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ひなたあきら・平均的?心理職の1日

(もちろん脚色あり)

午前6時30分起床

今日の職場は通勤約15分、というかそのためにこのアパートを借りたので。

午前8時00職場到着、初回カウンセリング9時から。

だいたい主訴を聞いて終わり。

「ごめんねえ、最初だったからいろいろこっちから聞くだけで終わっちゃって、あんまりすっきりした感じなかったかも。次からはきちんと話したい話聞くから。」

次回1週間後。

午前10時、お茶しようとしてたら突然のオーダーが入る。

11時終了。

他院に転院したいとのことで医師の依頼でリファー先をいくつか提示、話しているうちに「やっぱりここでいいです」とのこと。

ケースワーカー不在の際はこういうこともやります。

さあ休憩取ろうかなあとバックルームでスマホ画面を開いたところで職員さんから声をかけられる。

以前から子育てでいろいろ気になっているということで立ち話していたけれどもそれでは何なのでカウンセリングルームで普通に話してペアレントトレーニングの知識などを伝達。

とにかくほめるポイントを見つける、問題が起きている時だけかかわると問題が頻出するので、問題が起きている時にはクールダウン、何もなくて落ち着いている時にほめるようにアドバイス。

「これはカウンセリングなのかな?」と思いつつ、上司から統計報告は多めにあげるように言われているのでカウンセリング数に計上。

昼休みは看護師さんたちの当直室で談笑しながら時間交代でご飯。

お花見の予定とかツツジ祭りとかご近所のスポットを教えてもらう。

看護師「ひなたさん、ダイエットの魔法とかないのお?」

僕「ありますあります。」

看「じゃ、10秒ぐらいで一瞬で」

僕「・・・」

別の看護師「疲れたあ、ワタシ心身ともに病んでるからさあ、疲れ取れるワザとかひなたさんなんかないのお」

僕「できますできます大丈夫です。」

午後1時から常連さんのカウンセリング

何をテーマにしようかなあと考えつつ25分は聞き役に徹して25分課題をイメージワークでクリアにしようとすると思わず話が長引いて少し焦る。

簡単にワークを終わらせて時間早めに切り上げようとすると「実は」とクライエントさんから切り出されるので10分間時間オーバー。

50分を目標にしているので次回からは気をつけようと思う。

こっちは仕事だから慣れていてもクライエントさんはカウンセリングが長引いたら相当に疲れるので。

次の予定が1時間入っていなかったのでカルテ整理をしてから新刊書をパラパラとめくる。

心理テスト。

1時間で終わり。

クライエントさんの職場の上司から外線電話、患者さんをどんな補職につけたらいいのかアドバイスが欲しいとのこと。

病休明けのリワーク(復職支援)カウンセリングで、本人から了解を取って守秘義務に反しない内容で現状を話す。

1.部下を持たせない

2.納期のある仕事をさせない

3.残業はさせない

4.渉外折衝が必要な仕事はさせない

という厚生労働省のガイドラインを参考にして作った約束事を再確認、電話を取るとそこからまた伝言をして折衝をしなければならないので、電話受けも望ましくないですねえと話す。

その後今日の面接記録を紙カルテに綴ってからPC内にもデータとして打ち込みをする。

テスト結果をまとめ上げて医師に出すためにレポートに仕上げる。

病棟から帰って来た医師と打ち合わせ。

なんとなく片付けをしたり休憩時間にお茶をしている間に6時ぐらいになると仕事じまいで帰宅です。

研究会の準備をしたり、学会発表が控えていたりとか多忙な時にはもう少し遅くなりますが、まあ普通のサラリーマンと同じような感覚です。

普通のサラリーマンといってもさまざまな勤務形態があり、ブラックではないけど軽労働かというと、どちらかというと感情労働に近いけど、クレーム処理をしているわけではないので通常は怒鳴りつけられることもなくまあお給料なりの仕事をしているのかなあと。

学会や研究会や団体の世話役をやっていると土日も時間外もつぶれて大変なのですが、僕は少ししかやっていないのでまあラクです。

管理職になると会議などの業務もたくさん出てくるのでしょうけれども部下もいない専門職なのでそこは気楽です。

会議にはちょこっとオブザーバー役で出る、あとは契約先の産業領域の職場でメンタルヘルス教育を月イチ程度でやる、事故など大きな事案があったら危機介入するけれども基本今いるところでカウンセリングをする、ということなので枠付けはしっかりとできているのかなと。

カウンセリングの中で話題となる事柄はどれもダイナミックですが、自分自身は淡々としようと思っています。

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