ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

このブログ運営者は産業と医療の中間領域のようなところでカウンセリングを行っている、世界の謎を解き明かす心理職です。

これまで司法、教育、福祉分野での心理職経験もあります。

このブログのテーマは僕が専門としている心理学に加え、スタートしたばかりの公認心理師制度の検証、カウンセリング全般についてです。毎日更新を目指しています。誰も読まなくても書きます。もし評判が悪ければ反省してやはり毎日書きます。コメントは他者の誹謗中傷でなければ掲載します。僕へのクレームは大歓迎。掲示板がわりに使っていただいて構いません。

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【第4回公認心理師試験】台風14号の日本列島接近に伴う注意喚起(9月18日(土)10:00更新)

試験は予定通り実施予定です。

日本心理研修センターホームページ

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○ これを覚えておくと心穏やかに受験できるコツbyまりぃ先輩

※ 今回は公認心理師・臨床心理士受験指導に熱心な
まりぃ先輩 に特別に寄稿していただきました。

(以下まりぃ先輩の本文)

何か受験生に贈る言葉をと言われまして、何やら書いてみます。
とはいっても、いつも言っている以上のことは特にないかもしれません。

思えば、昨年度に引き続き、今年度もイレギュラーな試験になりました。
昨年度時点で予定されていた時期より、試験の時期は少しずれましたし、コロナ禍で試験が開催されるのかハラハラする期間も長くありました。
開催されるにしても、ワクチンの接種の時期問題や、身近な人への、また自分自身の感染リスクを抑えるために試験を受けに行くべきか否かといった個人の問題もありましたね。
そして試験直前、台風が来ています。台風一過、で無事に公認心理師試験が受けられるように願っています。

さて、こんなにも外的に揺さぶられてでも、あなたは試験を受けようとしています。
それはどうしてでしょうか。
お金を払ってしまったからもったいない?ここまで勉強したんだからもったいない?資格がどうしても欲しい?
どんな理由でも構いません、あなたは受験することにしたのです。それは一つの立派な決断です。もちろん、受験しないことにした方も、それはそれで立派な決断でしょう。

だから、この決断を、悔いなく最後まで遂行してほしいと願います。
受験しないことにした方は、「あの時受験していれば」と思わないようにしてほしい。「受験したら受かったと思うんだけど受験しなかったんだ」と言い訳する人にならないでほしい。
受験することにした人は、結果がどうあれ「やっぱり受験しなければよかった」と思わないでほしいのです。

そのために……今から少し現実的な話をします。予備校の先生方もきっとおっしゃることだと思いますので、今更かもしれませんが、まあ、一応。
まず、資格試験と言うのは、主催者側からすると全員合格では困るわけです。
主催者側が狙った割合の人が、合格する試験でないと困るわけです。
模擬試験は、「資格試験を受ける人の勉強になるように」作っているので、本番より難しかったり、あるいは易しかったりします。そして、復習した時に本番の参考になるように作られています。
しかし、資格試験はそれが本番なのですから、「主催者が狙った割合の人が、主催者の狙った点数をとって、合格になること」を目的に作られています。
つまり、公認心理師試験でいえば、6割の得点を取る人が、向こうが必要としている人数いればいいわけです。
ということを逆に考えると、7割8割取る人があまり多くいても困るし、合格点に達しない人が向こうが願った人数より多くても困るわけです。
そうすると、どんな問題構成になるでしょうか。
そうです、満点が取れない構成になります。
例えば……
非常によく勉強した人でも解けない問題 1割 23点分
非常によく勉強した人なら解ける問題 1割 23点分
よく勉強した人なら解ける問題 2割 46点分
勉強したなら解ける問題 2割 46点分
勉強していたら当たり前に解ける問題 3割 69点分
一般常識 1割 23点分
くらいのイメージを持っていたら良いのではないでしょうか?
(上記は私のイメージです。この通りと限定してはおりません。でもこのイメージで試験に挑んでください)

このイメージをもって頭の中で試験問題を開いてください。
そうすると、そうです、「あ、分からない」という問題が、一点問題だけなら23問は発生するわけです。(事例のほうにこの絶対解けない問題は配置しにくいと思います)。
大事なことを言います。つまり本番のあなたに必要なのは、「この問題がどの水準の問題か」を見極め、かける時間を把握する能力です。
最初に一ページから「やばい、分からない」となっても大丈夫。それは上記でいう「非常によく勉強した人でも解けない問題」かもしれません。そして、この「非常によく勉強した人でも解けない問題」に時間をかけてはいけません。特に一点問題はそうです。そこに時間をかけてどうせわからないよりは、考えたらわかりそうな問題や、事例問題に時間をかける方が、よほど得点効率が良いわけです。ですから、勇気をもって適当にマークをし、解かないといけない問題の方にしっかり時間をかけましょう。

だから、予備校さんなどのサイトに書いてある「一問にかけられる時間」は少し前後すると思ってください。だって、捨て問題には1秒もかかりません。その分の時間は「解けるはずの問題」に回してください。
一問一点の問題は、なるべく手早く解いて、少し考えこむ必要のある一問三点の事例問題に時間を割きましょう。
そして、事例問題は、なるべく落とさないようにしましょう。なにせ38題で114点です。これだけで合格点の138点にかなり肉薄できます。

長々と現実的なコツを書いてきました。ですから、本番夢中で解くのももちろんですが、どこかでメタ認知を働かせて、問題を解いている自分を見つめる目を動かしておきましょう。

でも、ほんとのことを言います。私もこれだけ考えて作戦を練って時間配分をしましたが、正直時間はとっても余りました。後半一時間くらい余ったと思います。
だから、安心して試験に臨んでください。

時間がたっぷり余れば、普通に見直しをしてもいいですし、あまり余らなかった人は、マークミスがないかのチェックだけでもしましょう。そのためには、問題用紙に回答をチェックしておく必要があります。また、「適切なものを選べ」で適切なものを選んでいるか、「不適切なものを選べ」でそうしているか、「二つ選べ」で二つ選んでいるか、などの見直しも有効です。というか、不安な人は、その見直しの方がよいかもしれません。考え直すとどんどん不安になりますからね。

とにもかくにも、「試験を受けてよかった」「出し切った」とあなたが胸を張れることを願っています。吉報をお待ちしています。
まりぃ

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○ 公認心理師試験に必ず受かる人

1.はじめに

結論から言えば必ず合格すると保証できる人はいません。

しかし「これをやったら絶対にまずい」ということはありますので、それは回避しておきましょう。

2.避けるべきこと

⑴ 受験しないこと

まず、受験をしなければどんなことがあっても合格はしませんできません。コロナの影響で受験できない人、この人は仕方ないと思います。ですが、あまりにも試験が難しすぎると思って試合を放棄して受験しなければそれまでです。

⑵ 試合放棄

また、試験問題を見てあまりの難しさに途中で帰らないまでも、もう頭の中では鉛筆コロコロで日本語を読まなくなってしまうといけません。わけのわからない知識問題は実は国語問題ということもあります。

じっくりと誤答をしらみつぶしにして正答選択をしていきましょう。

⑶ 体調管理ができない人

以前試験前日に○イン3本空けてから試験に臨んで合格したという剛の者を書いたことがありますが、彼は特殊人物です。やめておきましょう。もう今日あたりからは早寝早起きで、受験と同じスケジュールで受験中の時間は起きていられるように時間調整をしてもいいと思います。

日常生活でもマスク必須なのでこの時期通常の風邪を引く人は激減しているのですがそれでも絶対に風邪はひかないでください。

都会の試験会場近くに行ったからと楽しい気持ちになるのはわかりますが、いろんな意味で人ごみを避ける方が賢明です。

微熱があると体温チェックで入口てはねられます。お風呂に入ったら髪は良く乾かすようにする、風邪でなくても炎症を起こすと体温は上がるので、ケガやヤケドをしない、胃腸の管理をきちんとしておく、喉の弱い人はきちんと薬で対応するなど今からしておいてもいいでしょう。

雨や台風に気をつけなければならない地域が関連している場合にはカサは持っていきましょう。

だいたいにおいてこの時期に自己責任で体調を悪くさせてしまうというのはそれだけでセルフハンディキャップ(うまく行かなかった時の言い訳の準備)をしていると言ってもいいでしょう。

3.しておくべきこと

あまりこれはダメだあれはダメだと言っていると読んでいる方もやる気をなくすと思います。回避するべきことの逆をやればいいだけの話なのですが、それ以外にもやって欲しいことがあります。

⑴ 最後の最後まで諦めないこと

この試験はかなり難しく、1点を争う試験になっています。もちろん体調管理は万全にして徹夜で受験をする、ということはしないで欲しいです。

思い出し復習で点を上げるのでも、異論は大きく認めますが、ブループリントてわからない、知らない用語があったら(僕はありました。)死に物狂いで調べてしまってもいいと思います。

⑵ メンタルリハーサル

とても難しい試験ということを繰り返しておきます。あなたの横ですらすらと凄い勢いで問題用紙をめくっている人、マークシートにチェックをする人がいたら「かなわない」と思うかもしれませんがその人が合格するという保証は全くありません。

その人は内心ワケがわからなくてテンパっているだけかもしれないのです。

問題用紙をめくったら訳の分からない問題のオンパレードということは心得ておいて欲しいと思います。

ですのでそこで心砕けてしまうのではなくて、いや、メンブレでも構わないので、わからない問題でも一応マルをしておくか、後回しにするかはお任せしますが、とにかく正答選択か、誤答選択か、2解答選択かは間違えないことが大事です。

⑶ メンブレてしまっても平気

午前問題があまりにも難しすぎて帰りたくなっまり、友人や家族に「ダメだ」とLINEをするのは自由です。

一呼吸置いたらまた最後の総仕上げをするか、ソシャゲでもやって息を抜くか(僕は何かに取り憑かれていたように勉強していたような気がしますが)休み時間はまあ好きに過ごすのがその人のやり方でしょう。

大切なのは自分があまりにも困難な道程を辿ろうとしメンブレている時、受験生のほかのみなさんもほぼほぼおなじ気持ちでいるということを知ることです。

試験です。側から見ると平然とした顔で簡単そうに試験問題を解いているように見えてもその人の心も心臓がバクバクいっていて、よくわからない絶望感にとらわれている可能性が高いです。

この試験のメンブレ具合と合格には以下のような法則があります。

ア. わけのわからなさにメンブレて何か目に見えないものにハマる→不合格or合格

ダメと思っても合格していた人も多かったのがこの試験です。

イ. わけのわからなさにメンブレつつも「ま、いっか」とレジリエンスを持って(実際にこれで第2回試験を乗り切った人がいます。)と、とにかくやり切ることです。

こういう人はサバイバルギリギリ点数でも合格します。

なので自分が訳の分からないという気持ちでいる時は他の受験生のみなさんも同じ気持ちでいるのだと思います。

この試験の大切なところはこの試験は資格試験だということです。

何が何でも6割取れれば合格、つまり周りのみなさんは大学受験のように競争相手ではなく、この試験に立ち向かっているという同胞なのです。

というわけで話さなくても、訳の分からない共同体感覚を持ってこの試験に臨んでもいいと思っています。

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