厚生労働省)

精神保健福祉士は公認心理師に近縁の資格だと僕が思ったので比較する対象としました。

以下引用

第21回精神保健福祉士国家試験の合格基準及び正答について

1 合格基準 次の2つの条件を満たした者を合格者とする。

(1) ア 総得点163点に対し、得点87点以上の者(総得点の60%程度を基準と し、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。

イ 試験科目の一部免除を受けた受験者 (精神保健福祉士法施行規則第6条)

総得点80点に対し、得点41点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。

(2) (1)のア又はイを満たした者のうち、(1)のアに該当する者にあっては 1から16の16科目群、イに該当する者にあっては1から5の5科目群すべて において得点があった者。

1精神疾患とその治療 2精神保健の課題と支援 3精神保健福祉相談援助の基盤 4精 神保健福祉の理論と相談援助の展開 5精神保健福祉に関する制度とサービス、精神障害者の生活支援システム 6人体の構造と機能及び疾病 7心理学理論と心理的支援 8 社会理論と社会システム 9現代社会と福祉 10地域福祉の理論と方法 11福祉行財政と 福祉計画 12社会保障 13障害者に対する支援と障害者自立支援制度 14低所得者に対す る支援と生活保護制度 15保健医療サービス 16権利擁護と成年後見制度

(引用終わり)

精神保健福祉士試験には傾斜配分はありません。

ただし、公認心理師試験と全く同じ文言で 総得点の60%程度を基準と し、問題の難易度で補正した。という記載に加え「配点は1問1点である」という記述があります。

精神保健福祉士合格ラインは60パーセントぴったりとは決まっていないわけです。

精神保健福祉士の最新合格ラインは全科目受験者得点率57.0パーセント、共通科目免除受験者52.5パーセントの得点率で合格でした。

社会福祉士は合格ラインが60パーセント以上のこともありました。

ちなみに精神保健福祉士共通科目受験者とはすでに社会福祉士を取得している者です。

そして精神保健福祉士の場合には0点科目があると合格できません。

公認心理師試験でも「統計は捨てた」という人もいますが、大丈夫かな?

と思ってしまいます。

心理統計出題委員は何人かいます。

「難易度で補正」記述には受験生のみなさんとても解釈に迷われるところだと思います。

合格基準は6割得点率基準で詳細は定まっていないですし、どうなるかはわかっていない。

今後公認心理師試験合格基準がきちんと決まるのはひょっとしたら試験施行5年後になるかもしれないと思いました。