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◯ 第38回心理臨床学会・公認心理師制度について等
心理臨床学会は今のところ僕が年イチで行けている学会です。

ほかの学会にはちょこちょこ予算に応じて出ているという感じでしょうか。 

前回の学会は公認心理師試験直前だったので廃人同然でイラついていました。

学会は最新の心理臨床の動向を知るという点ではいつも勉強になります。

思えばそう言えば昔は福岡の学会に出たなあと思ったのですが、何しろ3万人近い大学会なので横浜パシフィコと神戸ポートピアぐらいしか会場が借りられなくて横浜を2年連続やってから神戸というローテーションになっています。

(ただし、次回、次次回は横浜なので今後横浜一択の可能性もありますが、そういった確定発表はないので先々はわかりません)

そういえば沖縄でやったこともあったなとか京都もあった、つくば大学もあったなあとかうろ覚えなのですが、今後この学会の行く末はどうなっていくのでしょうか。

仮説1としては

新公認心理師がこの学会に流入してきて学会は盛んになる

仮説2は

公認心理師ホルダーで臨床心理士を更新しない人が増えるとこの学会参加で臨床心理士ポイント申請する必要性がなくなるので学会を退会して衰退する

仮説3は

とりあえず研究熱心な人の層は変わらないから仮説1.2を踏まえても総数は変わらない

というところで、いい塩梅としては3.ぐらいで横浜開催がちょうどいいぐらいでしょうか。

総発表数を数えるのが面倒なので手元にあるここ3年間のプログラムを見てみるとほぼ同じ厚さなのでまあ発表数も同じぐらいなのかと。

ちなみに、心なしかポスター発表(模造紙みたいな紙に研究結果を書いて並べてある展示発表)が多いような気がして、大学の偉い先生の立派な研究がポスター発表というところを見るとこれは発表数が多過ぎてポスター発表に回されてしまっているのかと思い、学会に電話して聞いたところ「そのようなことは滅多にないです」とのことでした。

さて、僕の今年の学会参加の目的としてはなんといっても公認心理師関連のシンポジウム、発表などに参加することです。

一般公開学会企画シンポジウム

公認心理師養成における「心理実践実習」と「心理実習」の実際
-養成機関と関係団体、心理臨床現場とのコラボレーション-

は厚生労働省担当者、大卒後の実務経験施設として認定されている弘前愛成会病院院長、ソーシャルワーク専門家、心理実践実習および心理実習の実習指導マニュアルと実習記録ノートについてということで、かなり実務的な内容かつ養成機関への期待や問題点が語られることになると思います。

会員のみの参加資格を認められているシンポジウムや口頭発表については会員のみ情報なので詳細をここに記すのは控えます。

ただ、今回の学会では公認心理師関連のプログラムは多くなっています。

これは当たり前のことで、制度がスタートしたので今までは臨床心理士や公務員心理職(非臨床心理士を含む)、現職のなんらかの心理相談員が中心となっていた学会に公認心理師が多く入ってくる可能性があります。

これまで心理職を専門としてきた心理職に加えて、心理相談業務を従としてきた人たちも心理職資格を取って心理の世界が構成されていくわけですから世界は変わるわけです。

(余談)

A君「現任者講習会に出た時に福祉の人が『尺度ってナニ?』って言ってたって話したじゃん」

僕「うん」

A君「そのうち『サリヴァン(精神分析学者)って誰?』っていう時代来るかもね」

僕「公認心理師試験に出題されてたし、また出そうだけどね」

A君「全部知らなくても合格できるから」

僕「そうだね」

A君「そのうち『箱庭ってナニ?』とか『河合隼雄って誰?』って時代が来るかもね」

僕「あーわかる、『ロールシャッハってナニ?』とかね」

A君「ところで僕らの発表聞きに来てね」

僕「その時間は他の発表聞きに行きたいからヤダ」

A君「・・・」