公認心理師不合格だったかも・・・

とある心理職の人から感想を聞きました。

と自己採点の結果、不安に思っている人も多いでしょう。

僕も今まで勉強してきて、いろんなことが初めて、なにもかもわからずこんなに不安に思う試験はありませんでした。

模範解答速報も出ていて、自己採点すると、まあなんとか合格ラインかな?と思いきや

別のサイトの解答を見ると、?じゃあ全部のサイトが共通して一致している解のみを採用してクロスチェックして採点し直すと・・・あれ?大丈夫かな?

と迷走します。

(そう言えばプロロゴスさんからの解答例も掲載されました。こういったプロの方々でも迷い迷い解答例を作成している思考プロセスまで書いてあって好感を持ちました。)

受験生の意見を聞いてみると「曖昧な問題が多かった」「ブループリントの用語を必死に調べたけど出題された内容は違った」など。

和光大学高坂先生も、公認心理師試験は相当難易度が高く、これで6割取るというのはかなり困難だっただろうという内容のコメントを出していました。

「6割程度」の解釈がどうなるか、確かに第1回目の試験の合格率をかなり低めにしてしまうと、今心理職として働いている人、合格を前提として採用されている人もいるでしょうし、様々な弊害も出てくることが予想されます。

「大丈夫大丈夫、みんな受かるよ」となかなか楽観的な感想を話していたレジリエントな人もいました。

ヒカリノ公認心理師さんに記載されているとおり、曖昧な問題で複数正解が考えられる問題は全員正解となる可能性もあるわけで、ヒカリノさんが記述していたように、発表日まで受験票と希望は捨てないで(どうなろうが受験票は実際には捨てられないわけですが)待つしかないですね。

考えてみれば2問選択の問題は2問正解じゃないと全くのゼロ点扱いになるのかどうかもわかりません。

数学の問題だったら途中の推論を間違っていて、最終解答選択肢が正解だったとしても部分点はもらえないでしょう。

知識問題で1問は合っていてもそれをゼロカウントするのは厳し過ぎるのではないかなと筆者は個人的には思うわけです。

あとどなたかが触れていたのですが、事例問題を重視する試験もあるわけで、公認心理師試験もカウンセラーの試験なので、知識よりも実践が大切なわけです。

配点が事例問題だと2倍になるとか、重みづけが違う可能性もありますね。

ちなみに筆者は現任者講習が終わってから、公認心理師試験受験準備を忘れて遊びほうけていて(単に普通に働いていた時間も多いですが。)

心理職の知り合いに「無勉でやろうと思ってるんだよねー」と話したら「甘い」と言われ、拙いお勉強ブログも勉強の一環として公認心理師知識編を載せてみました。

ヤマをかけたり粘ってみたのですが、あんまりお役に立てなかったのではないかと思うと内心忸怩たる思いです。

さて、「公認心理師落ちたかも・・・」と言っていた人は、ごく普通に仕事をしてます。

これは当たり前のことで、カウンセラーの仕事というのは、親が死んだらお休みをくれる(取る)でしょう。

ただ、その後のカウンセリングの中で「僕は辛いんだよね」とクライエントさんに言うわけにはいかないわけです。

「振られた」「離婚した」「試験に落ちたかも」これらはクライエントさんには何の関係もない事柄です。

クライエントさんは自分の問題で必死になって煮詰まっています。

カウンセラーの愚痴まで聞いている気持ちの余裕はないですし、そもそもそんな話をするカウンセラーもいないわけです(と信じたいです)。

第1回目の試験、わからないことだらけなので「結果を待つ」これに尽きますね。

「点数低かったし落ちたかも知んないけどきっと大丈夫だよー」と言う人もさすがにまだかなり疲れてぐったりとしていました。

それでもカウンセラーにはなるべく良質のカウンセリングを提供する義務もありますし、週末からの3連休で休める人は疲れを取ることができるといいですね、と思います。

さぞお疲れの方々も多いと思います。どうぞ皆様ご自愛ください。

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