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◯ 公認心理師で金儲け(法人営業編)

※ 以下、架空の話です。

僕「きんせいさん、凄くやり手ですねえ。お若いのにこんな都会の一等地のビルにすっごく狭い事務所構えてカウンセリング事務所経営しているんですから。いつもブログ見てますよ。メルマガも読んでますよ。」

金成「ああ、僕の苗字、かねなりって読むんだよね、ま、ハンドルネームなんだけどね、本名は図部沼(ずぶぬま)っていうんだけど、ほら、名前も大事だから。いちおう臨床心理士会と日本心理研修センターにはハンドルネームでいいかって、許可申請はしているよ。イメージって大事じゃん?」

僕「はい」

金成「あ、ちなみにブログもメルマガも自分では書いてないよ。2000文字250円ぐらいでクラウドソーシングに頼んでる」

僕「えっ」

金成「だって面倒じゃん。自分で書くの。安い金で文章買えるのは便利。それからね、どんなに狭くても大都会に事務所持つのはイメージ戦略として大事だね、このレンタルオフィス安いし会議室も借りられるからプレゼンもできるし。名刺に書いてあるオサレな地番は大事だよ」

僕「はい。なりきんさんってどうやって若くしていろんな大企業から仕事取って講演会とかやっているんですか?」

金成「なりきんじゃなくてかねなりね。まず最初は普通に病院に勤めてたんだけどね、たまたまね、まとまった伯父の遺産入ったから。ほら、人生一回しかないじゃん?それで一発勝負に出たのさ」

僕「かねとりさんって最初のとっかかりはどうやってお客さん取って来たの?」

金成「僕の名前わざと間違えてるよね?まあ性急に聞こうとしないでちょい待ってよ。僕ね、病院にいたときから開業目論んでたから、おんなじようなEAP個人企業と仲良くするために勉強会とかで人脈作る、これ後から話すけど大事ね」

僕「はあ」

金成「それからね、まず簿記2級とファイナンシャルプランナー取った。社労士は勉強だけしてみた。経営戦略大切なのね。」

僕「ほう」

金成「で、まあ君との仲だから特別に教えるけど最初は市民会館の小会議室とか借りていろんな講演会やるのよ。これは一般向けね。客は一人でも二人でもいい」

僕「はあ」

金成「それはそれで儲からなくてもいいわけ。自腹で。ただ、メンタルヘルス関係の講演実績になるでしょ?」

僕「はい」

金成「そしたら大手企業に格安で「メンタルヘルス啓蒙活動している事業やってます」って言って電話営業して売り込むの。1,000件電話すれば何件かはけっこう福利厚生部門は食いつくから、一講演1万円でもいいからやるの。でもこれはお試し初回料金ってことは強調するの。で、こんな大企業で講演したってことは実績になるからパンフに載せられるし。で、次からは1講演30万円ね。」

僕「はい」

金成「あとねえ、同業者と仲良くなったら官公庁とか社団とか独立行政法人の入札に参加するんだよ」

僕「うん」

金成「メンタルヘルスプログラムパッケージね。一回落札すると300万円ぐらい粗利取れる。」

僕「へえ」

金成「だから他社2社の見積書、社印が入ったもの持ってるんだよね」

僕「えっ、なにそれ」

金成「ほら、官公庁って3社見積相合わせが必要だからさ」

僕「ふん」

金成「形だけでも数社から見積書取ったってが必要なの。でもメンタルヘルスプログラムなんてそうそうクライエント企業もやり方変えたくないからさ」

僕「うん」

金成「だから前やってもらった業者にまた落札して欲しいワケよ」

僕「談合?」

金成「人聞きが悪いなあ。お互いの業務効率化と均質化サービス安定のためだよ」

僕「いろいろ大変なんだねえ」

金成「まあメンタルヘルスは個人で法人を相手にするCtoBのやり方がコスパがいいね」

僕「ふーん、よくわからないけど」

金成「ま、飛び込みでの問い合わせもあるからリスティングはセグメントに訴求力があるものにしてSEO対策や被リンクもばっちりやらないとね。サチコンもどんどん工夫していかなきゃだし」

僕「リストラのセメントは砂丘でシステムエンジニアかあ。ドモホルンリンクルなんだね。幸子さんも大変だなあ」

金成「ひなたくん、ひとつもかぶってないしひどすぎるからそれ。どう?ところで今の仕事やめたら完全請負で仕事紹介するよ」

僕「あ、じゃそれで」

金成「メール相談とライティング1件350円、電話相談は1件1500円出来高、電話ない日はゼロね」

僕「・・・キッツいなあ」

金成「個人事業主だからね。合名会社が今はいろいろとお得なことも多いよ。ま、わからないことがあったら聞きに来たまえ。開業コンサル友人だから初回無料にしとくよ。そのあとは40分6万円。あとうちフランチャイズもやってるから。初年度ロイヤリティゼロ円顧客月30人保証制度もあるよ」

僕「・・・いや、僕の能力ではもったいないぐらいの話なのでご遠慮させていただきたいと・・・」

金成「うん、友だちにも紹介しといてね」

僕:(この人について行ったら丸裸どころか莫大な負債ができそうだなあ・・・)

金成「君、それ心の声のつもりでもきちんと声に出てるから」

僕「あ、じゃ、今日はこれで、ちみちゃんがおうちで待ってるので」

金成「うん、近いうちにまた僕からどんどん連絡するからね」

僕「あ、いや、どうも、今日はありがとうございました」