カウンセラーひなたあきらが公認心理師について考えてみた

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。 ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

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公認心理師Gルート審査落ちについて日本心理研修センターに公開質問/公認心理師Gルート 審査落ちの判定基準について考える

以下本文

件名 Gルート審査基準についての質問

日本心理研修センター御中

第1回公認心理師試験当初から聞き及んでいますが、Gルート受験者で私設事務所を開設していた心理専業従事者、勤務者のうち多くの出願者が審査落ちを余儀なくさせられています。

この方々は心理要支援者の方々のために尽力してひごろから心理業務を行ってきています。

開業届の控え、登記簿謄本に加えて私設開業施設は多々心理支援業務を行ってきたという疎明資料が存在しています。

私設心理相談機関における受験資格の明確な判断基準を示してください。

また、出願者に対し「門前払い」ではなく、追完情報を教示することが貴センターの責務と考えています。

なお、この質問は当ブログに掲載します。

以上

心理学ブログ運営者

ひなたあきら

hinata.website

「カウンセラーひなたあきらが公認心理師について考えてみた」


いろいろな私設心理事務所で活躍されている心理の先生の方々がGルートで審査落ちをした、そして異議申し立てをした結果受験することができた先生がいた、結果としてとても長く心理臨床経験が長かった臨床心理士の先生がダメだったことも多いと聞いています。

さて、第2回公認心理師試験の願書提出は4月17日から5月17日までです。

日本心理研修センターのホームページには(以下引用)

「分野施設コード」が「902」の施設(私設の心理相談室等)については,本「実務経験証明書」に加え,当該施設が,法第2条第1号から第3号の業務を行っていたことが明記されている書類(「税務署の受付印のある開業届の控え」,「会社・法人登記簿謄本」等において,当該施設が上記業務を行っていたと明確に判断できる箇所の写し)を添付しなければなりません。

とあります。

何をもって開業登記簿謄本や開業届けでGルート資格者の認定とするのか、異議申し立てはどこにするのか。

日本心理研修センターに異議申し立てができるのですが、試験機関への申し立て電話段階で「え、だめなの?」「だめです」

といい諾々と言うことを聞いてあきらめた方もいらっしゃるかもしれません。

1.日本心理研修センターに電話した際に上長に代わってもらい詳細を聞く

事務方の人は基準?法律?わからないことので窓口門前払いが多いかもしれません。(推測です)

2.練達の交渉代理人に依頼

このあたりは実は内容証明(インターネット上でできます)で本人、法人が質問してもいいです。

自分でするよりも行政書士や弁護士に依頼してもいいのですが、数十万円のお金が飛ぶかもしれません。

有償代理人として交渉を依頼することができる代理人は弁護士だけです。

日本心理研修センターはわかっていて、僕も聞いていますが、週一回のボランティア心理相談でもなくて、それって仕事についての雑談じゃない?

という人も公認心理師になっているのを聞いたのであちゃーと思いました。

これらの情報は日本心理研修センターでも把握しているでしょう。

私設心理相談所で相当な識見を有し、クライエントさんたちのためにひごろから尽力されている先生方に対し、資格認定当局はぜひなんらかの措置をして欲しいと考えています。

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◯ 第2回公認心理師試験受験対策

1.はじめに

8月4日まで時間があるようでごく短期間しかありません。

それではどうしたらいいのか?

勉強方法は?

参考書は?

予備校は?

試験勉強のやり方はどうしたらいいか?

実はブログに読者の方からメッセージをいただきました。

そこで返信をした内容をアレンジして書いてみます。

みなさんに方法を伝えるのはその読者の方が必死になって助力を求めて来たのにおかしい、という見方もあるかもしれませんが、公認心理師試験そのものの意味合いを考えてみましょう。

公認心理師試験は落とすための試験ではありません。

大学入試のように定員が決まっている、倍率がある競争試験ではないのです。

誰かが点数が良ければ誰かの合格ラインのハードルを上げるということはありません。


ですから誰に対して情報提供をしたとしても、不公平というものはないと思います。

認知行動療法オンリーで他心理療法を排斥する姿勢と臨床心理士への敵視、僕はどうしてもマイナス感情を抱いてしまう東京大学教授丹野氏ですが、彼の言うことはある意味正確です。

大学院教育できちんとしたカリキュラムを受けさせないと公認心理師合格率は下がってしまうから、シラバス、教育課程をきちんと組んで学ばせるべきだと考えています。

丹野氏は試験委員ではありませんが、かなり試験全体の計画に近い立場にある人です。

歯にきぬ着せない人ですが本音で喋るので言うことはかなり信憑性は高いと思うます。

丹野氏の、カリキュラムをきちんと学習した受験生を合格させる、という意気込みは本当と考えることができます。

60パーセントの正答率があれば合格をさせる資格試験です。

したがって、正しい勉強法で得点率を上げれば必ず合格します。

心理専修者でなくとも過去問及び北海道追試をやってみてそれぞれ100点前後取れればこれから底上げできます。だから十分合格可能性はあると考えます。

2.勉強法

⑴ 過去問を解くこと

必修分野はブループリントに書いてあるとおり決まっています。

したがって過去問と同じ問題が出ることもあり得ます。

出題の仕方は多少違っても全く同一知識を問う問題が出る可能性が高いです。


なので過去問は全問正解できるまで繰り返してやり込むべきです。

そのプロセスで学習した知識も覚えておきましょう。

⑵ インターネット上の情報

ブループリントで明らかに除かれた用語以外は、日本心理学会で定めた必修シラバスが参考になります。

たくさんの用語が出ていますがわからないところは調べておきましょう。

わからない用語、わかっていても調べておく方が良さげなブループリントに掲載されている用語は厚生労働省、文部科学省、裁判所、法務省のホームページで検索しておきましょう。

和光大学青年心理学研究室高坂先生が公認心理師試験関連の厚生労働省やサイコロジカルファーストエイドなどのurlが掲載されているブログ記事

「【11/18追加】公認心理師試験向けガイドライン・手引き等リンク集」

はぜひ読んでおいてください。

セミナーの案内もありますので、高坂先生のブログを読んでおく価値は充分にあります。

「公認心理師ブログ」

「よろず覚え帖」

も参考になります。

受験後に知ったのですが、無料で情報交換できる「公認心理師100人力」サイトは多くの情報が集まっています。

⑶ 参考書

実は僕が使用した参考書は

「公認心理師試験 『これ1冊で!最後の肢別ドリル』」

辰已法律研究所&京都コムニタス

と現任者講習会テキスト

DSM-5ポケット版

臨床家のためのDSM-5虎の巻
日本評論社 1728円

のみでした。

あとはブループリントの用語を覚えるために調べに調べてノート3センチ分ぐらいを書いたのですが、非常に無謀な勉強法だったと思います。

「公認心理師試験 『これ1冊で!最後の肢別ドリル』」
辰已法律研究所 2484円


は非常に優れた書籍です。

司法試験予備校だけあってさまざまな視点から公認心理師関係者各法を解説しています。

これをきちんとやるだけで公認心理師法は全問正解できます。

公認心理師法、公認心理師法施行規則は美味しい科目です。

法律は一度覚えてしまえば忘れることはありません。

ほか、合格者のみなさんがおすすめしていた書籍を以下に書きます。

公認心理師エッセンシャルズ
有斐閣 1728円

公認心理師必携テキスト
学研プラス
(中古のみ?)

心理学検定公式問題集
実務教育出版
2160円

精神保健福祉士及び社会福祉士過去問3年間ぐらいをブックオフで100円で買う。

⑷ 自分の得意分野は落とさないこと

公認心理師受験資格がある方は公認心理師施行規則第5条に規定されている26の施設のうちどこかに勤務しているはずです。

ということは得意分野があるはずです。

医学、教育、司法、福祉など熟達した領域があればその知識は総ざらえしておきましょう。

⑸ 予備校

正直言ってこれは僕にはわかりません。

京都コムニタスは参考書が良かったので良さそうだとか、高坂先生は去年もかなり力を入れていたので高坂先生のセミナーが良さそうだという印象を受けます。

老舗の臨床心理士受験予備校でいいところはあるでしょう。

また、模擬試験でかなり近い問題が出たということなので、模試を受ける価値もあると思います。

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◯ 公認心理師資格取扱説明書

1.心理職のみなさまの忌憚ない意見

⑴ 苦労して取ったけど役に立たない。

え、と思うのですがすでにそういう話を聞いています。

職場によっては「あ、国家資格取ったの?臨床心理士と何か違うの?」と上司や非心理職の同僚に言われて答えに窮する方もいたと思います。

心理職一人職場だと心理の資格のことは誰も興味を持っていません。

だから何?

という扱いです。

⑵ 名刺にでも書いてみる?

心理職は元々大学教員やEAP(従業員支援プログラムサービス企業)の営業兼カウンセラー、プレゼンターでもなければ名刺は作りませんが、名刺に

公認心理師
臨床心理士
産業カウンセラー
医学博士
精神保健福祉士
社会福祉士

と併記してあったとします。
名刺の裏側にスラッシュ付きで
公認心理師/臨床心理士/・・・と併記して名刺の裏側いっぱいに肩書きを入れることも可能です。

さまざまなところで心理職を掛け持ちして役職があり、職能団体に入っていれば日本◯◯協会会員、自治体から委嘱された青少年健全育成委員の肩書き、果ては所属学会の名前などを書けばもう名刺の裏側は小さな文字で読めないほどになります。

学会で独自に出している資格もあります。

そんな中に公認心理師の文字が埋もれていたとしましょう。

さて、こういった名刺をもらった人はその人を信頼できるでしょうか?

スラッシュキャリアと呼ぶらしいですが、僕なら胡散臭さ満載だという印象を持ってしまいます。

クライエントさんに名刺を渡す人もいるようです。

名前を覚えてもらうという意味ではいいかもしられませんが、スラッシュキャリア名刺にドン引きするクライエントさんは多いでしょう。

たとえ顧客に営業をかけるとしてもスラッシュキャリアの中に公認心理師を埋もれさせたらもったいないです。

自営カウンセラーは名前を覚えてもらう必要があるので意味があるかもしれませんが、事務所やカウンセラーの方針で変わって来るでしょう。

勤務カウンセラーがスラッシュキャリア併記をする必要はないなあと思います。

⑵ とりあえずみんな取るから取った。それからのことははわからない。

これはあれですね、「みんなが行くから高校に進学する」
と同じノリですね。

青春なので盗んだバイクで走り出してしまいたくなるような刹那的意見ですが多数意見でもあります。

2.公的機関からの資格取扱説明

公認心理師と臨床心理士のやる仕事は変わりません。

一番親元の厚労省公認心理師制度推進室がそう言うのですから間違いないでしょう。

素敵な赤紫色の資格認定証を保管しておいて飾って眺めて何万〜何十万円かかった資格と思っていてもただそれだけです。

日本心理研修センター、日本公認心理師協会も特に臨床心理士と公認心理師の相違について明確な説明はなされていないままです。

3.倫理

職務範囲も倫理義務、基準も曖昧です。

もしこれが「全力で公認心理師のみなさんの倫理的課題についてアドバイスします。全責任は取ります。

だったら相当印象は変わるでしょう。

さて、日本公認心理師協会も公認心理師の会も絶対にそんなことは言わないと思いますが「お前のことは俺が最後まで面倒見るぜ」と言われたら僕もクラっときてしまいます。

日本公認心理師協会倫理委員委員長の先生は大変立派な方で人格者の方です。

残念ながら問い合わせをしても返信がないので、申し訳ありませんが日本公認心理師協会全体としては真面目に会員の相談に乗ってくれるわけではなさそうです。

メール無視、連絡先としての電話番号なしです。

したがって公認心理師資格ホルダーのみなさんは法律と倫理を自己解釈しながら仕事をしなければなりません。

⑴ 主治の医師の指示

なぜ僕がこれほど公認心理師の倫理にこだわるかというと、まずは「主治の医師の指示」のガイドラインが
曖昧だからです。

そこが臨床心理士との一番の相違です。

教育現場にいてチーム学校の一員のスクールカウンセラー、校長の指示で「学校の教育体制をあげ、教育委員会の協力を得て全力で取り組む」と言い切ってそこに主治の医師に報告するするのはその後からにしましょうと決定が出たら当該スクールカウンセラーはどうしたらいいでしょう。

校長の意向を無視して勝手に主治の医師に連絡し、主治の医師と学校の方針が真逆(よくあることです。)、結果、主治の医師の指示も守れない、そして学校を激怒させたらスクールカウンセラーの来年度の雇用はありません。

随所で出てくるだろうこういった公認心理師の活動と主治の医師との方針の齟齬、特に病院と別機関で働いている場合はどうすればいいの?

となるわけです。

さて、

公認心理師法第 42 条第2項に係る主治の医師の指示に関する運用基準について

では

4.主治の医師からの指示への対応に関する事項

(5) 要支援者が主治の医師の関与を望まない場合 要支援者が主治の医師の関与を望まない場合、公認心理は、要支援者の心情に配慮しつつ、主治の医師からの指示の必要性等について丁寧に説明を行うものとする。


とあり、これは心理職みなさんが同様に思うことでしょうけれども

公認心理師「お薬全然飲みたくないから飲んでないってことはお医者さんにかかっている中で、かなみちゃんにの健康を守るためには大事なことなの。主治医の先生に連絡させてもらっていいかしら?あの先生優しいからかなみちゃんの治療について真剣に考えてくれると思うの」

かなみちゃん「ヤダ、あのヤブハゲのヒゲジジイにチクったら死ぬ。今日死ぬ。おうち帰ったら死ぬ。言いつけなかったら死なない」と言われたら、「どうすりゃいいの?」と思うでしょう。

こういう主治医の医師との齟齬は各領域でたくさん出てくるでしょう。

その度に公認心理師は資格剥奪になるのでしょうか。

⑵ 多重関係

公認心理師が自分が兼務している医療機関にクライエントさんをリファー(紹介)するのは多重関係に当たります。

リファーはいくつかの機関を提示してクライエントさんに選んでもらうのが原則ですが、たとえば子どもを児童精神科医に紹介する際に公認心理師の勤務先がその病院、しかも地元で一番評判がいいところだったら?

公認心理師は自分が勤務している病院の良さを説明できますが、リファーの原則には反しています。

僻地勤務、公認心理師が勤務している医療機関がただ一つだけの精神科だったらどうすればいいのでしょうか。

クライエントさんは自分で自己決定ができない人も多いです。

いくつか医療機関候補を提示しても「決められないから困ります。先生決めてください。だって何がなんだかわかりません」ということもありがちな話です。

学校教員も公認心理師を多く取っています。

看護師も作業療法士もほか福祉職の人たちも公認心理師を取得しています。

それらの教育、医療、福祉専門職務と公認心理師心理職としての理念が相反した時には?

4.まとめ

さて、保険点数になるよとか、ストレスチェックの権限があるよ、採用に有利になることもあるよということ以外、考えてみればみるほどこの公認心理師資格の活用法はダイレクトには不明朗なままです。

せっかく初の心理職国家資格なのですから、この資格はなんなのかの定義付けをきちんとしておかなければならないのにと思います。

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