僕自身の公認心理師受験

◯ 受験まで

現任者講習を受けたのが5月、「あー疲れたー」と調子づいて遊び回っていたのが、「このままじゃヤバイかも」と思って勉強を始めたのが6月中旬という、受験まで3カ月のこと。

ブループリント、現認者テキストを中心に調べ調べ勉強してブログにアップしていたわけです。

直前になって「サイコロジカルファーストエイド!」「医療法!」「エリクソンの8段階だ!」と浮かされるように調べてアップしました。

公認心理師試験の受験範囲は幅広く、もしノー勉強で臨んでいたなら正答数マイナス30〜40点だったなあと問題を睨んで思い返すと、勉強しておいて正解だったと思います。

結構大きなイベントが試験直前にありました。

疲れ取れないうちに受験、こういう人は多かったでしょう。

◯ 直前

受験地に前日入り、ブログ記事は電車内や食事しながらアップしていました。

よく寝てシャワー浴びてから受験地に。

◯ 受験

某大学でしたが、かっちりとしたスーツ姿の女性が「◯◯したら(しなかったら)受験無効」と厳しく(試験なので当たり前ですが)説明、スマホを封筒にしまう2分前に自分の書いたブログを読み返し、「視床下部は摂食行動!」と理解したところで午前の試験開始でした。

◯ 午前中

サイコロジカルファーストエイドから始まってラッキー、割とすんなり解けていたのが、すぐ行き詰まりました。

大脳生理学は弱い、福祉、教育、産業、司法はわかるところはわかるけどわからないところはわからない、と必死でした。

元々仕事上で必要なので学んだ知識はしっかりと覚えていた、偶然正答できたところもあった。

詳しいはずの分野で早とちりした問題もあった、問題文を熟読しておけばよかったなあと思います。

◯ 昼休み

知人のいない会場なので1人でコンビニご飯を食べながらまた自分が書いたブログを見返していました。

◯ 午後

知識もケースも午後がかなり迷いました。

ストレンジシチュエーションは未学習だった、覚せい剤に身体依存がないのは知らなかったなあ、とかリーダシップ理論はもっと踏み込んで勉強すべきだったと思いました。

さて、受験を終わって思うことです。

1.公認心理師試験の目的

心理学に関する大学院入試レベルの知識、(あるいは国家I種試験に近いレベルの知識)が十分にあり、いわゆる「心理の専門家」と呼べる合格者にライセンスを与える。
(一般心理学や社会心理学を含む心理学知識がないと合格はできないでしょうから)

2.臨床心理士試験とは範囲や出題形式が違う

公認心理師法が通過してから心理士の過去問を練習のためにやったのですが、分野、問われている内容、形式が違います。
ブループリントでは「〜の心理」と書かれていても実際には法律、制度に関する知識問題も多かったようです。

3.五分野に関するまんべんのない法律、制度知識が必要。

医療、教育、福祉、産業、司法知識
は網羅されて出題されていたような印象を受けました。

「自分は医療をやる心理職だから司法は関係ない」

それは本当かもしれませんし、医療現場にいれば司法とは無縁に職業人生を送る可能性もあるでしょう。

ただし、公認心理師は心理のジェネラリストのための試験です。

もし病院に来たクライエントから「子どもが逮捕されて鑑別所に入ってしまった。このあとどうなりますか?」と聞かれたら、答えるかどうかは別として、答えられるだけの知識がある人間が公認心理師の資格があります。

始まったばかりの制度ですが、心理学に関するスペシャリスト兼ジェネラリストが求められている資格です。

どの現場に入っても「企業内でしかカウンセリングをしていないから児童相談所のことは知らない」と言うことは許されない専門資格ということを感じました。

何のためにこれだけの広い出題範囲を?という答えは制度実施後に試験見直しが行われたり、公認心理師が実際に仕事をしていく中で明らかになっていく事柄かもしれません。


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