ひなたあきらの公認心理師でポン!

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

公認心理師合格で年収アップにつながる?不合格で給料は減る?

某大学院(カリキュラム整備済み)では「公認心理師は国家資格でステータスup!」みたいな書き方をしていたのですが「それはないな」と思いました。

どこの学校でも少子化で必死です。

大事な認識は 「公認心理師制度が施行されて国家予算全体は(多分)アップしない」
ということです。

つまりパイの分け合い(食い合い)なので予算を精神保健福祉士や社会福祉士から公認心理師が奪うことはあり得る。

ただ、当該精神保健福祉士や社会福祉士も公認心理師を取得する人は多いので、複数資格ホルダーが多くなるだろうなと思います。

病院で公認心理師が施行しないと保険点数が取れない心理療法や心理検査は今後どんどん増えていくだろうと思いますが、受験勉強だけで学んだ新公認心理師が実施は不可能でしょう。

ストレスチェックテスト、福祉加算など多くの領域で公認心理師資格が必要になると、本当に厳しい話ですが即座に取っておかないと支障が出る、というのが事実です。

アメリカのサイコロジストは医師に次ぐステータスがあり、年収もかなり高いのですが、日本で公認心理師に一気に給料を上げることができる財源はどこにもありません。

さて、ここでもっと厳しい話になりますが、従前から検討されていた公認心理師の二階建て資格化の可能性もあります。

公認心理師活動領域の医療、教育、福祉、産業、司法の中で特に医療や教育では「医療公認心理師」や「教育公認心理師」として、試験を通る、研修に参加する、ケースレポートを提出するなど5年ごとなどの更新を要するもう一つの資格を取得する必要性も出てくる可能性が高いということです。

公認心理師はあくまでも入り口の資格として扱われる可能性があるということです。

保険点数適用になる、必要になるという意味では公認心理師資格は必須のものとなっていくでしょう。

しかもその上で別建ての資格取得、維持に時間、お金、労力が必要になるとうーんと思います。

元々心理職は年収が低く300万円、400万円とも言われています。

もちろん勤めている機関によって違いますし、一千万以上もらっている大学教員やⅠ種心理職もいます。

非常勤掛け持ちをして大変な思いをしている人も多いでしょう。

国家資格で必要とされるので公認心理師が常勤化される、給与の上昇はないとは言えません。

ただ、きちんと勤めている心理職が資格がないからと切られたり減給されたりということはすぐにはないでしょう。

雇用契約上もそれは問題だと思うのです。

政策的に今後ある程度の混乱は避けられないと思いますが、せっかくですから心理職がさまざまな領域で地歩を固めていって欲しいものです。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセラーへ
にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心理学へ
にほんブログ村

0620DCB0-B0F1-4ABC-A702-3DF019436035


















公認心理師Gルート受験者は差別されるか

Gルートは本年度から限定5年間、心理職をやっていたという明確な証明があれば受験資格が与えられるというものです。(院卒者でも科目読み替え不可でこのルート受験者が多かったですね)。

民間カウンセリング事務所だと登記簿等の書類の審査で受験資格すら与えてもらえなかったと聞きます。

経験年数だけで受験資格を与えられるGルートは大卒者だけでなく、専門卒、高卒でもいいわけです。

それではこの5年間、2018年から2022年までに資格を取得したGルートホルダーは「ああ、あの時期に取った人ね」と差別されてしまうのでしょうか。

実際のところ、臨床心理を教えているかなりの大御所の先生だと科目整備がされていない昔なのでもうGルートしかなかった先生方も多いでしょう。

公認心理師の受験の手引きを見て「あれ?」と気づいて始めて疑問を持った人もいるでしょう。

その疑問とは、Gルートには出身大学、大学院の取得単位証明書、卒業証明書が不要ということです。

公認心理師資格は福祉資格と比較的近縁科目があるので、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の人たちが公認心理師資格を取ることは多いでしょう。

ケアマネ、看護師、学校教員、養護学校教諭、福祉施設指導員、相談員とちょっと考えてみるだけでかなり多くの人たちが公認心理師受験をしたのだろうなあと思います。

心理職資格の高い専門職化を求めていた団体と医師団体の温度差が激しかったので現認者ルートができたのかなと邪推もします。

本当かな?と思ったのですが某地域で開催された現認者講習にはヒーラーが来ていたとかいう噂。

ヒーラーでも占い師でも人助けには違いないですし、心理学を知らずして合格は不可能なので一生懸命勉強したならそういう人たちでもいいか?

いや、そもそもカウンセリングと目的が違うし、証明書類も出せなかっただろうと思うわけです。

「今から現認者になって2022年に一発合格を目指そう!」としても年数が足りません。

上記のようにいろんな資格持ちのコレクターも今回いるだろう反面で、本旨は本当に現場で働いている人たちが現認者で、あくまでも現認者の人のための救済措置なわけです。

資格の話と学歴の話をごっちゃにすると本筋から外れそうですが、アメリカのサイコロジストは難関試験を突破した博士号取得者、州によってはサイコロジストが投薬もできます。

かたや学歴不問?その後も大卒者OKの資格ということで、指定単位読み替え可能だった新しい院卒の人たちよりもGルート取得者は軽めに見られがちという心配はあるかもしれません。

資格新設の移行期にはよくあることで、心理福祉に限らず、行政書士も宅建も一気に難関資格になりましたし、保育士は今や合格率20パーセントの難関資格です。

どんなプロセスで資格を取ったかではなく、その人の技量がものを言うのではないかと思うのです。

有名な話ですが、神戸大学の臨床検査技師、細胞学の権威鴨志田教授は短大卒、放送大学卒後に博士号を取得しています。

どこまで頑張ってキャリアを築いていくかは本人の努力と意志だとおもうのです。

初の国家試験でどのルートで受験したから合格率を低めにするということはあってはならないですし、上記の事情から、僕は「初年度公認心理師必要説」のようなものを信じています。

新設の資格はとかく運用面で力を入れてライセンスの位置付けをしっかりとさせていかないといけないでしょう。

そしてその重大な役割と責任は行政にあると思うのです。

ちなみに公認心理師はlicensed- psycologistと英訳されるそうですが、これも暫定的なものだそうです。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセラーへ
にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心理学へ
にほんブログ村

9FD9C6BD-B97E-4B19-BC0E-3AA1422092A7

公認心理師受験者の心理職たちと話してみた・・・みんなボロボロだったらしい

過日、心理職のみなさん10数人で集まる研修会に行って来ました。
(個人情報保護のため会話内容、個人の性格特性など大幅に改変しております。)

なんとも言えないどんよりとした疲れたような空気(と思ったのは筆者だけでしょうか)

研修内容はそれなりに進行したのですが、まず研修前お茶を飲みながら開始前。

以前書いた先輩Bさん
「ひなたさん、もう一回採点やり直したら61点、僕危ないよー」
僕「大丈夫だと思いますよー」
Bさん「6割程度以上って言われてるからね、『程度』と『以上』のどっちが先なのかでだいぶ変わるよね」
僕「・・・」

A君「今度の研究のね、論旨なんだけどさ、」
(僕:彼に話してはいけない)

Cさん「私7割だよー、辰已に入力したの」
僕「Cさんは若いから知識もあるからねー」

休憩時間

Dさん「ひなたさんのブログ読んでるよー。心理学検定とか基礎問題やるのにすごく役立ったー」
僕「主婦やりながら勉強は大変だったでしょ」
Dさん「6割行かなかったー、ははは」

E君「怖いから採点してないよ」

F君(超一流大学及び院卒)「考えたら負けだと思ってる」
(僕:自己採点以前の問題か・・・)

Gさん「ねえねえ、ひなたさんどうだったー」
僕「うーんまあなんとか」
Gさん「154問の6割って何点?」
僕(電卓アプリを使って)「92.4点?」
Gさん「私92点だったのー、ダメかなあ」
僕「(かくかくしかじか)大丈夫でしょ」

Hさん「採点してない。Bさんはどうだったって言ってた?」
僕「HさんはBさんと同じ職場じゃないの、隣にいるんだから聞いたらいいじゃない」
Hさん「だから聞きにくいんだってば。ひなたさんBさんと仲いいでしょ」
僕「秘密保持義務がありますので」

というわけでみなさんかなり優秀な大学院を卒業した人たちばかりだったのですが、難しかったようです。

辰已も入力してない人がこれはかなり多いなあと思った次第です。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセラーへ
にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心理学へ
にほんブログ村


4A9D861D-7716-41C1-B4A1-882261D8B7A4



↑このページのトップヘ