激ムズ専門資格、医療公認心理師創設の可能性

以前、医療領域の心理師に医療領域の高い専門性が求められ、公認心理師との二階建て資格になる可能性があるのではないかと書きました。

僕も勤務先のひとつにも医療現場があるので他人事ではないわけです。

精神科医も指定医制度があり、5年ごとの更新制、指定医でないと措置入院のための診察ができないなど専門家としてやっていくためには支障が出てきます。

精神保健指定医になるには定められたケースレポートを8例提出、合格率は5割程度と決してハードルが低い試験ではありません。

ならば医療領域で働く公認心理師にも資格更新制の医療心理師制度を創設して専門性を高める、採用時に有利に取り計らうという可能性が出てきます。

また試験を受けなければならない、しかもレベルアップしているという事態も想定されているわけです。

勘弁してよ・・・というのが僕にとっても正直な感想です。

どんな問題が出るか、日本心身医学会の認定医療心理士がひとつのモデルになるかもしれません。

もちろん純粋な心理問題も多いのですが、過去問を見てみると臨床検査に関する問題、Al-p、LAP、TG値やCRP、血清アミラーゼに関する問題が、公認心理師試験でも難しい形式と悪評だった、連勝複式2問正解を要するという試験を実施しています。

臨床検査数値が悪ければ全身だるいでしょうし、身体疾患からメンタルの状態が悪化することも当然あるでしょう。

認定医療心理士資格取得には、ほかにも研修診療施設常勤なら2年以上、心身医学学会発表2本、査読論文1本、症例提出、講習会受講などとかなりハードルが高いものとなっています。

全国で資格取得者が100名に満たない難易度が高い資格ですが、心身医学の医療領域で働くのにはこのぐらいの専門性の高さが要求されるのかなとも思います。

さて、これも先日書いたことですが、一般人から見た心理カウンセラーへの期待はかなり高いものがあり、その負託には応えられなければならないものがあるのかなと考えます。

勉強はお腹いっぱいとみなさんも思っているでしょう。

公認心理師には心理検査問題はほとんど出ていません。

病院で働く公認心理師が、現任者だったから心理検査ができませんという言い訳は通りません。

将来的に医療公認心理師制度が設けられる可能性はあります。

将来公認心理師の専門性を高めていくために医療領域でどのように公認心理師が知識を得て活躍していくかは、その専門性とも関係する大きな問題となっていくでしょう。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセラーへ
にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心理学へ
にほんブログ村

619ACBC7-A9D0-45AE-ADEE-D6602F4BDE2A