ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

このブログ運営者は産業と医療の中間領域のようなところでカウンセリングを行っている、世界の謎を解き明かす心理職です。

これまで司法、教育、福祉分野での心理職経験もあります。

このブログのテーマは僕が専門としている心理学に加え、スタートしたばかりの公認心理師制度の検証、カウンセリング全般についてです。毎日更新を目指しています。誰も読まなくても書きます。もし評判が悪ければ反省してやはり毎日書きます。コメントは他者の誹謗中傷でなければ掲載します。僕へのクレームは大歓迎。掲示板がわりに使っていただいて構いません。

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公認心理師等オンラインワークショップ親子サポート部門@ココロラボ

先日紹介させていただきましたRina博士こと広島弁うるわしい光戸利奈(博士・心理学)さん司会、高木誠美さん(臨床心理士・公認心理師・総合病院を経て現在クリニック勤務)講師でココロラボ親子サポート部門でオンライン講演会が行われることになりました。


なぜ僕がここに紹介しているのかというと、僕は「なんとなく高木さんの人柄と情熱に引きずりこまれて」ずっぷしと事前の企画段階から関係しているからです。

今回は高木さん、光戸さんの主導で行われることになりました。メンバーには精神保健福祉士の方もいます。「中学受験を控えた親子」が対象ですが、来春と限らず、小2だろうが小1の子どもを持つ方、教育関係者、子どものいない方、心理学に興味を持つ方どんな方、つまりどんな方でもウェルカムです。

高木さんがなぜこの企画をやってみようと思ったかというと、ご自身の体験から無理な中学受験で心折れてしまった。そういう子どもを助けたい。親御さんにも子どものこころ、傷つきそうなこころを守って欲しいと思っているからです。そのためのこころの科学を心理学の専門家として広く世に知って欲しいと思っています。

Rina博士が快くココロラボ のシステムを提供してくださって企画が実現可能になりました。

日程は12/27㈰12時半〜13時半、オンラインZoomで行われます。
中学受験を成功させる「パワーメンタル」を高めよう!ワークショップの申し込みフォーム

年の瀬に1年を振り返り、来年にむけてタフなこころ、このチラシにあるとおり「パワーメンタル」を獲得できるよう、ぜひZoom講演会を利用されてはいかがでしょうか?

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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
おはようTwitter

自分の中にある答えの鍵は
自分以外の場所にあって

だから
きょうも
小さな一歩を ໒꒱⋆゚


公認心理師受験資格が与えられない「スキマ」世代


みなさん、公認心理師制度には「スキマ問題」があるのをご存知でしょうか?〜という理由で受験ができなかった心理職や院生卒業生が多く出ているのです。

サイトを見たところ

雑駁ですが

1.読み替え不可な単位があるために受験ができない。

2.現在臨床心理士として働いているが「1」の理由+現任者としての年数が足りない。

3.他学部卒+現在臨床心理士だが、そもそも他学部卒なので読み替え可能な単位がない

公認心理師受験資格を得られなかった方へのアンケート

に条件が載っています。(アンケートなので当てはまらない人は回答しないでくださいね。)

がスキマ世代のようです。
このスキマ世代について語るサイトが SUKIMA GENERATIONS です。

読んでみると資格を取れなかった、取りたくてもどうにもならなかった人たちが各々意見を書いています。

そこでこのサイトに対して質問を投げかけてみたところ、回答が返ってきました。

・サイト運営の趣旨

本団体の趣旨は公認心理師受験資格を得られず、臨床心理士シングルホルダーとして今後心理職を行っていく人たち(スキマ世代)のサポートとなります。

設立の経緯についてですが、当事者は各地に少数派として点在しており、本団体を結成するきっかけとなった当事者の声を聴くと、多くが実務経験5年未満、もしくは現役大学院生と業界内への発信力がない層でした。そのため、当事者が集う場を作ることが重要と考え、コミュニティ結成に至りました。また、オンラインコミュニティとして結成しSNS上で話題にすることで、スキマ世代という層があることが可視化され、業界内の問題として浮かび上がることも目的の一つでした。
現在、多くの方々のサポートもあり、スキマ世代の可視化は進んだかと思われます。  

・今後の活動の方針
・行政への働きかけの方略
(両方とも僕の質問)

今後の活動としては、可視化された次の段階として具体的なサポートをどうするか検討しているところです。今回の実態調査もまた、スキマ世代のニーズの調査も兼ねております。
また、当コミュニティだけでは限界がありますので、現在心理職支援ネットワークさん含め、様々な団体と協力体制を整えております。その中で心理業界内や行政へのロビー活動など様々な活動を順次進めておりますが、確定したことが言えるまでは詳細についてはお控えさせていただきます。

先述の通り、皆さまに問題意識を共有し語っていただくことで、当事者がサポートを得られる機会がより多くなっていくかと思われます。
今後とも当コミュニティの活動を見守っていただけると幸いです。

SUKIMA GENERATION運営


結語

このスキマ問題は公認心理師カリキュラム委員会がスキマ世代が出てくることを想定してなかったか、制度、システム上には考慮できなかった。スキマ世代の現役心理職、やる気のある若手の心理職の方々が公認心理師受験資格すら与えられないことに不条理な印象を感じてしまいます。以前からこのスキマ問題は指摘されていました。

僕の私論ですが、臨床心理系大学院を卒業、現役心理職として活動していた人にはなんとか公認心理師受験の道を拓いてもいいのでは?

と思います。僕もこの問題についてはあまり政治行政的なことは言えない(というか知らない)のですが、スキマジェネレーションの方々に受験資格が得られるよう、当局にはご配慮をお願いしたいと思う次第です。

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photo&lyric by なぎふぉと。 (@ NagiPhotoDays)
3歳の娘の「なんで?」や「どうして?」に対して「そういうものだから」という答え方は絶対にしないと決めているんですが、我が子が発する『問い』を聴く度に「”そういうものだから“を理由にせず自分はどれだけ日々過ごせているかなぁ」と自問自答してしまうパパなのでした。


○ 「認知症」公認心理師受験対策寄稿:フリー公認心理師Rina博士

以前からお願いしていたのですが、神経心理学専門の博士号取得者、公認心理師Rina博士から認知症に関する寄稿文をいただきました。

前記事:フリー公認心理師Rina博士

おそろしく専門知識に満ちていて僕なんぞよりすごい文を書いていて「これ一読でわかる認知症!公認心理師試験対策」と銘打ってもいいほどです。

(以下寄稿文)

4大認知症の行動特徴をおさえておけば試験も現場もおけまる!

アルツハイマー型認知症、脳血管型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症を4大認知症と呼びます。

臨床場面では、これらの認知症の違いを明らかにすることがとても大切!

「認知症」とわかればいいだけでなく、なぜ「タイプ」までわからなければいけないのか?

認知症のタイプによって、薬が異なる、周囲の対応が異なるからです。

薬剤過敏な認知症タイプの人に薬をたくさん出すのはNG。
興奮が強い人に、理屈を伝えるとますます興奮してしまいます。

認知症の症状が進みにくくあってほしい、症状が落ち着いてほしいと願うならば、必ず、4つの認知症の違いを理解しておきましょう。

神経心理学的検査や問診などで医師が診断するのですが、行動特徴がありますので、解説します。心理士(師)はこういった検査中や待合での様子からの観察力が大切ですよー(先輩ぶる)

さて、本題です。4大認知症とその行動特徴を一つずつみていきましょう!

◆アルツハイマー型認知症、アルツハイマー病(ADと略されることが多い)
全世界でもっとも多いとされている認知症です。症状としては、もの忘れ(エピソード記憶障害)がメインです。アルツハイマーの場合、脳の海馬という記憶を司る部分が萎縮していくためです。

症状としては、同じことを何度も言う(自分が言ったことは忘れていますから)、直前のことを忘れる(朝ご飯食べたかな?などです)、妄想の中では物盗られ妄想が多めです(私の財布がない!誰か取ったんだ!)

出来事自体を忘れてしまうのでこのような行動が出てしまうのは当然と言えば当然ですね。

さらに、自分に物忘れがあるという病識がない(本人にとって、出来事自体がなかったことになっているのでそれはそうでしょう)、多弁で取り繕う(なんだか不安という気持ちはあるため、検査中、答えが出ない場合は、「そんなこと言われなかったよー!」「しっかり聞いてなかったよ~、あはは~」など言われます)

◆レビー小体型認知症(DLB)
幻視が見えるタイプの認知症です。幻聴はほとんどないです(幻聴が聞こえる場合は統合失調症や妄想性障害の鑑別を)

あとは、レム睡眠障害といって、寝ているときに夢に身体が反応してしまい、大声を挙げたり、手足をバタバタさせるなどがみられます(一緒に寝ている家族に問診時に聞くといいですよ)

小刻み歩行など、ちょこちょこ歩くパーキンソン症状様の歩き方や車いすの場合は左右のどちらかに身体が異様に傾いていたりします。

昨日は元気だったけど今日は元気ない、朝は寝てばかりだったけど昼からシャキっとしてるなど、日によって覚醒にムラがあるのも特徴です。

市販の風邪薬ですごく寝てしまうなど、薬剤過敏性であるのもレビーの特徴です。

検査中では、アルツハイマーのような取り繕いやおしゃべりは少ない印象です。
図形の模写ができないのも特徴です(アルツハイマーも構成能力は低下するのですが、レビーもなかなか!輪郭が取れないことが多いような印象です)

◆脳血管性認知症、脳血管型認知症(血管性認知症、血管型認知症といって脳を取っていうこともある、VaDと略されます)

脳梗塞や脳出血など脳血管性障害あっての認知症なので人によれば、運動機能障害が出ている人もいます(必ず問診で脳梗塞や脳出血などの既往を聴きましょう)

自分のできないことを理解していることが多いため病識があります。

そのためうつ状態の方が多いです。泣き出したり、「死にたい・・・」といわれるなど、感情失禁もよくあります。

検査中は、真剣に考えて熟考される方が多いです。あとは処理スピード(質問を聞いて答えるまでに時間がかかる)が遅い印象です。

最後に

◆前頭側頭型認知症(FTD)

怒りっぽさ、万引きなど行動障害が目立ちます。しかも60代で発症する人が多いです。記憶力は低下しにくいため、家族や周囲は認知症と気づきにくいです。

検査では日付や場所の理解はよく、記憶も良好です。
動物の名前をたくさん言ってもらうなど、前頭葉を使う課題は苦手で、1個か2個言うと「もうないわ」とやめる方が多いです。(熟考はされません。諦めがよいというか)

もちろん、このような特徴的な行動や反応がわかりやすくすべての方に現れるわけではありません。また、認知症が進行して重度であると鑑別は難しくなります。

しかし、このような特徴を知っておき、問診や検査時に観察し、医師に情報を提供することで、医師の仕事(診断を考える)をサポートすることができ、適切な治療方針を伝えることができれば、結果患者様やご家族が少しでも救われるのではないかと思います。

公認心理師試験がんばれー!
合格して、現場に出た後の活用できることを願って☆


いや、こんなに詳細でしかも実用的、しかも受験生に対するエールまで。僕のブログはいつもノーギャラですが、ブログを始めたことでいらんな方々とのつながりができて、感謝あめあられです。Rina博士と同じ気持ちです。

全ての受験生頑張れ!

※ アナウンス

従来の「公認心理師試験」カテゴリを
公認心理師試験対策

公認心理師試験制度 に分割しました。




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