ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

このブログ運営者は産業と医療の中間領域のようなところでカウンセリングを行っている、世界の謎を解き明かす心理職です。

これまで司法、教育、福祉分野での心理職経験もあります。

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「近代中小企業連載第3回 ・営業に生かせる心理学『心理学的な付加価値が営業を成功させる。 』

「近代中小企業」
発行:中小企業経営研究会
https://www.kinchu.jp

(ひなた元原稿)
〇はじめに
どんなに魅力的な商材でもその存在や有用性が知られていなければ売れることはありません。したがって、売るためには「心理学的な付加価値」が影響します。
本連載の中では何度か出てくるのですが、人の認知、情動を変えて行動もポジティブに変化させるには「認知不協和理論」が営業活動の中で大切です。

よく営業で言われているのは「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」です。相手にドアをあ開けさせてそこに足をはさみ込むと「自分がドアを開けたからこういうことになっている」という、自分の選択した行動を正当化するためにドアを開けたという小さな行動から、購買行動という大きな行動につなげるまでの一連の流れを説明しています。

〇段階的要請法と認知不協和理論による営業テクニック
実際にフット・イン・ザ・ドアテクニックを無理やり使ってしまうと押し売りになってしまうので、これは論外なのですが、段階的要請法や認知不協和理論を応用したこのテクニックは営業にとっては有用です。つまり、小さなことから承諾を取り、だんだんと大きな要請をしていくということです。

例えば無料でノベルティを付ける、そして安価でもいいから小さなモノを販売する、そうすると相手は「モノをもらった、安く買った」という自分の行動が誤っていなかったということでポジティブに自分の行動をとらえるために、大きな事柄でも承諾しやすくなるということです。常に小さなお願いは大きなお願いにつながります。

例をあげます。最近服飾等の小売店ではいわゆる「売る」押しつけがましい営業よりも顧客優先の選択をしてもらうように心がけています。「どうぞご自由に見学してください」(顧客の自由度が高い)そして顧客が迷っているようだったら「どうしました?もしよろしければ説明させてもらえませんか?」と顧客の意志決定を重視し、顧客が「自分で選択した」という認知が大切になるわけです。

ここで「30分ほど説明させてもらえませんか」と言われたら顧客はあまりの手間に嫌がってしまうでしょう。それよりは「少しお時間いいですか」「10分ほど見ていきませんか?」の方が受け入れられやすいのは当然のことのように思われます。

結果的にその説明が30分になってしまった時、人は自分が費やした時間を無駄だと認めたくないわけなので、購買行動につながりやすくなります。

人間は自分が選択した行動の過ちを認めたくありません。これをザイアンスの「単純接触理論」と組み合わせると硬軟使い分けた営業手法になるのではないでしょうか。つまり、他愛のない挨拶程度でも営業マンが毎回接触してくると「売る」という積極的な行動に営業マンが出なくても顧客は営業マンと接触してきた時間の長さが無駄だったとは認めたくないために購買行動につながりやすくなるでしょう。

単純接触効果は相手が忙しい時間を過ごしているのに無理に面会を申し入れるのは逆効果になります。「たまたま通りかかったので」と名刺1枚受付に渡しておくのでも構いません。不在でもいいのです。

新商品のパンフレットができた、あるいは従来ある商品のパンフレットがマイナーチェンジされて新しくなった、など直接顔を見なくても潜在的顧客は「あ、また来たなあ、こちらが忙しいと思って面会を無理強いしなかったんだなあ」と好意を持った単純接触効果になるでしょう。

これは営業マン自身が「広告」として機能していることを示します。ただテレビのCMが流れているのとは違い、手間がかかっている広告です。営業マンがわざわざ足を運ぶことはっこの手間がかかった広告の効果としては、相手の認知、記憶にとどまり、感情を良好にして次のステップとして面談をしてみよう、最終的には購買行動につながるものと考えられます。

さて、認知不協和理論は大切な営業テクニックで、人は自分の認知(認識=例えばこの人はいい人だ)というものは情動(感情、好意を営業マンと商品に抱いている)、そして最終的には購買という行動に出るのです。これは臨床心理学の最前線で使われている、誤った認知を正しい行動に変える認知行動療法にも応用されています。

また、購買行動に関する認知は、認知不協和理論にも似た、A―B―Ⅹモデル(バランス理論)でも説明できます。例えば、巨人ファンのA君と阪神ファンのB君が仲がいいけれどもどうしてもA君は野球の好みが許せない。そうするとA君は自分の認知を変えて阪神ファンになろうとするかもしれません。また、巨人ファンになるようにB君のことを説得するかもしれません。

以上は比較的前向きな行動なのですが、A君はお互いの認知が違っているという緊張状態を解消するためにB君が嫌いになり、B君との仲を解消するようになるかもしれません。つまり、認知の違いというのはそれほどまでに人の感情を動かすわけです。

「だから」「でも」などといった相手がなかなか納得をしないキーワードを使っても顧客の心を動かすことは難しいでしょう。例えば顧客がいったん「買わない」という言葉を口にしたとしてもその意志を無理やり変えようとするのではなく、徐々に相手の態度変容を期待する方が効率的でしょう。

〇 ポジティブな心理学の活用
従来、心理学は病人の治療のために発展してきましたが、そうではないポジティブな側面にも注目されているのがポジティブ心理学です。あたかも営業マンが治療者のように顧客に接していたら、営業マンの方が上位に立っていて顧客が不快に感じやすいのは想像に難くないでしょう。

人間はネガティブな感情よりポジティブな感情を望みます。そこで、相手が好きなこと、没頭することに話を引き入れていくことは大切なテクニックです。最初から売り込みをかけられるよりも趣味の話や大切にしている家族の話、好きな話題を好みます。

ポジティブ心理学から少し離れるのですが、会話術として上記の説明をより深めて考えてみます。人間の会話には「クローズド・クエスチョン」とそして「オープン・クエスチョン」
があります。営業をするのに「今日は暑いですね」と営業マンが言ったなら「そうだね」と一言返されて終わりでしょう。「暑いと食欲が落ちますね」も「そうだね」「そうでもないよ」の一言で終わってしまいます。

それに引き換え、「オープン・クエスチョン」は話題が広がる会話術です。同じ天気の話でも「今日の天気はどうですか?」と聞くと「暑いね、暑いのは僕は苦手でね、北の方の出身だからね」「そうなんですか、私は南の出身ですけれどもこちらの気候は蒸しますよね」と話が広がります。「食欲が落ちますよね」よりも「暑いと冷たいものが食べたくなりますよね」「そうそう、そうめんとかね」「私もそうめんは〇〇産が大好きなんですよ」等話が広がります。

話を広げて相手との親しい関係を作り上げていくのは営業の基本です。また、顧客は常に自分で選択を行ったという思考を好みますので、そこには「ユー・ミーニング」(「あなた」が主語)よりも「アイ・ミーニング」(「私」が主語)の話し方が好まれます。

読者の方は、販売のために「私はあなたにモノを売りたい」という発想とはまるで逆に感じるかもしれません。「私は売りたい」はどちらかというと押しつけがましく感じられないでしょうか。「私(アイ)はこの商品を〇〇と考えますけれど、どうでしょうか?」と聞いた方が先ほどのオープン・クエスチョンと相まって話はどんどん広がりますし、それに加えて選択権はあくまでも顧客にあるということで、満足度も高まるでしょう。

ポジティブ心理学について触れておきます。ポジティブな感情がまず大切になります。最初から高値で販売を提案されるよりもサービスや品質の積み重ねでその値段になったことを示していく方が受け入れられやすいと筆者は考えます。誰しも不愉快な人生よりも心地よい時間を過ごしたいと思っていることは間違いありません。一方的な押しつけは禁物です。

そしていったん顧客が自社の商品、そして商品そのものでなくても商品が持っている価値に自分が没頭し、夢中になっていけばそれに対する集中性は増します。常にポジティブな感情を持ってもらうことがこの没入状態に関係しています。精神的に健康度が高い人ほどこの没入状態になりやすいことが知られています。

営業マンは顧客の健康度を高めるためのユーモアや相手が興味を引く話題の引き出しを多く持っていることが大切なのはこのポジティブ心理学でも説明できます。そのためには関係性も大切です。お互いに不快な感情「売ろうとする―無理やり売られようとする」という関係性は良好とは言えません。営業以外にも付加価値が多いサービスを提供することが大事になるでしょう。

ポジティブ心理学では人間がいかにして幸せになるか、ウェルビーイングという概念を大切にしています。そこには社会的に良好な人間関係が影響しています。思い描いてみると(例外はもちろんありますが)幸せそうで、人の(社員の)役に立つものを購入したいという顧客は笑顔のウェルビーイングに満ちているわけです。

「営業」というのはただの仕事、というよりはその営業マンの価値観や人生観が強く反映されるものです。営業活動をする中で、自分は正しいことをしている、ポジティブに顧客に喜んでもらっているという感覚、人生の意味や意義をそこに見出すことはとても大切なっことです。そしてそれは顧客にも通じることです。幸福度を達成する上で、なぜその商品が大切なのかを知ってもらうことが大切でしょう。それは大袈裟過ぎないと思うのですが、意味や意義を人生に見出すことが営業活動に通じるということになるでしょう。

ポジティブ心理学の中でも大切な概念は、達成感情です。これも営業マンと顧客双方に通じることで、いいものを売った、いい買い物をしたという達成感情がお互いに生まれたら営業はさらに次の営業につながります。仕方なく買ってしまったというよりも、お互いにwin-winの関係性が大切なのはこのためです。

〇精緻化見込みモデル
精緻化見込みモデルは2つのルートをたどると考えられます。
例えば商品についてとても詳しい顧客がいたとします。詳しいからこそ、周辺情報や他社の製品と比較検討することができる、この顧客は購買行動について「中心ルート」と言えます。関心、興味を持っている中心ルートをたどる人は潜在的顧客として大きな役割を果たすと言えます。

中心ルートの人は商品に対する知識が優れているだけに、世間の評判がどうなっているのか、この商品の雰囲気は、ということについてはあまり関心を抱きません。この人たちが専門的な知識を持っているのならばこちらも懇切丁寧に専門性について説明した方が効果的ということです。

また、商品そのもののことはよく知らない、ですがSNSやインフルエンサー、芸能人等が勧めているから、と周辺からその商品に興味を持つようになった人のことを「周辺ルート」の潜在的顧客と呼ぶことができます。商品そのものに強い関心がなかったとしても「結果的にこれはとても役立った、役立っていると言っている人が多い」ということで周辺ルートの人は知識が増えなくても購買意欲は高まるわけです。

こういった周辺ルートの人たちに対して無理やりに商品の持つ魅力や性能、知識を売り込もうというのは逆効果になりかねません。周辺ルートの人たちは商品の持つ雰囲気や役に立っているというメッセージの方を重視しているからです。ただし、こういった人たちは雰囲気で選んでいるので流行が変わると中心的な興味も異なってしまうことも十分に考えられます。その商品を売りたいのであればその流行が続いているうちに、そして流行が変わった場合には別の商品を売っていくという工夫が必要となるでしょう。

〇おわりに
今回は、商品よりも商品に対してつけられる付加価値が大切ということについて述べてみました。人は認知、情動、そして認知や情動に関連したポジティブな感情についてを中心に書きました。付加価値というのは本稿では営業マン自身と、営業マンの持つ魅力、そして営業マンの持つコミュニケーション能力です。これら全てを一致させることは難しくても、その強度が強いほど営業マンは「売れる」営業マンとなっていくことが期待されるのではないでしょうか。

※いつも拙文を校正の上、綺麗なpdfにしてくださってありがとうございます。

近代中小企業「営業に生かせる心理学3」

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公認心理師法人営業・ココロラルゴ代表光戸利奈博士の挑戦

ココロラルゴHP

以前別のプロジェクトで一緒になったこともあったのですが、開業心理職として先輩の教えを乞うために法人向け心理学研修のココロラルゴを主催しているHNりりー、光戸利奈(みつと・りな)さんに開業直前に図々しくも営業方法について無料で指南を受けるためにZoomでの会話を申し込み、快く引き受けてくれました。

まあ雑談がてらということでなかなかためになる話もできたのですが、5月16日のZoomセミナー(仮称・心理職のための法人営業)とかぶるところも多いので内容は割愛。

りりーさんは病院心理職を10年行った後に一昨年独立、兼業主婦として2人の子育てをしながら忙しく毎日働き、現在では一日3件の法人の仕事を行うこともあります。

Twitterでのツイートを見るとなかなか彼女の本気度が伝わってきて、扶養の範囲内で収まるような働き方はしたくないと独立心旺盛ですし、元々認知心理学・神経心理学が専門で臨床心理士資格を取得していなかった彼女は病院の臨床心理士に疎んじられながらも黙々と子育てをしながら広島大学教育学部大学院で心理学博士号を取得、周りの臨床心理士たちも感心するほどの努力をしてきました。僕も博士論文を見せてもらったのですが難しすぎて何がなんだかわからない…

病院では地域連携室長として管理職業務を行う等、八面六臂の活躍をしたのちの開業です。

ホームページを見るとわかるのですが、「新入社員向けA. ストレスコントロール(セルフケア)B. 自分の強みをビジネスに活かすC. 伝わるコミュニケーション術昇進者向けA. コーチングB. 感情との付き合い方C. チームマネジメント管理職・人事向けA. 部下のメンタル・ラインケアB. ハラスメント対策C. ストレスチェックの活かし方」など法人・事業所にとってはかゆいところに手が届くようなメニュー構成になっていて、心理学を仕事にするというと、個人向け開業ばかりに目が行きがちなのですが、心理学開業のもうひとつの新しい地平を見せてくれます。

どの事業所も理念が正しくて崇高なものであっても、従業員の離職率の高さには頭を悩ませています。1人採用するのに100万円近いコストがかかるのに加えて社員の離職は組織全体のモチベーションを著しく下げることにもつながりますから、法人営業の意義は大いにあり、そこはwin-winの関係になれると言えるでしょう。

そのための取組みのひとつとして、恥ずかしながら僕は今調べながら知ったのですが厚生労働省で「健康経営優良法人」と認可されることができるそうですが、りりーさんの事業は健康経営有料法人認可の支援もしてくれるそうです。

彼女のすごいところはとにかくフットワークが軽いことと、楽観的なところです。僕がツイートで法人営業のことばかりつぶやいていたら「ひなた、一緒にセミナーやらん?(普段はお互いタメ口)」と僕が戸惑って「お、おう」と言う間もなく開業心理職のためのいろは、継続営業をやるには、という中身でオンラインセミナーをやることが決まっていました。

2年ぐらい前にりりーさんとは知り合ったのですが、明るく快活なところは全く変わっていません。僕も法人営業をやっていて感じるのですが、確かに法人営業というのは楽しいこともありますがなかなか辛いところもありまして、全く知らないところに電話したりアポがうまく取れても追い返されるようなところがあったり…

りりーさんは新規開拓営業はやったことがなく、紹介で仕事をもらっていると聞くのですが、思えば通常の人だと辛いなあと思うところ、彼女自身もきついと思うことがあっても全く表にも出さないのは大したものだなあと感心しています。

実際にはりりーさんは新規営業はやらないと言っていましたが、認知心理学博士だけあってそこはかなり合理的・システマティックにやっていると思います。僕も彼女の真似をしてセミナーなんぞをやろうとしているのですが、セミナーにやってくる時点でそのオーディエンスは潜在的な顧客です。そういった人たちからの声を拾い上げていくことはなによりの営業活動になるでしょう。飛び込みで電話しまくる根性営業とは一線を画しています。

法人向けに心理学を活用した営業、というか営業活動全般に共通して言えることですが、営業はとにかく社長、研修を実施してくれるキーパーソンと話ができなければどうにもなりません。りりーさんは社長のカウンセリングも行っていますが、会社の代表者と話すことも多く、社外相談役としても活躍しています。心理職はとかく1人対1人を相手にすることが多く、組織を相手にすることは分野によっては少ないのですが、臆せずトップに会い続けるという姿勢が必要でしょう。

ここまで書くと「なぜ」「どうして」りりーさんがそういった活動が可能だったのだろうと思う方も多いかもしれません。確かに誰にでもできることではありません。その辺りのコツが5月16日のオンラインセミナーで聞けるのではないかと期待しています。(注:配信は5月20日からになります)

「開業の糸口ってなんだろう、わからない」「勇気を持って飛び込み営業しなくちゃならないのかなあ」とそういった疑問に真摯に答え、営業の大変さばかりでなく、法人向けセミナー実施の楽しさとそのやり方について当日は語っていくつもりです。ぜひみなさんのご参加をお待ちしています。詳細はまた続報にて。
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臨床心理士を国会議員へ・高原あきこ先生を見つけました。

僕は以前から臨床心理士から国会議員が出て欲しいと思っていたのですがつい先日、高原あきこ先生(高原あきこ|臨床心理士|自民党参議院比例代表(全国区)支部長 @akiko_shinri)Twitterアカウントをフォローする機会がありました。

「臨床心理士は純粋に対人援助の仕事だから政治のようなものとは離れているべきだ」という意見がある人もいるかもしれませんが僕はこれをNO!と考えます。

僕は開業心理職を始めたばかりですが「臨床心理士です。公認心理師です。」「はあ…」という反応が実に多いこと、Twitter内では臨床心理士、公認心理師が集まっていてお互いにやり取りを盛んにしていても僕ら職種への世間の認知はまだまだ薄いです。

だからこそ心理職から国会議員が選出されて心理の立場からどんどん政策を提言してもらい、実行していくことには大きな意味があると思うのです。

高原あきこ先生の略歴ですが九州大学卒後同大学院博士課程まで進学、社会福祉法人複数で障碍児の支援を行いながら研究を行い、熊本大学教授、平成24年4月より3年間熊本大学教育学部付属特別支援学校長を兼任、2011年には東日本大震災での被災者のこころのケアに携わっています。
高原あきこ先生プロフィール

心理職の人が政治の世界に出ると心理の色が褪せてしまうのではないかというとそんなことは全くなく、

1.コロナを含む災害時の心ののケア、ストレス予防教育

2.離島振興(離島への心理的支援の充実につながるとも僕は個人的な印象を持ちました。)

3.心の専門家として、いじめ・虐待問題への取り組み

4.少子化における教育システムの再構築

5.障碍がある方への心のケア

6.心理専門職の地位確立に努めます。

公認心理師・臨床心理士、「心の専門家」の仕事の啓発につとめ、心理専門職が社会に役立つような法制度やシステム構築を目指します。
さらに医療・教育・福祉の専門家たちと連携・協力しながら、社会のために役に立つ仕事ができるシステム作りに努めます。


7.日本の良き伝統と文化を伝えて行くこと、自主独立で他国と友好関係を結ぶこと

を謳っています。

official websiteから抜粋

心理職が高学歴ワープアなのはいつも言われていることですが、国政の中枢にかかわる議員の先生が心理職の権利について主張してくれることはこの上なく心強いことです。

したがって僕は高原あきこ先生を全面的に応援したいと思います。

法人・個人の後援もウェルカムで、参議院比例代表(全国区)は全国どの心理職でも先生の名前で投票できます。

photo by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_

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