崩壊神話/6割合格ライン公認心理師試験

昨日、日本心理研修センターからの問い合わせメールを受信した後にふと思い出し、試験情報をしっかりと得られる信頼できる人と話しました。

曰く、「公認心理師合格ライン6割程度以上というのはカリキュラム検討委員会の結論で、今回の試験の合格基準とは全く関係がない。」とのことでした。

大手予備校のものも含めて、合格率は「合格基準は正答率 60%程度以上」 というラインが統一見解のようになっています。

ただ、その根拠は「公認心理師カリキュラム等検討会報告書」のp30に記載されているだけです。

カリキュラムと試験について検討をした、その答申として報告をした」というだけの話です。

当たり前ですが日本心理研修センターの受験の手引きには合格ラインに関することは一言も記載されてはいません。

検討結果について、試験実施機関の日本心理研修センターはそれを尊重するかもしれません。

しかしそれは義務ではなく、何の拘束力もありません。

確かに検討委員会には大学等の偉い先生方が名を連ねています。

僕は自説として、初回公認心理師試験にはより多くの合格者を出して日本の心理行政を安定させるべきだという意見は変わっていません。

そしてきっとそのようになるだろうという僕なりの予測もしていますが、あくまでも予測の域は出ないでしょう。

国民も公認心理師が多く誕生することを望むだろうと信じています。

合格者が僅少な状態でこの制度をスタートさせる事には危うさを感じます。

さて、ただ実際にフタを開けてみたら和光大学の高坂先生の厳しい予測のとおり、合格率30パーセントということも十分ありうるわけです。

もっと厳しい可能性もあります。

カリキュラム検討委員会が出した結論を日本心理研修センターやその関係機関が踏襲しなければならない謂われはないわけです。

最初から「6割神話」はなかったと考えた方がいいでしょう。

根底から「6割」を覆す見解になりますが、それが真実に思えます。

公認心理師養成各大学では急速に実習カリキュラムを整備しているでしょう。

その結果として、公認心理師数を揃えて実習を円滑に行えるようにできるといいと思います。

ただし、これも僕には完全には読めない事なのですが、カリキュラムがうまく運べるから初回試験の公認心理師数を増やそうということになるのか、それとも高坂先生が言うとおり、先々のことを考えると一定数に抑えておこうということになるのかは未知数です。

養成がうまくいきそうだ→将来的な人員過剰を避けて初回合格数を抑える

養成がうまくいきそうだ→指導者数確保を見据えて初回合格数を増やす

養成過程の滑り出しに苦心しそう・・・

→初回合格数を増やしておこうか

→指導者数も少なくていいかな

と、どちらの場合も考えられます。

ただ、

実はこういった、行政で新しい試みをする際(公認心理師実施)には世論をかなり重要視します。

そのために公的にはパブリックコメントがあるのですが、予備校の見解、個人のブログ、Twitterの書き込みなどもかなり広く読まれています。

だから社会運動をして公認心理師を増やすべく書き込みをしましょうということでは全くないのですが、影響力を何らかの形で与える可能性があるということです。

僕は必要性を感じるので初回試験では公認心理師合格ラインを引き上げるべきだと考えています。

待つ身は辛いですが、あと1カ月あまりは北海道以外の受験者は日常業務をしっかりやりながら過ごすしかなさそうです。

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