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◯ 心理臨床学会翌日職務復帰、臨床心理士、公認心理師について思うこと

さて、僕は昨日学会から帰宅、ちみちゃんにろくにあいさつもせず手料理を久しぶりに食べて倒れるように寝ました。

今日から仕事が始まりました。

ホントは今日休みを取りたかったのですが、学会参加の間会えなかったクライエントさんとの面接が目白押し、明日は午前中メンタルヘルス講師と会議、準備しておかないと、ということで出動です。

これから資料作りをするという泥縄式デスマーチに入り込みそうなのはいつものことですが困っています。

机の上にほかの仕事が山のように仕事がたまっています。

研究発表の準備が何もできていないのを思い出します。

休憩しながら学会でもらってきた出版社のカタログを見てピックアップ、別の学会から学会誌が来ていたので目を通します。

こうやって現場に戻ってくると忙しくてもホッとします。

心理職は日々の仕事をコツコツと地道にやるしかない、公認心理師でも臨床心理士でもそれは同じことでしょう。

なかなか良くならないと言いながら毎回くるクライエントさんも多くいます。

カウンセリングの何をもってアトラクティブ、魅力的と思わせているのでしょうか。

誰にも話せない空間をここでだけ保障していることは大切なのでしょう。

前回会った時よりも悪くなったという人とも多く会います。

そこはコンプリメント(賞賛)をして「よくそんな中でも頑張ってきましたね、生き延びて来られましたね」という人もいます。

セオリー通りに進まないのが心理療法ですし、そこが醍醐味でもあります。

学会参加をしていると僕の知らない学派、流派や他領域の心理職の人たちの発表が多いです。

そういうところに参加するのもいつも馴染んでいる人たちの発表に参加するのもどちらも意義があります。

あまりにも心理臨床の世界は広くて深く、多分僕があと3回ぐらい人生を繰り返してもその片鱗にしか触れることはできないでしょう。

いつもそう思うのですが、学会に参加して思うのは他学派の人々も心理療法を行う上で最大限クライエントさんの人格を尊重しているということです。

他学派、流派、職域職種の人々の立場を尊重できることは、クライエントさんの人権、人格、多様性を尊敬することにもつながると思います。

そして今回の学会は新制度公認心理師が誕生してから初めての学会でした。

公認心理師とは何か、その職責と社会からの期待は何か、今後公認心理師を養成していく上でのさまざまな課題やそれに対する養成側の高い意識が必要でしょう。

臨床心理士の理念、倫理、公認心理師のそれらを改めて考えることは「自分とは何者か?なぜ自分はここでカウンセリングという行為をしているのか?」という根源的な疑問や心理職の存在意義にもつながります。

まだまだこれから僕も学び続けなければなりません。

目前の仕事をしながら、クライエントさんから何を求められているのか、そのために何ができるのか考えます。

そして自分は何者なのかと自己のアイデンティティを探り、自問自答しながら仕事を続けていくことになるでしょう。