ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

このブログ運営者は産業と医療の中間領域のようなところでカウンセリングを行っている、世界の謎を解き明かす心理職です。

これまで司法、教育、福祉分野での心理職経験もあります。

このブログのテーマは僕が専門としている心理学に加え、スタートしたばかりの公認心理師制度の検証、カウンセリング全般についてです。毎日更新を目指しています。誰も読まなくても書きます。もし評判が悪ければ反省してやはり毎日書きます。コメントは他者の誹謗中傷でなければ掲載します。僕へのクレームは大歓迎。掲示板がわりに使っていただいて構いません。

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◯ メンタルダウンした彼女と徹底的に付き合うための4つの鉄則

もし精神的に病んでしまった、あるいは元々病気がある彼女と交際したらまずは彼女の話をじっくりと聞きましょう。

主訴といって、彼女が感じている症状の特有の辛さやそれによって阻害されているさまざまな活動があるはずです。

あなたは精神科医でもカウンセラーでもありません。

まずは彼女の話を聞くことに徹して、アドバイスはしないでおきましょう。

それから彼女が抱えている辛さについて受容、共感、同調をします。

これは心理学の基本ですが素人にもできる安全なかかわりです。

その日の気分、体調次第で全く身動きができない事が多いですが、デートの約束を破ったと責めてはいけません。

彼女もあなたに対して負い目、引け目を感じているのです。

調子が悪くて寝込んでいる、そんな時は何か彼女の代わりにしてあげられることはないか、買い物でも家事でも彼女が望む事を聞いてみます。

ここで押し付けは禁物なので、一人でそっとしておいて欲しい時にはそうします。

1.あなたも彼女の事を理解する事が必要

彼女が抱えている辛さ、病気は何なのか、彼女が断片的に語る訴えから推測します。

病名がわかればそれについてネットで調べたり本を買って徹底的に調べます。

服用している薬が何なのか、どういう作用があって副作用は何なのかも知っておくといいでしょう。

どんな治療を受けていて、病院、医師、治療方針についてどんな事を感じているかも聞きます。

不満を持っている事も多いのでそれを受け止めて聞きます。

逆に男性医師やカウンセラーへの尊敬を語ることもありますがそこで嫉妬は禁物です。

彼女は専門家を頼りにしているのですが、愛情はあなただけのものなので、専門家への信頼関係を持てていることを一緒になって喜ぶべきです。

これは彼女を理解するためのあなたにとって必要な基礎知識です。

繰り返しますがあなたは精神病の専門家ではありません。

調べた知識を生半可にひけらかすのではなく、得た知識からより彼女の苦しさを理解するために行う事なのです。

2.彼女が許してくれるなら彼女と一緒に病院へ

彼女がもし入院してしまった時、面会できるのならば病状を考慮しながらなるべく毎日面会に訪れましょう。

肉親も来ないかも知れない病棟で寂しい思いをしている彼女に対し、支えになる事は彼女には心強いものです。

また、通院先の病院に時間を作って一緒に同行することも彼女との信頼関係を作るのに役立ちます。

何度通っていても精神科は緊張する場所です。

あなたが付き添って待合室でじっと待っているだけでも彼女はホッとします。

診察前の不安な気持ち、診察後の心情の変化をあなたが細やかに支えてあげましょう。

緊張した気持ちを開放してあげるために病院の帰り道にお茶でも飲みながら彼女の話をきちんと聞いておく事も役立ちます。

彼女の治療がどんな風に進んでいて、彼女がそれをどうとらえているかは病気と彼女を知る上で大切な情報です。

3.不安な彼女を支えていく事が大切

彼女とうまく付き合っていくためにはあなたが徹底して聞き上手になるということが大切です。

彼女は病気のこれからの行く先、社会適応、自分の不安定な心情などたくさんの不安を抱えています。

そして自分の気持ちを支えてくれる人を痛切に求めているのです。

ただし、それはあなたを崇めて尊敬してくれる、一心に感謝してくれるという意味ではありません。

そういった場合があるかもしれません。

しかし、彼女が症状に振り回され、感情のコントロールができなくなりあなたに怒りを爆発させる事もあるかもしれません。

ジェットコースターに乗り続けている毎日を過ごす覚悟が必要です。

そのためにはあなたのメンタルが強くないといけません。

メンタルが弱い人を支えられるのはメンタルの強い人です。

4.彼女が辛い時こそ支える事が必要

彼女と過ごすのは苦労だけをする悪い事ではありません。

彼女は純粋で傷つきやすい心を持っていますが、好きな人には一途になります。

真っ直ぐで正直だからこそ傷つきやすいのですが、あなたの事だけを見てくれるその目は他の誰もが持っていないぐらい真剣そのものです。

あなたが彼女と接する際に、もし彼女が怒り出しても怒り返してはいけません。

彼女はあなたに対して怒っているのではなく、過去の恐怖に怯えてフラッシュバックを起こしているだけなのです。

そんな時は彼女をぎゅっと抱きしめてもう安心だから大丈夫なんだよと伝えてあげましょう。

深い信頼関係は強い愛情の絆を作り上げます。

彼女にはたくさんのいいところがあります。

あなたは素直にそれを認め、惜しみなくあふれるような賞賛を彼女に与えましょう。

これからの明るい未来を考えていく事

彼女と付き合っていくからといって2人の関係を暗く考える必要は全くありません。

彼女の病気は一進一退ですが、愛情を与えられると若い芽が水を吸い込むよえにどんどん成長し、健康的な部分が伸びていきます。

病気ということを除いて、彼女は可愛くて、おしゃれにもしたいしデートも楽しみたいごく普通の女の子です。

これからどうやって2人で付き合っていこうかという事を考える際、明るい前向きな未来を考えていきましょう。

最初はそれを信じられない彼女でもあなたが熱意を持って伝え続けるとその未来は現実に達成可能なものになります。

トンネルは必ず抜けられます。

暗いトンネルでも光を照らして出て行くとそこには青空がきっと見えます。

書いた人 ひなたあきら from tiaju

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厚生労働省公認心理師制度推進室御中

昨日電話でお伝えしたとおり、主治の医師の指示を得ようと公認心理師が勤務先機関とは異なる医療機関に主治の医師の指示依頼文書を患者様に持たせたところ、患者様が自費で5千円支払い、それを心理師が自腹で払わなければならない事態になりました。

こういった事態は想定の範囲内外いずれにせよ由々しきことと考えます。

今後の対応のガイドラインや施策につき公認心理師制度推進室の公式見解を伺わせていただきたいと存じます。

当該記事url

http://hinata.website/archives/23482275.html

by公認心理師bloggerひなたあきら

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◯ 速報・患者さん5千円主治医指示依頼書に支払い。公認心理師が自腹穴埋め

速報です。いわば。僕は怒り心頭です。

とある医療機関外勤務公認心理師が、文書で公認心理師への指示依頼書を患者さんに持たせ、患者さんが病院に提出したところ、診断書に準ずる文書ということで数千円取られたとのことです。

確かに厚生局はこの文書は保険点数外と述べています。

患者さんは呆然として病院にも公認心理師にも不信感を抱き、怒っている。

「どうしてくれるんですか?もうこんなことイヤですよ。」と患者さんが泣きながら大層ご立腹だったとのこと。

病院への不信感、そして七面倒な事態に巻き込んだ公認心理師にも激怒していて通院もカウンセリングも中断したいと言っていたということでした。

そりゃそうでしょう。

治療契約上の信頼関係は患者さんからすれば金銭的関係も含んでいます。信頼関係には公認心理師がクライエントさんに余分な金銭を不意打ちで取らないという当たり前のルールを常に伴っていることは当然です。

公認心理師が主治の指示依頼を行った。それは公認心理師の義務です。

その文書を患者さんが持っていき、医師が診断書と同じ感覚で書いて「はい5千円」というのは公認心理師法上、いかがなものか?

公認心理師は法律の要請に従って指示を受けようとしていることについて患者さんがその金員を支払うことはおかしいのではないでしょうか?

主治の医師の指示についてのこの取り決めは関係省庁と、医師団体全体で考える必要性があると思います。

仮に「本文書記載に金銭的負担が発生するようならば事前に患者様の御意向を確認してください。」

と書いたら患者さんは公認心理師から渡されたわけのわからない余計な文書を書かなくて済む。

多忙な医師も手間が省ける。

しかし公認心理師はその責務を果たしていない。

「お金さえ払えば指示したかったのにお金出さずに指示受けないで勝手な事した心理師ってどうなの?」

と医師が言えばひょっとしたら当の公認心理師のクビが飛ぶかもしれません。

「公認心理師法に基づいたものなのでご協力をお願いしますよ」とムリに無料にしてくれることをお願いしたらその医療機関と患者さんとの関係が悪化してしまうでしょう。

で、結局どうしたかというと、その公認心理師所属機関(心理師1人職場)は弱小公的機関だったのでこの年度末に不明朗予算は最初からあるわけでもないです。

心理師は他の心理師とあちこち相談して電話したあげく、公認心理師が自己負担、患者さんに領収書、依頼文書と引き換えに自腹でにっこり笑いながら
支払ったということです。

「こちらの機関の都合で作成していただいたものなので◯◯さんにご迷惑はかけられないので。ありがとうございます。お怒りもごもっとも。不安な思いをさせて大変申し訳ありませんでした。」

と受領証(様式随意で当該心理師がもっともらしく、公印なしに発行機関名なしにして作成したもの)を患者さんに渡すのと引き換えに印をもらって封書に入れたお金を払ったとのことです。

さて、制度は今手探りで全力疾走して走り出しています。

知名度は高まるばかり。と言いたいところですが精神科医師でも知らない人たくさんいるじゃん?

という状態。(特に若手)過日書いたように良心的な重鎮精神科医師もいて、きっとこういった事態には心を痛めると思います。(精神療法に造詣が深い大変立派な先生です)。

その先生はこの指示条項について精神科医師の義務といった点から、そして公認心理師制度も理解して発展して欲しいという立場からも大変苦慮して考えていました。

指示書は保険適用外なので指示ひとつにつき5千円取っていたらさて、公認心理師は医師に私費でおいくら何十万円1カ月で払わなければならないのでしょうか?

さて、ここで電凸ブロガーの僕は早速厚生労働省公認心理師制度推進室に電話してみま した。

安易に電話した、というわけではなく「これはさすがにまずいだろう」と思ったからです。

僕「かくかくしかじかで大変な事が起きていてこれからも公認心理師がこういうことになるのではないかと心配で」

担当者「それはとても大変だったし、お困りだったのでしょうねえ」(ひょっとしてこの人心理職?と思えるような受容・共感的な態度)この情報は推進室内で共有して検討します。」

とのことで、きちんと伝達はできました。

風間公認心理師室長(もちろん面識はないのですが)はこの公認心理師制度をかなり前向きにとらえている、温和な印象ですが情熱を感じさせる人です。

(と、心理臨床学会での発言とこころJOBのインタビューを見て思いました。)

この辺りの問題がクリアにならないとやがて制度が行き詰まるという危機感を抱いています。

(おまけ・職場の男性看護師Hさん)

Hさん:この前診察に来た患者さんなんやけどな
(Hさんは関西圏出身・僕は関西弁わからないので誤訳あり。)
僕:うん
Hさん:咳が止まらん止まらん苦しいいうて来る患者さんおるやろ。
僕:いますねえ。
Hさん:診察室に入ってきて咳が止まらんっていう患者さんずっと長く喋っているけどその間咳してる患者さんおらへんねん。
僕:へえ
Hさん:よう来る顔見知りの患者さんやとうちと話し込んだり冗談言うたりしてるけどその間1回も咳してたの見たことあらへんねん。
僕:ほう
Hさん:待合室でも咳1回もしとらんのや、そんな患者さんばっかやで。ひなたさん何でやと思う?あるあるやで。
僕:先生(医師)が変わってもそうなの?
Hさん:せやな
僕:わかった。患者さんHさんのファンだからいつも来るんですよ。
Hさん:さよか。ならええわ。

※ 誰からも慕われてそれを奢らないで受け止められる医療スタッフでいたいものですね。

ちなみに激怒のあまりこの記事はこのあと厚生労働省にメールで送信しておきます。

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